2010.10.23(土)のできごと。
夕方16時過ぎから、紫川、それも学校から近い場所へ。
11月3日のモノレール祭りのために。
ずっと河川改修があってたり、また大水があったりしたせいか
どうかは分からないけど、
川の様子はあまり生き物的に良い感じでは無い印象。
今の紫川中流は、だいだいそんな感じがする。
タナゴ類(ボテ以外)がめっきり減ってしまったようだね、
そんな話を仲間内でもしている。
それはともあれ。
テナガエビを、ヒラテを探してガサガサしてた。
でも採れるのは、シマヨシばかり。
と、そのとき。
網をあげるとき、ベージュ色の細長い魚が見えた。
瞬間的に「何?、何か知らん外来種か??」そう思った。
わ!!!
イシドジョウだ!!!!!
何でこんな場所に・・・
丸々太った、メスだ。
腹部がやや黄色い。
まさかこれから産卵態勢に入ろうとでも?
こういうのが成熟して、オスもいたりして、
そして産卵が晩秋に行われたりすると
今年4月に中流域で発見した「史上最小のイシドジョウ」に
なっちゃうんだろうか???
これまでの最下流記録は、競馬場付近だった。
魚部仲間のIさんが数年前に、
そして魚部員のK君がこの夏に本流との合流直前の志井川で、
見かけたのが最も下流での記録だった。
今回はそれを約2㎞ほど更新した。
汽水域まで、あと約1.5㎞。
過去にはきっと汽水域まで流された個体もいたんじゃ
なかろうか・・なんて思う。
紫川は砂川ではなく、石がごろごろした礫川。
かつては生息地から流された個体が、下流側のあちこちで
繁殖していたのではないかと、今年はそう考えさせられています。
実際、福岡県よりも河川環境がまだ良好さを保っている他県では
そういう例もあるようですからね。