NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

440号【ドジョウ展見どころ2~4水系目のイシドジョウ】

2006-11-30 22:39:48 | Weblog
11月30日(水)
期末考査3日目。
合間に、12/3からの記念講演や講座の演題をA1サイズで印刷。

部員たちは相変わらずの「しおり作り」(だって、予定は5000枚!!)
を少しだけやって下校した模様。


■見どころ2~これは「脱帽モノ」です。



小さな36㎝水槽に、イシドジョウが2匹入ってる。
一見地味だとあなたは感じるかもしれない。

しかし。
これはスゴイのだ。

彼ら2匹は、それぞれ“ナナちゃん”“キュウちゃん”という(らしい)。

昨年、I氏によって福岡県4水系の生息河川が明らかになったが、
まさにその時の確認個体がこの2匹なのである。

出会うまでのI氏の凄まじい思いと行動は、『わたしたちの自然史』に
詳しいのだが、ただただ「参りました!」としか言えない。


今回の展示では、I氏の大変なご厚意によって展示することができた。

 
  お出での時は、うっかりお見逃し無く。
  これはもう、2度とは見られませんよ、マジで。


だから、僕らもしっかり拝見するつもり。
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439号【ドジョウ展の見どころ~その1「イシドジョウ稚魚」】

2006-11-29 22:09:39 | Weblog
前号で、12/3(日)の記念講演の案内をした。

展示の見所も、少しずつ紹介してみたい。


■06年度水槽内自然繁殖個体





今のところ15個体を確認し、全部成長中。
そのうち半分ほどを、展示水槽でお目にかけています。

27~33㎜ほどに成長した、小さくてもイシドジョウの姿を
したのが元気に泳ぎ回っています。

   
     かわいいんですよ。
     (何処かのお饅頭の宣伝フレーズみたい?)

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438号【今週末は水環境館に来ませんか?】

2006-11-28 21:38:23 | Weblog
いよいよ今週末から、毎週日曜日に記念講演とドジョウ講座が3週連続で続く。

まず、第1弾は「アユモドキ」。
岡山淡水魚研究会の青 雅一氏に岡山からお出でいただくのだ。

12月3日(日)
時間は、14:00~15:30くらい。

 
   是非!是非! 水環境館においでください。





画像がないと寂しいので、「三つ巴ドジョウ」でもいかがでしょうか。

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437号【06冬期調査3回目】

2006-11-27 22:37:47 | Weblog
11月25日(土)

11/3以来、約3週間ぶりの調査。
今年の調査の結果と様子は、開催中のドジョウ展で紹介中。



気温15℃、水温13.8℃




気温12℃、水温11℃
今年は目視確認中心で。

やればやるほど、あれこれ考えさせられて興味深い。
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436号【常設展示を手直し~福岡の水生昆虫パネル展示】

2006-11-27 22:24:17 | Weblog
11月26日(日)のこと。

魚部員たちが、しおり配りや展示の修正をする中、
顧問イノウエは3年U田君と一緒に常設展示の手直し。

いのちのたび博での今夏の昆虫展で、水環境館の水生昆虫コーナーを
移動したまま、コーナーが無くなっている。

とりあえず、パネルだけでも復活させようと。



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435号【この山道を行きし人あり、それは魚部員。】

2006-11-27 00:25:47 | Weblog

「路に積もる山紅葉 歓声上ぐるは、何者ぞ。
        この山道を行きし人あり、それは魚部員。」




 「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」

ふと、この有名な短歌を思い出しました。
初冬の山中で、水中に入るなどという格好をしてる人は、
この地域では魚部員だけではないでしょうか。

山紅葉、踏みしだかれた跡はなく。
魚部員たちの後で通った人は、まさか水に入る人たちが
踏みしだいていったのだとは思いますまい。

ちなみに気温12℃、水温11℃。
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434号【展示の修正・更新、第2回しおりプレゼント。】

2006-11-26 18:44:10 | Weblog
11月26日(日)午後
部員6名と顧問イノウエ、水環境館に行く。

しおり配りだけでなく、各自あれこれ自分の仕事もする。

・Y君、担当の「好きなドジョウ・ランキング」を更新中。


・Kさん、「駒形どぜうで、ドジョウ食体験」を修正中。


・Kさん、今度はおいかわ丸氏のクロアチア発表ポスターを
修正中。シマドジョウ・ケーキや学会の様子などを紹介するようだ。


・しおりプレゼントしながら、来館者と話す部員。
ドジョウの親しみやすさは、かなり。お話をする方が多い。


・イシドジョウの生活史のお話をしているらしい。

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433号【おいでませ、ドジョウ展へ(やっと紹介)。】

2006-11-25 23:36:59 | Weblog
それでは、いちおう完成した(まだ修正中)ドジョウ展を
ご紹介しましょう。

今回は、いつにも増して『ハンドメイド展示』です。
もう、何もかも手作りでやっております。

この予算でこれだけの展示を作るのは、半端な手間じゃできんです。
魚部員やおいかわ丸氏、水館スタッフの「情熱」以外の何物でもない。


・入り口(上流側)


この挨拶パネルだけ、外注です。(文言は勿論オリジナル)


・中に入ると


こんな感じに、3列に長机が並んでいます。
この長机は、魚部室で普段使ってるヤツなのです。


・すぐ目の前の机上に




ドジョウしおり、そしてオフィシャルパンフの紹介が。

しおり、28種のコンプリート状態です。
ですが、スーパーコンプリートは実は32種ほどになるそうです。
レアしおりが、密かに制作中とか。


・コーナー:日本のドジョウ全18種


この2列では、福岡県以外の日本産を紹介。
アユモドキの生体は展示は難しいため、「ラミネートアユモドキ」が3匹。
それと、スジシマ小型種淀川型は、この10年ほど記録がない
とのことで、今回は紹介も割愛しています。

そうそう、神代ドジョウも割愛しました。
3月頃、地元の方にあれこれ電話でお聞きしたものの、それ以降
うかがうことも、理解を深めることもできなかったので。


・コーナー:福岡産は水槽11本


おいかわ丸氏の研究成果、本邦初公開の中型種点列型&博多型、います。
必見です。

また、福岡県4水系目のイシドジョウや、九州産イシドジョウの06年水槽内
自然繁殖個体なども、興味深いところです。

ヤマトシマは、Y86、Y90、Y94に分けて展示。


・めくりましょう、ヤマトシマ倶楽部。


九州山口のヤマトシマを、めくりパネルでご紹介。


・九州産イシドジョウ調査&研究紹介


魚部員や魚部仲間の、調査や研究の状況を紹介してます。


・下流側から


こんな感じで、まず福岡産から見ることになります。


・通路側の展示は、


パネルや、クイズのコーナーになっています。



・アユモドキと岡山淡水魚研究会の紹介


先日のNHK『ダーウィンが来た』でも、この取り組みは
紹介されていましたね。

12/3に会長のあおさんが、記念講演にいらっしゃいます。


・こ、国際シマドジョウ学会・・・


9月にクロアチアで行われた、“第3回国際シマドジョウ学会”での
おいかわ丸氏の発表ポスター。

英語が堪能な方は、ぜひ日本語訳にチャレンジを。
(魚部員、そのまま紹介しております。その心は???)


・ドジョウクイズ


今のところ、全15問のドジョウクイズ。
いろんな意味で、マニアックすぎですよ、制作さん・・・


※今回は、「めくり系」のパネルや説明文が多いようです。
来館者に、あれこれ見て欲しいという魚部員の気持ちなのでしょうか。
制作には、えらい手間だったようですよ。

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432号【つめの展示準備?】

2006-11-25 00:58:01 | Weblog

11月13日(月)
翌日から4日間出張で、展示開始日もいないというのに
まだまだ未完成。

焦りを通り越したこの日も、放課後準備は続けられた。

画像に写る部員が少ないのは、魚部室にいるから。
自分の分担ができておらず、水館に来る状況にないから・・・


展示案内の看板も、もう吊ってあった。


3年U田君、ヤマトシマ倶楽部を作成中。


ご覧の通り、準備しているのはU田君のみ。



  15日(水)がスタートだったが、後から聞くところでは
  顧問のいない14日(火)も準備はえんえん続いたらしい。

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431号【ようやくアップ。ドジョウ展準備風景!】

2006-11-25 00:48:04 | Weblog

画像処理ができたので、ようやくドジョウ展直前風景~完成までを
紹介しておきたいと思います。

まずは、11月11日(土)の生体搬入。


■魚部室から搬出

この日は天候が悪く、雨が降り風が強く寒い日でした。

1回で搬出してしまおうと、袋詰めしているところです。





段取りよく見えるかもしれませんが、「山陽型」忘れていました・・・

また、「シマドジョウ2倍体琵琶湖型」なる謎の名前を書いたものも
あって、「魚部員たち大丈夫?」と不安を感じたものです。


■水環境館へ搬入

搬入し、展示会場の水槽へ。
ドジョウたち、飼育への愛情と情熱あふれるスタッフK氏に、引き継ぎます。
(もちろん部員たちも関わっていきますが)



ともあれ、一安心。

しかし、この時点では予定していた進度の50%ほどの完成度。
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