今年のプロ野球ペナントレースは、セリーグでは巨人が好調に首位をキープし、パリーグでは何と楽天が首位を走るという番狂わせで、約一ヶ月半が過ぎた。
我が愛する阪神タイガースは、真弓新監督の指揮の下でアニキ金本知憲選手の絶好調ぶりは目立つものの、どうも調子に乗れず、いまだ五割に届いたかと思えば、また借金をする生活に逆戻りという低迷振りで、少しファンをガッカリさせている。
そんなむ中で、今晩の甲子園球場での対広島カープ戦では、もうすぐ41歳になるというベテラン左腕の下柳投手が二安打完封ペースで九回を投げきった後、同じく41歳になった金本アニキが九回裏の攻撃で先頭打者としてバッターボックスに入って、劇的なレフと観覧席に入る9号ホームランを放ち、サヨナラ勝ちを演じた。
阪神ファンならずとも、41歳になる投打のヒーローに拍手喝采し、緊迫した投手戦を制した二人の立役者のプロ野球選手としては高齢な金本と下柳に驚くばかりである。
しかし、ここ数年プロ野球界での「アラフォー世代」の活躍には目を見張るものがあり、その日本人選手としての筆頭は、横浜ベイスターズで現役で活躍する工藤公康投手であり、なんと46才のおっさんである。
続いて43歳の小宮山悟投手(ロッテ)、山本昌投手(中日)とつづき、40才では、ローズ(オリックス)、山崎武司(楽天)、木田優夫(ヤクルト)らも活躍している。
阪神タイガースでは、現在故障中で一軍復帰が待たれる、矢野輝弘捕手もいて、金本、下柳、矢野がそろえば、アラフォー三人衆としてのトリオで甲子園球場での「お立ち台」がまた実現する日も近いと思われる。
その予行演習の如く、先日は下柳投手が勝利に貢献したヒーローインタビューに一人で登場し、「心細いです」と語ってたくさんのファンの喝采を浴びていたし、今晩は金本選手が一人でお立ち台に上がり、勝利の喜びを語りながら少し寂しそうであった。
それにしても金本知憲外野手は、41歳の誕生日を迎えた4月3日の開幕ゲームで、絶好調の二打点を上げる活躍で今期の口火を切って、4月当初のゲームで、二試合も三本のホームランを打つという離れ業をやってのけて、断然トップの成績で、四月のセリーグ月間MVPに選ばれるという大活躍をしたのである。
景気低迷の日本の経済界、また政治の混乱、不信感が渦巻く昨今の中で、こんなにも「ガンバッテイル」という姿と成績を示してくれる、プロ野球界の「アラフォー選手」たちに、ほんとうに拍手喝采をおくりたい心境である。
願わくば、このアラフォー世代選手たちに刺激を受けて、若手や中堅選手たちも、自らの選手生命をかけての思い切ったプレイを通して、私たち野球ファンだけでなく、日本中の元気のない輩たちを励ましつつ、「みんな元気に頑張ろう」とのエールを送ってほしいものである。
プロ野球の大好きな国民の多い日本。アラフォー選手たちが日本を明るく元気にするひとつの大きな要素になると言っても過言ではないだろう。
我が愛する阪神タイガースは、真弓新監督の指揮の下でアニキ金本知憲選手の絶好調ぶりは目立つものの、どうも調子に乗れず、いまだ五割に届いたかと思えば、また借金をする生活に逆戻りという低迷振りで、少しファンをガッカリさせている。
そんなむ中で、今晩の甲子園球場での対広島カープ戦では、もうすぐ41歳になるというベテラン左腕の下柳投手が二安打完封ペースで九回を投げきった後、同じく41歳になった金本アニキが九回裏の攻撃で先頭打者としてバッターボックスに入って、劇的なレフと観覧席に入る9号ホームランを放ち、サヨナラ勝ちを演じた。
阪神ファンならずとも、41歳になる投打のヒーローに拍手喝采し、緊迫した投手戦を制した二人の立役者のプロ野球選手としては高齢な金本と下柳に驚くばかりである。
しかし、ここ数年プロ野球界での「アラフォー世代」の活躍には目を見張るものがあり、その日本人選手としての筆頭は、横浜ベイスターズで現役で活躍する工藤公康投手であり、なんと46才のおっさんである。
続いて43歳の小宮山悟投手(ロッテ)、山本昌投手(中日)とつづき、40才では、ローズ(オリックス)、山崎武司(楽天)、木田優夫(ヤクルト)らも活躍している。
阪神タイガースでは、現在故障中で一軍復帰が待たれる、矢野輝弘捕手もいて、金本、下柳、矢野がそろえば、アラフォー三人衆としてのトリオで甲子園球場での「お立ち台」がまた実現する日も近いと思われる。
その予行演習の如く、先日は下柳投手が勝利に貢献したヒーローインタビューに一人で登場し、「心細いです」と語ってたくさんのファンの喝采を浴びていたし、今晩は金本選手が一人でお立ち台に上がり、勝利の喜びを語りながら少し寂しそうであった。
それにしても金本知憲外野手は、41歳の誕生日を迎えた4月3日の開幕ゲームで、絶好調の二打点を上げる活躍で今期の口火を切って、4月当初のゲームで、二試合も三本のホームランを打つという離れ業をやってのけて、断然トップの成績で、四月のセリーグ月間MVPに選ばれるという大活躍をしたのである。
景気低迷の日本の経済界、また政治の混乱、不信感が渦巻く昨今の中で、こんなにも「ガンバッテイル」という姿と成績を示してくれる、プロ野球界の「アラフォー選手」たちに、ほんとうに拍手喝采をおくりたい心境である。
願わくば、このアラフォー世代選手たちに刺激を受けて、若手や中堅選手たちも、自らの選手生命をかけての思い切ったプレイを通して、私たち野球ファンだけでなく、日本中の元気のない輩たちを励ましつつ、「みんな元気に頑張ろう」とのエールを送ってほしいものである。
プロ野球の大好きな国民の多い日本。アラフォー選手たちが日本を明るく元気にするひとつの大きな要素になると言っても過言ではないだろう。