NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

847号【荒行、苦行、難行、あるいは悪夢。】

2008-11-26 23:54:02 | Weblog

846号で、直前に書いた記事のその後。

辛すぎて、振り返る気力すら湧いてこなかった・・



そもそも寒い。

そして、雨。風も強い、つまり風雨。いや、嵐だ。あれは。

そのうえ、冷たい水の中に入る。

まとめると、寒く嵐が吹きすさぶ中、冷たい水に入る。





そして、探すのは・・2mm弱~数mmの極小な虫たち。

それも泥の中から。

雨が吹き付け、頭から水がポタポタ。





おまけに、当然昼飯抜き。

心安らぐ時間なんて作ると気持ちが萎えてしまう。

やるなら一気呵成に。

そう決めていた。





泣きっ面に蜂。

弱り目にたたり目。

OBのA木君の魚部スーツは・・水漏れ浸水。

足は冷たい水でずっと痺れる思い。





掲載の4枚の写真で、雨が強いのはこれだけ。

あとは、終了間際の雨上がり。



とてもじゃないけど、ホントに辛い時には

写真を撮る気も、余裕も全く無かった。



顧問はもちろん写ってないけど、

きっと泣きそうな顔していただろう。



そんな中、A木君は大活躍だった。

ある池では、最も多くの種数を叩き出し、

ある池ではチャイロチビ採りを一人勝ち、

さらには最困難な2mm弱の微小種採りステージで、

きちんと2種を記録した・・雨も降ってたのに、である。



このところA木君とは3週連続で、週末一緒にギョブっている。

それを見るに、どうにも成長したようだ。

先生はそう思うのだが、いかがだろうか、A木君よ。



ともあれ、いろいろ協力してくれて助かった。

また一緒に楽しみましょうぞ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする