NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

248号『何とかならんかなぁ?「金魚鉢のバラタナゴ」・・・』

2006-02-28 21:28:18 | Weblog

顧問のイノウエです。
先日小倉の都心部で見かけた、あるポスターへの私見。
「こりゃ、ちとヒドイ!」と思うことがあった。


■あ、金魚! あれ? ちがう・・・
水環境館での展示作業の帰り、魚好きの1年生部員が
お店に貼られたポスターに駆け寄り、そして上記のような反応。

「何? 何?」「どうしたの?」
と他の部員とともに目にしたのが、これ↓




■は? こんなん、良いと??
というのが、僕の最初の印象、感想。

「金魚鉢に入れられた、【バラタナゴ】」。
これは、一体・・・ 何でこんな事・・・  と正直目を疑った。




このポスターは、若松区の学術研究都市の住宅販売に関するもの。
(表意はウェブ小説のポスターだけど、要は学研都市の住宅販売の
PRのためのポスターだろう)



バラタナゴと言えば、学術研究都市のためこのエリア(里地里山)は開発され
ここに生きていた多くの里山の生き物は、住みかを失った。
そして、その代表的存在が、絶滅危惧種であるニッポンバラタナゴと
カスミサンショウウオ。

開発の一方で、「可能な範囲での保全」には取り組もうとしているとは聞いた。
魚部の知り合いの方々にも、保全するならと協力した方もおられる。

なのに、住宅販売PRのポスターに、その影響を受けて住めなくなった
バラタナゴを、しかも金魚鉢に入れたバラタナゴを、ポスターにするなんて。


無意識だったのかな? でも、その無意識はダメだと思う。

そこに携わっているからには、「やむなく住めなくなる生き物たち」や
「保全に協力する人たち」がどう感じるか、考えないと。

「絶滅したくない」とか「絶滅させたくない」とか、
そんな声は、「きちんと」届いていないのかなぁ??


ナンセンス、という言葉がピッタリだと思うのは僕だけか?
これじゃあ、環境首都宣言・北九州市のイメージダウンにもなっちゃう。



   ・・・何とかならんもんですかねぇ。


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247号『1年生、投網に初めて触る。』

2006-02-27 22:39:00 | Weblog

シロウオ下見の後、投網をしてみる。

「魚部道」は基本的にタモとさで網の道。
投網はあるけど、あんまり使わない。
生かして飼う、のを目的としているから。
(下手だからという説もある)

2年生、A木君の手本・・・だが、お手本にならず。



2年生、U田君も、・・・おなじくぅ



このあと、1年生5人、それぞれに投網初投げ。


今日も【1年生の投網感想】でおしまい。

・初めて投網をしましたがやはり難しいですね…。
これから、もっと練習して1年生の中で1番上手くなりたいと
思うので頑張っていきたいです!!

・投網は初めてしましたが難しいですね・・・。
もっと練習して早く上手になりたいです。
なんだか、1年はとても盛り上がっている気がしました。
私も楽しかったです。
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246号『シロウオ観察会の、「下見」~紫川下流』

2006-02-26 11:44:52 | Weblog
2月25日(土)

3月12日に、市民対象に「シロウオ観察&展示作業」の
体験イベントを実施する。



その前に、事前準備の下見と1年生の勉強会。
観察会の段取りや手順、説明する事柄、場所を決める。


■さて、シロウオは?

A木君が一足先に来て見たところ、かなり遡上している様子。
で、観察会で使う場所以外の一部分で、いよいよ1年生のシロウオご対面。



まだペアにはなっていないようだった。
でも、すでに沢山のシロウオが遡上しているのが確認できた。




■採ったシロウオを観察し、元の川へ






【1年生の「シロウオ」感想紹介】

○今日は魚部りお疲れ様でした!!
 私は、沢山シロウオが見れたし、取る事も出来たのでとても楽しかったです!!
 3月のシロウオ講座の時も沢山のシロウオがいればいいですね。
 それまでに、私もシロウオの事についての説明をちゃんと出来るようにしたい
 です!!

○今日は、水の中に居るシロウオを箱メガネで見ることができて感動です!!
 シロウオ、小さくてかわいいですね。

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245号『はぜくちぃー!! 筑後川釣行記の結末は?』

2006-02-25 11:32:10 | Weblog

■やっと釣れた! けど、「ちっさ(小さ)!」

    まず、水館K原氏の竿に。
    

    続いて、O部君。
    
    こっちのが大きいけど、まだお化けサイズには遠い・・・


この後、竿はピクリともせず。天気と裏腹に、心中は暗雲立ちこめ気味。

ちなみに、顧問イノウエ、0匹。


■救世主?

そのとき、隣の桟橋で釣りをしていた
ハゼクチ釣り名人(福岡県:絶滅危惧ⅠA類)が
愛車の原付に乗ってこっちにやってきた。

   

我々の釣りの目的を知った名人氏、

   「北九州の人に、見て貰うて!」

と、釣ったハゼクチをくれたのだ。

   ※名人語録
    「わしは近くに住んでいつもきよるから」
    「11月には、こげ太かとを釣ったとよ」
    「煮付けが旨いなぁ。大きかとは刺身にする」


■何とか水館へ、お持ち帰り

    
    砂に潜ろうとする?水槽のハゼクチ


50㎝というのは無理だったけど、福岡でもハゼクチが釣れる
(釣ってる人がいる)ことが分かった、今回の筑後川釣行でした。

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244号『ふくおかのハゼクチ見たーい! 筑後川釣行記』

2006-02-24 22:15:46 | Weblog

日本最大のお化けハゼ、ハゼクチ。
1年の寿命で、60㎝を超えるものもいるとか。

熊本県緑川がメッカで、2月は賑わっているらしい。

ところが、福岡ではサッパリ話を聞かない。
漁獲はされているだろうに。
釣具屋さんに聞いても、「う~んんんんん。」


・・・なんでやろ?

   ならば、見て(釣って)みたいぞ。

   福岡のハゼクチを。


■不安を抱えたまま、筑後川河口へ

片道、150㎞。
何の情報もないまま出かけるには、少し辛い。おまけに寒いし。

とりあえず、良さそうなポイントを探して走ってると、

   

ぬわわっ! 何と釣り人。

早速、水館スタッフk原氏、車を飛び出しリサーチ。

そして・・・おじさんの隣から車中の我々へ、両手で「大きな○」!!!

そう、おじさんは「ハゼクチ釣り師」(福岡県絶滅危惧ⅠA類)だった。


■ソッコーで、われわれも!

   
      4代目魚部員O部君、投げる!

   
      K原氏も、投げる!


   
      K原氏&青空&魚部カー


   
      広い、広い、筑後川の河口。


  でも、なかなか釣れん。


(※久々更新でくたびれた。続きは次号で)

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243号『魚部会~コリアン元気料理ビビ』

2006-02-19 15:56:20 | Weblog



2月18日(土)夕方

■テーマは、

3年生の6代目魚部員k野君の「卒業前祝い」
       &
k手高校3年生S本君の「メキシコ遠征前祝い」
       &
k藤部長・u田君のビオコン「お疲れ会」


■総勢22名参加

魚部仲間は、某環境調査の会社にお勤めのU宮氏ご夫妻と
3月のメキシコでの世界子ども水フォーラムに行くYNHCのS本君
そして、われらが匠、水館のK原氏。

魚部員は、現役OBOGぜんぶで、17名。
3代目H山君&ジミーちゃん
4代目0部君
5代目Y内さん&Mなみさん
それと、現役6代目k野君をはじめ、7代目の2年生、8代目の1年生



顧問イノウエ、風邪っぴきになってしまい、
かつ早朝からのハゼクチ釣りでの300㎞ドライブで、
けっこう「朦朧」でしたが、皆さんはそれぞれ楽しめたかな?
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242号 『野犬Partyに、ちょこっとお邪魔。』

2006-02-16 22:51:23 | Weblog
2月16日

■野犬から、「逆」お誘い

明後日の魚部会がある。
それに、北九大のT川先生もお誘いしたのだが、
忙しくて都合付かないとのこと。

かわりに?、北九大の野犬(野外活動研究会)が
スタードームの総決算の打ち上げをするので来ないかと逆に誘われた。

顧問イノウエの地元、若松であるらしい。
それは行かなきゃ。

部員も、と言われたけど、ただ今、学年末考査中。だから、×。

■若松レトロ「古河鉱業ビル」が会場



若松が筑豊炭田の石炭積み出し港として栄えていた頃の名残。

すぐ近くに若戸渡船の乗り場。
顧問イノウエは高校時代、毎日これに乗ってた。
乗船時間3分。
1回、20円。3ヶ月の定期代、何と750円。(※当時ね)


■多種多様な人々

中にはいると、いろんな立場や年齢の人たちがいっぱい。



顧問イノウエ、多忙のため、30分足らずで、お暇。



その後、久しく帰らない実家に立ち寄る。

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241号 『 魚部員、お江戸の味「駒形どぜう」を体感す、すごいっ。』

2006-02-14 20:57:22 | Weblog

激旨、初ドジョウ食体験。4人で120匹ほどいただきました。
命をいただいた、と実感。心より、“ご馳走様”



11日夜、あまりのショボイ結果にガッカリ、ガックリ。

トボトボ、代々木から渋谷に戻ってきた。 「何食う・・・」

そこで見つけた、「駒形どぜう」。 あ、有名な店やない??

おし! やけ食い&景気づけで、魚部やけ、ドジョウじゃあ!!


■満員

ガラッと開けると、民芸調の店内は人だらけ。

   「こんなにドジョウ食う人いるの??」

おし! 駒形コース、行っちゃえ!!!!!!!


■その1:どぜう鍋

「酒で酔わせ、味噌で煮る」という下ごしらえして、出てくる

まあ、旨いこと。ビックリである。
真のイトアメ見て以来、ひさしぶり目からウロコ、ボロボロ落ちる。








■その2:唐揚げ

これまた、絶品。

河豚の唐揚げにだって、負けないぞ。




■その3:蒲焼き

ウナギより、ずい分あっさりした感じかな。うまひ。




■その3:柳川鍋&どぜう汁

どぜう、と言えば、柳川鍋。
旨い旨い、すげぇ、とため息もれる。

どぜう汁も、まったりして体の中に染み渡っていく・・・




まるで、「ため息ジェットコースター」。

スゴク良い体験、ステキな経験ができました。

120匹ものドジョウさんたち、本当にありがとう。



ご馳走様でした。




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240号『巨大シンジョーにお別れ。』

2006-02-13 20:10:10 | Weblog

東京2泊は、渋谷東武ホテルに宿泊。

しかしまあ、週末の渋谷の人の多さは尋常じゃないね。
「わっしょい百万夏祭り」が町中至る所で行われている感じ?

家に帰ったら、逆に静かすぎて寝れなかった。昨夜は。



ホテル近くの、パルコ前に鎮座していたビッグな新庄。
帰り道、最後に記念撮影。とりあえず。

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239号 『 ああ!もぉ! 「くちをし」じゃ!! 』

2006-02-12 18:37:58 | Weblog
くちをし! なのである。

【悔し】は自分の過去のことについて【残念だ】。

【口惜し】は、自分の力だけではどうにもならん事柄に【残念だ】

                   (以上、重要古語講座①)

■ビオコン結果

残念ながら。上位賞でなかった。
やるからには、頂きたかったというのが一同の心中。
しかしまぁ、「しゃーない」と思うしかないでしょう。




「ストア主義的なアイデンティティの持ちよう」にならんごとせんといかんばい。
 ※ただいま現代文の教材で学習中※


■最良のプレゼンが出来た!(と思う)

前夜遅くまで上手くいかなかった練習。しかし、さすが本番に強い男、k藤部長。

見違えるほど、良かった。

自画自賛かも知れんけど、実際に聴衆の皆さんの反応や拍手も一番大きく感じた。


審査員の質疑の挙手も、一気に「ズバッ」と大勢手が上がった。
ただ、彼らの質問は、今ひとつピントがずれていたけど。
(は? そんなこと言うてもしょうがないやろ、みたいなね)



 というわけで、この話題終わり。

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