NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

1276号【お盆過ぎに、ホウネンエビ!?】

2012-08-30 22:33:23 | Weblog


お盆も過ぎた、晩夏のこと。

市内のある浅い湿地。









  
  え? ホウネンエビがいます!?


という部員の声に近づいていくと・・・





たしかに、ホウネンエビ。

数匹がフワフワ独特の泳ぎ方している。







ホウネンエビって、ふつう田んぼに水が入る頃よねぇ。

こんな時期に現れることって、よくあるの???








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1275号【「思いがけず」、改め「思い違い」!】

2012-08-30 19:57:09 | Weblog


前号の件、思い違いというか、早合点。



仕事もろもろで遅くなり、開封したところで

「オリジナルマグカップ作成用のペン」だと思ったのは

大いなる勘違い。







  中味は・・マグカップその人ではないか。



顧問に創造性や絵心を磨かせようというのではなかったわけだ。






巨大なタダゲン(推定8cm)と思われるイラストが正面に鎮座。

(虫嫌いな方は、これで飲み物はいただけませんな)






というわけで、改めてお礼申し上げます。



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1274号【思いがけず②~部員からの・・】

2012-08-29 23:44:45 | Weblog

2012.8.29

2学期が始まって、目の回るような忙しさ

放課後、1年生部員たちが呼んでるので、廊下に出ると。






 !!!


みんなで何をくれるのやらと思えば

なんとまあ・・誕生日プレゼント。

この年になってそう云うの貰うとは、

驚くやら、気恥ずかしいやら。



言っても無いのにと思ったが

聞けば、この魚ぶろぐ上に誕生日だという

記述があるので知ったとか。



ということは、このことを魚ぶろぐで

記事にしとかないとチェックされるかなと

早速上げておく。



  どうもありがとうございました!







※追記

早速、開けてみた。

自分の食い意地のあさましさよ・・



何でも食いもんと思うのはイカン。



どうやらマグカップとかに描けるペンらしい。

美術「2」で、また独創性も創作力も無い顧問に

修行せよ!ということか???





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1273号【思いがけず、うれしい訪問。】

2012-08-28 18:55:33 | Weblog

2012.8.28





明日29日から2学期。

今日は自宅であれこれ片付けていたギョブ顧問。

昼前に電話、ご無沙汰の7代目のA木君から。





今、四国に居る彼がこちらに戻ってきてるとか。

お互い近いので、「じゃあ、ウチにおいでよ」ということになった。





近況やあれこれの生きものの話を中心に楽しく話してたら

昼過ぎだったのがもう夕方近く。

あっという間の数時間、楽しく過ごさせて貰った。





冒頭の画像は、かの地の名物「タルト」。

甘いもの好き(わたくし)には堪りませんね。




久々、元気に頑張る様子を見ることができた。

実は今日、たまたま誕生日だったのだけど

思いがけずうれしい出来事で、良い日となったなぁ。




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1272号【ギョブリ不能の晩夏・・】

2012-08-28 18:36:40 | Weblog

2012.8.28



実は10日ほど前、県中央部のとある山際の林道で

不覚にも、全くもって不覚にも、

全力ですっ転んでしまった・・



転ぶだけならまだしも、右肘を脱臼してしまい

病院に担ぎ込んでもらった次第。









少し慣れてきた(?)ギブス生活、まだ2~3週間は続きそう。

その後リハビリ2カ月だそうだが

今後の検査や診療次第で短くなること切望。






勿論、今はギョブリはできない。

せっかくの晩夏、そして初秋へとなって行くのだが・・








1998年のスタート以来、ギョブ15年目にして初の不覚である。

くやしい。





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1271号【ハネナシアメンボ長翅型】

2012-08-28 00:08:02 | Weblog



8月上旬、県北のヒシが繁茂するため池にて撮影。



多数の通常のハネナシアメンボに混じって

ちらほらいた長翅型。


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1270号【トガリアメンボと、キメウ(奇妙)な行動。】

2012-08-23 22:31:45 | Weblog

8月中旬、県北の低山地。

とある池を見つける。






さっそく降りて水昆調査。

が、「いつものように」絶叫系の発見は無し。

(思えば、ここんトコ、絶叫をしとらんなぁ・・あんまり。)








  「これ、トガリですか?」


部員の声に、見てみると水面にはちらほらトガリアメンボの姿。

長翅型も混じってる。




北九州市内では2年前の確認以降、あまり見かけない気がしたけど

近郊ではワンサカ居るとも聞く。

ここも、そうなんか。




よくみると、摂餌中だったようで。











水昆調査は部員に任せて、久々のトガリ氏を観察。

すると、キメウな行動をしているような、してないような・・



水面には、下の写真のような枝の破片みたいなのが落ちてる。

どうやら、そんな破片を押しながら泳いでいるように見える個体がいる???










掴まってるのか、何なのか知らんけど

じっとしてるわけじゃなくて、木切れと一緒に動いて(泳いで)いる。









小さい上に動くし、あまり露骨に撮ると気付いて離れちゃう。

調査中の部員が巻き起こす波がやって来ることもあるし。

なかなかきれいには撮れんねぇ・・








下の写真なんかは、尾部に木切れ。

離れたところを撮ったのか?


トガリ氏自身は、半ば「水没状態」でスゥ~イスゥ~イと

木切れを押して泳いでいるヤツも居たし・・・?











この2枚は同じ個体だったかな?

餌が口元にあるようにも見えなくはないけど

これもおそらく「例の木切れ」だったように思うんだけど。











今までそんなにジイッと観察したこと無かったんだけど

これってフツウのことなん?

(トガリ氏に、とか  アメンボの仲間的に、とか)



あるいは採集するギョブ員たちが、ぐわんぐわん水をかき回した関係で

「何かにつかまんなきゃ、やべえ!」ってこと??







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1269号【ウレシイ見落とし。】

2012-08-19 18:21:15 | Weblog



ヤギマルケシゲンゴロウ。





彼らは灯火に飛来するのかどうかが

先日のライトトラップで最大のテーマの一つ。



で、調査した部員も顧問も居ないと思ってた。



ところが、標本作業をした別の部員から

  「1個体、居ましたけど。」

と驚きの報告。



調査したメンバーで改めて確認するも、やはり誰も採集せず。

ということは・・・

  「Iさんがいくつかケースに入れてくれてたので、それでは?」







ヤギマル氏、灯火に飛来するのかもしれませんね。




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1268号【ホントにまあ・・居ないことよ。】

2012-08-17 23:06:52 | Weblog

盛夏のある日。

心底暑いのだけど、敢えて水昆調査。



このエリアでは、16年ほど前には

シャープツブやナガマルチビなんかが記録されている。



でも今は・・・居ない気がするんだけど

たまには足を運んで、もしかしたらの出会いに期待。





車から降りたくない・・と思う程の日射し。

意を決していざ。





ここは地図上で良さげかなと、3年ほど前に来たところ。

着いて、オオッ!とワクワク。 入って、エエッ・・とガッカリ。

でもでも、もしかしたら・・もあるかもですから。





しかしながら、というか、やはりというか。

居ってもいいやん!何で居らんの?

と八つ当たりしたくなるけど、居らんもんは居らん。



居るのは、ほんのわずかの種数と個体数。

本気でがっかり。





カムルチー。




ニホンアカ。






1960年を境に水昆たちは激減したのではないかと聞いたことがありますが

その後もいろんな波があって、いくつかの種がその影響を受けたのでしょうか。


ここ15年ほどの間にも、いくつかの種が姿を消す原因となったことが

何かあったのかもしれませんねぇ。






こんなにも「人の見た目」には良いように見えても

ホントに何も居らん(やや誇張気味ですよ)・・という現実があるんですもの。

たぶん、このエリアに足を運ぶ普通の人々は

「自然がいっぱいで、癒されるぅ~」って思うんでしょうけれど。

そのギャップって、コワいなといつも思います。




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1267号【「水環境館が居ない」夏】

2012-08-16 18:29:40 | Weblog

2012.8.16

『湿地』というタイトルが目に入って、購入した本。

生きものは無関係だけど、珍しいアイスランドのミステリ。

けっこうおもしろかった。









お盆のUターンラッシュのTVニュースをボォ~と見てると

北九州空港でインタビューを受ける子ども。


 「川の水族館とかを見に行きました。」


あら? それって某水環境館のことかしらん??

と、忘れていた彼の施設のことを下記のように思い出した。






2012年の夏も、そろそろ晩夏。

この夏の始まりはいつもと違っていたので、

最初はどこかしら戸惑ってるような感覚があった。


というのも、水環境館が居ない夏だったから。

2002年以降の10年間、特に企画展示を始めた2004年夏以降、

ギョブの夏は水環境館抜きにはあり得なかった。



夏前からの企画・準備、

そしていつものことだが、ギリギリになって追われる日々。

朝から晩まで、「どうしよう?」「間に合う?」「出来上がる?」

そんな思いと闘ってた(?)日々。



始まってからも、生きもの講座や観察会、修復等々、

何やかんやと気になることだらけの日々。



気付くと、もう2学期、秋になっていた。

そういうのが、ここんとこ10年間のギョブの夏。








それが、2012年は無い。

それは、夏前から、いやいや春からもちろん分かってた。

こういう過ごし方をしよう、と考えてはいた。



でも、いざ夏になると、冒頭の「戸惑い」というか変なかんじ。

  
  何したらいいんかね?


降って湧いた「自由」(?)をどう使ったらいいのやら・・

という感じだろうか。




最初はそんなだったけれど、徐々に「慣れて」きた盛夏。

人に伝えよう、とするばかりが続くと(自分たちが望んだこととはいえ)、

自分たち自身が野外でドキドキしたり、ワクワクしたりする

時間や機会がどうしても少なくなってしまってた。





改めて、チャージし直し。

そんな始まりが、2012の夏なのかな?










7月末。ホームリバーにて。

なんか二人でバシャバシャやってると思ったら

カムルチー捕りをしていたようだ。




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