ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

季節のランチ。

2009年05月17日 | 季節の話題
 毎月第四日曜日に、私たち男の料理サークル「おりじ」がお送りする、宇治「ゆめカフェ」でのこだわりのオーガニックランチも、昨年10月にスタートして、早や半年が過ぎて、夏場を迎えようとしている。

 今月の二十四日の日曜日のメニューは、「鯛めしと鯛のお吸い物」を中心に、いつもの様に季節の食材を中心に、お父さんたちが手間暇かけて作る、おいしい自然食料理によるランチが、なんと600円、コーヒー付きでも750円で食べられるのである。

 京都にお住まいの方ならご存知の、JR奈良線の宇治駅からなら徒歩3分、宇治警察署を越えてすぐ左側にある、大きな赤い提灯が目印の地味なお店が「宇治ゆめハート」という自立支援の日替わりメニューのお店なのである。

 実は、働きたい女たちのネットワークと共同作業所ゆめハウスが共同企画の「宇治ゆめハート」は、昨年五月にスタートし、毎日日替わりの一日料理長と称する人たちが各々の経験からの腕をふるって、昼食を中心に提供している、とってもアットホームな手づくりランチが評判である。

 主な担い手は、やはり女性が中心なのだが、私たち男の料理サークルとして10年以上の経験を持つ団塊の世代が作る「オーガニックランチ」と、もう一日「団塊ラーメン」と称する男たちのグループが毎月一回、一日料理長よろしく厨房に立って「お客様に喜んで食べていただく」ことをモットーに頑張っているのである。

 私たちのモットーは、やはり「安全、安心、美味しさ」であり、食材からこだわって、できる限り有機、無農薬の野菜や無添加食品を準備し、調味料なども自然食品として名だたるものを使用しているために、なかなか採算が難しいのだが、美味しく安全な食材を心がけているのである。

 今までの主なメニューとしては、このガリバー通信でもご紹介しているのだが、「秋刀魚の炊き込みご飯」、「アサリご飯」「ポパイチャーハン」「竹の子ご飯」などとメインのご飯は、ほとんどが炊き込みご飯か「いろめし」なのである。

 男の料理の定番というわけではないが、私自身が「丼もん」が手軽に出来て美味しく、食べやすいという考え方で、いつの間にか「丼」か「○○飯」と言った感じのご飯ものが中心となったわけである。

 今月の第四日曜日、すなわち来週の日曜日のメニューは、冒頭に明記したように「鯛めし」なのだが、この作り方、レシピにもいろいろあって、私たちは鯛の炊き込みご飯風に仕上げた上に、鯛で作ったピンクのデンプを乗せて、キザミ海苔と木の芽で食欲をそそる一品となった。

 鯛のデンプを作る過程の煮汁をベースにした「鯛のお吸い物」も絶品で、季節の野菜としての胡瓜と山芋を梅干しペーストで味付けした付け合せも好評だろう。

 なにぶん初めて作る料理もあるので、自宅で一度試作した後、仲間と一緒にリハーサルと称して料理し試食し、いつも試行錯誤の上で、本番のお客様への料理サービスとなるので、結構自画自賛のランチが続いている。

 皆さん、お時間が許せば、一度ご遠慮なく足を向けていただき、ぜひご賞味くださいませ。
コメント (1)
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