NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

第11号(その1)「魚部卒業検定:追い込み漁」

2005-02-27 19:28:05 | Weblog
■2月27日(日)~科目:追い込み→もちろん、合格!

ときどき行く遠賀水系の名もない、とある水路へ。

魚部が大好きな「何の変哲もない水路」である。
何でもないのに、18種の魚がいる。
60㎝以上の大物もいることもある。
行くたび、季節ごとにいる魚のメンバーもちがう。

4人で「さで網」を使い、追い方・待ち方の二手に分かれる。
もちろんキツイのは追い方。



腰をかがめて、横の相方と呼吸を合わせて隙間から逃げられないよう、
「しずしず」と待ち方のところまで進む。



4人が出会ったとき、「せーの!」のかけ声で一斉に4本のさで網が
あがる。この瞬間がドキドキ。




何度か実施してきたけど、3年生にとっては「ラスト追い込み」である。
次やるときは、今の1・2年生と新入部員とで、だろう。

水館展示に補充したかった、良いサイズの「ハス」も確保できた。
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第9号~16年度感謝授与式(2月25日)

2005-02-25 22:59:47 | Weblog
魚部とご縁のある皆さま へ

■第3回感謝状授与式~2月25日(金)午後(於:北九州高校校長室)

水環境館での展示活動に対して、卒業していく3年生部員に北九州市(長)から
感謝状をいただく機会を作ってもらってます。


今年度の授与式が今日ありました。
対象は水館展示に関わりの深かった3年生3名。
部長エース君、多くの説明文を手がけたY内さん、Mなみさん。




魚部長君、残念ながら欠席だったのですが、授与式は無事終了。
北九州市からは建設局の理事さん、部長さん、課長さん、担当S氏などご出席。
井筒屋からも、GMさん、館長さんも来て下さいました。
高校側は校長、教頭、学年主任や担任の先生など。



読売新聞さんや西日本新聞さんも来て下さったので、その記事でまた水環境館に
来てくれる人が増えると良いですね。



将来、保育士を目指すMなみさんによる、「展示説明文を書くときに読み手を考
えること、人前で話す機会がなかったが講座などでドキドキしながらも聞き手の
ことを考えて言葉を選んだ。そんな学びが今後の私にとって、とてもいい経験と
なって生かされます」といった内容のお礼の挨拶で締めくくられました。

1年生が3年生のために、試験中からせっせと綺麗にした魚部室も、みなさんに
見学していただいた。



28日、卒業式の前日に全校生徒が出席しての、3年生対象の「表彰式」が
あります。(皆勤賞とか、学校選定の部活動功労賞とか)
この場で、この感謝状の全校生徒へのお披露目が改めて行われます。
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過去の日記第7号~春はそこまで(2月22日)

2005-02-22 23:07:06 | Weblog
魚部とご縁のある皆さま へ

本日、学年末考査が終わりました(2月22日)。
で、久々に川に行こうと。自宅にいる3年生にも声掛けをして。

『そうだ! 紫川に春を探しに行こう!!』
というテーマで。


■気持ちよい晴天のもと、3年(3人)VS1年(5名)の熾烈極まる火花がっ!
記念病院横の紫川の河原に降り、さっそく魚部スーツ装着。
みんな「シロウオ初体験」の現役魚部員たち。
簡単なレクチャーをして、川へGO!



「あっ、これか?」と初シロウオは、もうすぐ卒業で魚部長引退間近のエース君。
このところ、好調のご様子。
と思ってたら、「あっ、採れた!」とこれは1年A木君。


何だか徐々に、3年VS1年のシロウオ競争の様相。
顧問、何だか不調のため棄権気味。カメラを撮りに行って、部員らの様子撮影。
青空、キラキラ光る川面。
卒業間近な部員と、これから魚部の中心になる部員ら。
そして、今年も海からやって来た春の使者シロウオ。
車がどんどん行き交う街中の川にいても、気持ちの良い時間でした。





と、そんなこと行ってる間に、勝負の行方は・・・。
3年生10匹、1年生8匹。
追いつ追われつの大激戦は、3年K原君の絶好調により逆転勝ち。
貫禄を見せることができました。

■何と、赤メダカ!?
その後も思い思いに紫川に遊んでもらって、さあ帰ろうかと。
R3が通る貴船橋の、ある橋脚の下あたりは淡水がしみ出ている。
ここは水が透明で、メダカが沢山群れているのが見えるところ。
「ホラホラ、メダカがいっぱいやろ。」とか言いつつ、みんなで見てると。
「何か、赤いのがいますよ?」
確かに、赤いのが1匹。誰かが「小赤」でも逃がしたのかなと思うほど。

3年生コンビが早速すくうと、「何?このメダカ?? 赤っっ!」という感じ。




「赤メダカ」ってもしかしているの??とネットで検索してみた。
なんとまあ、ヒメダカのことを「赤メダカ」と言ってるものが多い多い。
その言い方って、最近のことなの? 
ヒメダカはヒメダカやろうもんと思いつつ探すが、お目当ての「赤メダカ」は
見あたらず。

じゃあ、コイツって一体、何者?? 
こういうのを採集した、店で見たなど、ご存じの方はご教授くださいませ。

■極めつけ。「すっ、すっ。スッポンですっ!」(発見者1年k藤君の第1声)
ちょうど、赤メダカをバケツに入れた頃。
裏側でガサゴソしてた、1年k藤君の慌てた声が。
(彼は6月も紫川で、コオイムシ発見ということをやらかした人物。)

「嘘つけ、ミシシッピ(=ミドリガメ)やろが。よう見たのか。」
と言いつつも同時に「スッポン、マジ?スッポン??」とカメラを
かなぐり捨てる顧問井上。スッポンダンスをしそうな勢い。
だってまだ、福岡のカメ4種の中で「生きてる」スッポンは未見だもの。
新顔を見られる喜びは、いつまでも記憶に残る喜び、なんだもの。
これはおおごと。しかも紫川ばい。しかもこんな下流の街中で。などと。

「おいおい、エース君、行って行って!」と部長をせかして行かせる。
部長お出ましに水から離れる1年生。水に入る部長エース君。
第1回目の網入れ。水から網が上がってくる。
「あ~、ホントだ~。スッポンだー」とエース君。
顧問、スッポンダンスを始めていた。



デカイデカイ。スッポン鍋にされそうなほど。
「ガブ」と魚部スーツの足や網を噛もうとする。
おー、さすがスッポン。



初スッポン、しかも魚部パキパキの地元紫川での出会いでした。

とまたもや長くなりました。
春が近くまで来ているのを感じた、こんな紫川での1時間ちょっとでした。
ではでは。
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