NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

1252号【ちょっと遠めの水辺を見学。】

2012-07-30 23:14:38 | Weblog
2012.7.22


案内してくださる方があって、ホントに久々の遠出。

特に昨秋の失意以降、ヤル気を喪失しかけてたもんで。




まずは、ちゃんぽんで昼食。

きくらげの量にびっくり。






あちこちの水路に入ってみた。

何て事無い場所でもいろんな種の魚がいておもしろい。

とはいえ、こんな場所でも昔より水田が少なくなってるのかな?

田んぼの向こう、周囲はぐるりと市街地が。






バラタナゴ。まんまる。





水路がコンクリじゃなくて、木で作られてるのがすごい。

昔の子供向けの水辺図鑑の絵のようだ。

こんなんがまだあるんだね。





ヌマムツ氏。






夏らしい、汗みどろの楽しい一日。




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1251号【響灘ビオの住人になったか、と錯覚するほどに。】

2012-07-29 23:14:48 | Weblog
2012.7.28

響灘ビオトープ、夏の水昆調査をさせていただいた。

(Iさん、Oさん、Mさん、いつもいつも本当に有難うございます。)




まさに夏、夏夏夏夏夏!!!

というくらい、盛夏を全身で堪能した。







  真っ青な空

  しかも、広い空。

  視界の下の方から青い空が広がる。

  雲が“横から”見える。



  青空に接して、目の前に広がるのは草たちの緑、それと水。

  どこまでも続くかのような緑、向こうの山とつながってる。






  夕暮れも、息をするのを忘れそうなほど。

  なんでこんなにきれいなんだろう、と。

  何て言ったらいいのか。

  いろいろ書いてみるけれど、どれも微妙に違うような。






午後から夜まで、どっぷり全身でこの世界に浸かった。

帰路、道路を走ってると違和感というか、不思議なかんじ。

アスファルトやコンクリートに囲まれた、私たちの日常世界が。

こんなにも敷き詰められた世界に生きてるんだなぁ・・・と。


思わず、そうつぶやくと、同乗の部員たちから口々に同感だとの意見。



  へぇ~ 部員らも同じように感じたんだ・・





たぶん、みんな気分的に、というか感覚的にというか、

「響灘ビオトープの住人」に近づいていたんじゃないだろうか。

あの場所で暮らす(今やあの場所でしか暮らせない)水生昆虫たちに

どこか近い感覚(目線?)になってたのかなぁ。





私たちがふだん生活する現代的な環境では、とてもとても彼らは生きていけない。

日ごろ頭ん中では分かってても、初めて肌で分かったというか、

感じた瞬間だったように思う。



その後も、若戸大橋、都市高、戸畑や小倉のビル群を見るにつけ、

「何かすげぇ」と漏らす部員の誰かの言葉。

ギャップが徐々に薄まり、だんだん人間世界の方に戻って行く。






※と、今回はよう分からん話になってしもうた。

次回以降、昼の部、そして夜の部とご紹介。

あ、県外遠征ネタも眠ったママだ・・





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1250号【プ、プールにミズカマが!】

2012-07-26 22:52:02 | Weblog
2012.7.26


昼過ぎ、生きものに詳しいサッカー部の先生から


 先生、プールにミズカマキリが居ましたよ!



ということで、プールに急行。





水面がキラキラして眩しいプールの隅っこ。

掴まるものも無く、かと言って陸にも上がれず漂う

紛れもないミズカマ氏の姿。


 ホントに、ミズカマだ!!








この頃は(と言っても、何十年もってこと)

プールなんぞに縁が無い生活を送ってる。


 プールにミズカマ。


これって、プールに縁があった小さい頃はけっこう定番だった。

ハイゲン(ハイイロゲンゴロウ)と並んで。


今は、どうなんだろうね。

今でも都会はともかく、都市近郊や田舎ではふつうなんだろうか。



1年生部員が最近、門司港の噴水池でミズカマを捕まえていたけれど。





ギョブは最近、浅い池が多いので見るのはミズカマより

むしろヒメミズカマの方が圧倒的に多かった。


 
そんなこんなで、懐かしい気分になれる出来事。

夏だッ!って感じでね。











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1249号【東京から河川環境管理財団の方々、来校。】

2012-07-26 22:44:42 | Weblog
2012.7.26

この日は盛だくさん。

朝8時半から、河川環境管理財団の研究第一部の方々が来校。



ギョブは活動資金の大半を、財団の助成を受けてまかなっている。

で、ここ数年間ずっと採択をいただいており、そうした長期助成先を

例年巡回訪問なさっているらしい。



今年度はそれにギョブも該当した、ということのよう。

初めての経験なので、どんなもんだろう?という思いもありつつ。



8時15分くらいにいらして、副部長君と一緒に面会。

まずは、5年間分の帳簿の点検。バッチリと言っていただく。

次に成果物(図鑑やチラシ等々)を見ていただきながら活動の話。

そして、助成のあり方についてのヒアリングというか、意見交換というか。



ギョブ室も見ていただいて終了。

次の訪問先に行かれた。



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1248号【特別支援学校からのギョブ見学】

2012-07-26 22:38:16 | Weblog
2012.7.26




午前中、ご近所さんの小倉南特別支援学校の皆さんが

見学、というか遊びに来てくれた。


副部長君、副顧問の先生と一緒にお相手。






まずはビオトープを歩く。





続いて、噴水池で魚探し。





ここは今、ヒナモロコがたくさん繁殖中。

金魚ネットで簡単に稚魚や幼魚が掬えるほど居る。




その後、ギョブ室に移動。

魚やカニ、エビ、カエル、カメなどなど

見たり触ったりしてもらった。


1時間ちょっとの見学でした。






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1247号【梅雨明け、夏到来。カフェラナ。】

2012-07-23 23:36:55 | Weblog

2012.7.23


ようやく梅雨明け。

待ちに待った夏。



久しぶりの「動くカフェラナ」。




ミルク多めのアイスコーヒー。

太陽の角度のせいか、建物の陰に。

風が涼しくて心地よい。



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1246号【博多青松高校へ、お話に行く。】

2012-07-22 21:59:31 | Weblog

2012.7.21

博多青松高校・通信制のスクーリングの1コマで

ギョブの話をしてほしいと頼まれた。





生きものをいくつか持ち込み。



少ない時間でリハーサル。



部員発表のメインは1年生(これが発表デビュー!)なので

非常に緊張気味で表情も硬いし、沈みがち。

対して、サポート役の3年生は余裕の表情、かな?







お話の時間は、70分間。

時間が近づくと、大きな講義室に続々と聴講生が集合。

100人は超えた模様。



いつもは自然環境や地域のことに興味のある方対象、だけど

今日は違う。そこもかなり気になりながら、スタート。







部員たちは緊張しながらも、何とか頑張って

各担当分を話していく。

聴講生の方々も、予想以上に活発に反応してくださったおかげで

楽しく進んでいったように思う。





ギョブ顧問も、部員の残り時間を使って、ちょっとマジメな話。






と、こんな感じの初めての貴重な体験をさせてもらいました。










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1245号【「この池、スゴク無いです・・」】

2012-07-19 22:28:15 | Weblog

1243号と違って・・



とあるエリアの沿岸地方に出かけた。

目的は水生昆虫調査。

これまで未調査。





まずは、ここ。

周辺は田園地帯で、いかにも良い感じ。

山手にあるのだけど、なんでかゴミがやたら多い。

で、水昆はぜんぜん・・

そんな我われ、からかってるのかウシガエルが鳴き出す。




つぎは、少し移動して畑地の中の池。

「もう池は無いよ」と近くにいた農作業の方の言う通り

・・・すでに水が無く、ガマに混じって普通の草も生えてる状態。



さらに移動。

別の山手の池を目指す。

3つ連続する池のいちばん上の小さな池が狙い。

が、水質もよろしくなくて、見るからに期待できない感じ。

で、入ってみても予想通り。

ヨッシイが居たのが面白かったくらい。





途中の、放棄水田跡の水たまり。

 シャープツブ居ないかな?

居るはず無い。

ヒメガムとトゲバゴだけ。




車を走らせる分には、素敵な田園の風景・・でも、何も居らん。

という、よくある田舎の典型みたいなかんじ。

一般の方には分かりづらい部分だろうね、こういうのは。


30年、50年すると、少しは復元するのだろうか、

それともこのまま衰退していって

ヒメガムすら絶滅危惧種になってたりして・・






そんな中で少しだけ面白かったのは、セスジ系。

歩きながら、


  セスジ、居るんやない?


とテキトーなこと言いながら通り過ぎる道端の水たまり。





後ろに続く部員が、


  居ますよ、セスジ。





ホントだ、いっぱい居る。

こんな教科書的なとこで見たこと、あんまり無いんで面白かった。





活発に泳いでいたので、ピンボケになっちゃったけれど

このセスジ系の幼虫と思われるのもたくさん。









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1244号【すくって撮ってみたけど・・】

2012-07-16 19:25:25 | Weblog


1235号の、学校の中庭で繁殖中のヒナモロコを

すくって撮り直してみたけど、ボケ気味。


いろんな大きさのが泳いでる。

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1243号【「この水溜り、スゴイです!」】

2012-07-12 22:59:55 | Weblog





とある水溜り。

ただの水溜り。

道路沿いにできた、ごくふつうの。



こうして部員たちが入って漏らした言葉が


 「この水溜り、スゴイですね・・」




どこにでもある水溜り(特に何も居らん)、のように見えて

どこにでもは無い水溜り(意外といろいろ居る)、だった。






チビマルガムシがふつうにいて、

マダラコガシラミズムシもふつうにいた。


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