2012.12.31
今年もあと1時間ほど。
先日のギョブ納めで、
部員たちが語った「印象的なギョブリ」。
その中からひとつ、未掲載のものを紹介。
■全てが「徒労の極み」
9月下旬、県中央部の低山地。
池探索シリーズ。
上った突き当たりの農家の方に様子をうかがい、
おゆるしを得て、探索開始。
聞いた入口まで来ても、「入口無し」。
ナビには池マーク。
しかし、見上げれども一面の茂みが行く手に広がるのみ。
とりあえず、行ってみようかということで。
『藪こぎマシーン』と化す。
ひたすら藪こぎ、藪こぎ、藪こぎ、藪こぎ。
人工物らしき水路・・池からの流れ?
たどってみる。
が、それにしても荒れ果てる。
(そこで推して知るべし、ってことだ)
こんな時でも“生き物センサー”を働かせながら
部員は上っているのが、画像から分かる・・
(だいたい動くモンは見落としてない彼ら)
苦労は往々にして報われず。
ここでもその通り!
池はすでに枯れていて、草地と化していた。
スーパースター・ヒメガムシをかろうじて
細流で見かけたのみ。
泣きっ面に蜂。
泥濘にハマる・・大規模な体力、そして気力の消耗。
抜け出して、困憊したまま復路。
しかしながら、往路とは明らかに違うルート。
そのため新規に、再び藪こぎ、藪こぎ、藪こぎ。
う~んんん・・泣きそう。
やっとのことでギョブカーまで戻った途端、空が泣き始めた。
危うく、弱り目に祟り目。
セーフ!
帰りの車中は、この超絶ギョブリの様々な場面をネタに
ずっと大笑い。
何も成果なくとも、いい思い出。
記録より、記憶ですか?
(ちょっと違うか)