ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

ジェゴグの公演の夢。

2011年01月10日 | ガリバー旅行記
 一昨年の春に、前年の夏の内モンゴルツアーでお世話になった小さな旅行社の懸賞というのか、抽選でプレゼントされたのが、バリ島往復航空券だったことから、初めてインドネシアのバリ島に出かけて4泊5日の異文化体験をしたのであった。

 その折の旅行記というか感想も、我がブログで以前に記したと思うのだが、そのバリ島の山岳部の麓の町ウブドに滞在し、素敵なコテージを経営しているMさんとの交流のネット通信が正月明けのPCメールの解禁でたくさん舞い込んだのである。

 その中で思い出したことがあって、M氏に返信したところ、バリのウブドで出会ったSさんが夢見ている、日本でのバリ民族楽器の演奏「ジェゴグの日本公演」は、まだ実現していないとのことであった。

 ご存知の方も多いと思うのだが、この「ジェゴグ」というバリの民族楽器による演奏は、とても迫力のある大きな竹筒や竹をビブラフォンの如く組んだ楽器を主に、多くの男たちが上半身裸でたくましく演奏するので有名であり、バリ島を訪れる観光客の多くは、この伝統的な素朴で強烈な民族楽器の演奏に魅せられるのである。

 私もバリ・ウブドでの滞在の三日目の夜、このジェゴグの演奏会を聞きに行って、とても感動したのだが、演奏している男たちの中に何人かのコテージで働く従業員の顔があって、彼らが仕事をしながら伝統的なバリの音楽演奏を練習し演奏し続けていることに改めて感銘をうけたことを覚えている。

 この「バリ民族楽器演奏・ジェゴグ」に魅せられて、自らの大学院での研究テーマとして、現在修士論文をまとめ中の女性が、近い将来に「日本でジェゴグの演奏会」をとの夢を抱いているのだが、相当の人数の演奏する男たちの日本への渡航費や宿泊経費などとジェゴグの独特の楽器である大きな竹筒や民族楽器の輸送、運搬についても多額の費用がかかると予想されることから、多額のスポンサーを探しつつ、今後ぜひ実現したいという大きな計画を温めているのである。

 確かに多額の資金を要する「バリのジェゴグ日本公演」だと思うのだが、「夢」はいずれ現実のものとなると私は確信しているのだが、具体的な見通しは見えないし、何から光が見えてくることやらと本人は思っているのかも知れないが、ともかくいろんな機会、場所で「ジェゴグを呼びたい!」と言い続けることだろうと思っている。

 多くのバリ島に魅せられた日本人観光客をはじめ、民族音楽を研究したり愛する人々の情報や交信を通じて、いつかこの計画が夢ではなく実験する方向へと歩みだすことだろうと私は楽観的に考えているのだが、大変なことには違いない。

 ぜひ、多くの皆さんにバリの民族楽器演奏、ジェゴグを日本国内でも聴いていただける機会としての「ジェゴグ日本公演」の実現に、私も微力ながらサポートしたいと思うので、皆さんもその節にはよろしくご協力、ご支援をお願いいたします。

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