846号で、直前に書いた記事のその後。
辛すぎて、振り返る気力すら湧いてこなかった・・
そもそも寒い。
そして、雨。風も強い、つまり風雨。いや、嵐だ。あれは。
そのうえ、冷たい水の中に入る。
まとめると、寒く嵐が吹きすさぶ中、冷たい水に入る。
そして、探すのは・・2mm弱~数mmの極小な虫たち。
それも泥の中から。
雨が吹き付け、頭から水がポタポタ。
おまけに、当然昼飯抜き。
心安らぐ時間なんて作ると気持ちが萎えてしまう。
やるなら一気呵成に。
そう決めていた。
泣きっ面に蜂。
弱り目にたたり目。
OBのA木君の魚部スーツは・・水漏れ浸水。
足は冷たい水でずっと痺れる思い。
掲載の4枚の写真で、雨が強いのはこれだけ。
あとは、終了間際の雨上がり。
とてもじゃないけど、ホントに辛い時には
写真を撮る気も、余裕も全く無かった。
顧問はもちろん写ってないけど、
きっと泣きそうな顔していただろう。
そんな中、A木君は大活躍だった。
ある池では、最も多くの種数を叩き出し、
ある池ではチャイロチビ採りを一人勝ち、
さらには最困難な2mm弱の微小種採りステージで、
きちんと2種を記録した・・雨も降ってたのに、である。
このところA木君とは3週連続で、週末一緒にギョブっている。
それを見るに、どうにも成長したようだ。
先生はそう思うのだが、いかがだろうか、A木君よ。
ともあれ、いろいろ協力してくれて助かった。
また一緒に楽しみましょうぞ。