思えば、魚部は部としては、魚関係ではドジョウの仲間、
ハゼの仲間などにこれまで関心が高かったように思う。
で、時折、ヨシノボリの話題も魚ぶろぐに登場するわけだ。
「溜池のヨシノボリ」も、何度目かの話題かな。
10月中旬、水生昆虫調査が目的で、県内のある低山地に出没した。
刈り取りを終えた水田の脇を進む。
この辺りはシマゲンゴロウが見られたのだが、
何度来ても今年は全く見かけない。なぜなんだろう?
だんだん、山の中へ。
杉林の中の細い道を、一列になって登っていく魚部員たち・・
何を考えながら、歩いているのだろうか?
しばらく歩くと林が途切れ、目の前が明るい。
池の堤にたどりついた。
こんな溜池。
ものすごく良いわけじゃないけど、かなり良さげ。
もちろん、タガメなんていない。いるはずない。
(少しは期待するけど・・何処でもそうだが)
残念ながら、こんな山の中でもウシガエル。
トノサマガエルはいない。
ドジョウはいる。
やはり溜池は、福岡では現代のドジョウにとって最後の砦。
お・・水中をフワッ、フワッと泳ぐ魚がおる・・
(画面中央のやや左上、緑の葉と枯葉の間に)
この池にも、ヨシノボリがおるんか。
ふむふむ・・なるほどぉ。
部員かOBの誰か、調べればいいのに・・と
いつもの感想を抱きながら撮影し、何個体か採集した。