ガリバー通信

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神無月です。

2009年10月01日 | 季節の話題
 10月1日、旧暦では神無月と称し、何故か出雲大社に縁結びの神様たちが一同に会する月となっていて、島根県以外の地方では「神様が不在の月」、すなわち「神無月」というのだそうである。

 つまり全国津々浦々におられる神様たちが、島根県出雲大社に集合して、大事な会議を行われるみたいで、新潟県佐渡島ではなんと、この神無月の期間は「縁談」を控えるといった風習もあるみたいである。

 たぶん旧暦の上での伝承なのだが、近来では現在の10月のことを「神無月」と称するようになっていて、昨日芸能マスコミを賑わせた「石田純一と東尾理子」の婚約、結婚へのニュースも、神無月に入る前に神様がいるうちに急いで発表したともいえる芸能ネタだったのかもしれない。

 なにせ、男と女が結ばれる「婚礼」、「婚期」を司る「縁結びの神さま」が不在の月になる前の「駆け込み婚約」のニュースとなったと言えよう。

 私たち凡人にとっては、若き時代はともかくとして、結婚して家庭を持ち、娘や息子もそれぞれの伴侶を得て幸せな家庭を築いておれば、今更「神無月」に驚いたり、あせったりという感じは全くないが、世間の言い伝えなので、婚活に励む人たちにとっては、この10月は少しあせってもしかたがない季節だと思うしかないのかもしれない。

 今日、私は職場のスタッフたちと共に、秋晴れの素晴らしい天気の中だったので、昼食を気持ちのいい秋風に吹かれて食そうと、仕事現場である亀岡市内にある、運動公園で開催されている「夢コスモス園」にお昼休みに集合して、赤、黄、白、紫と各種多様なコスモスが風にゆれる場所でのひと時を楽しんだ。

 さすが10月、秋本番だが、日中は少し汗ばむ上天気だったが、風はなんとも秋を感じさせる涼しさがあり、間違いなく「衣替え」の季節が到来したとも感じたのであった。

 四月から五月にかけての春から夏への「衣替え」は、冬物から夏物への、つまり長袖から半そでへのチェンジなのだが、夏物から秋、冬ものへのチェンジの時期となる「衣替え」のタイミングが難しいものだが、今年はきっちり10月1日でもよさそうになった。

 特に中、高校生たちの制服の「衣替え期」が一般的には「5月一日」と「10月一日」と決まっている学校も多く、一斉に男子の学生服や女子のセーラー服が暑苦しく感じてしまうことがあるのだが、今年はうまくチェンジできそうな気候になったような気がして、少し嬉しくも感じた。

 行き交う学生たちの服装に季節を感じる前に、「衣替え」のチャンスとして家庭の箪笥から夏物を終い、新たに長袖や秋ものの服などを出すという、日本ならではの「衣替え」という習慣を、季節の移ろいを感じながら楽しめたらと思ったのである。

 いよいよ「中秋の名月」が、10月4日に迫っているが、さて夜の天気は曇りから雨との予報なので、少し心配だが、美しい「満月」を観たいものである。

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