ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

やっと梅雨らしい雨。

2005年07月03日 | 季節の話題
 やっと6月30日から梅雨らしい雨模様の天気が続き、里の緑も田畑も恵みの雨に、ほっと一息と言ったところではないだろうか。

 今年の入梅は、例年通りの時期だったと思うが、入梅入り宣言の日だけ雨模様だったが、それ以来真夏のような極暑がつづき、ひょっとしたら「空つゆ」になるのではないかと心配になってきた1週間ほど前に、おかしな現象がおきて、梅雨前線が南から北上するはずなのに、東北、北陸に突如現れて、集中豪雨をもたらしてしまった。

 やっとその梅雨前線が南下してきたのか、水がめが乾わき切って悲鳴をあげる寸前だった、四国、中国地方にも雨天が続き、今年の夏の水道事情に少しの光が差し出していることは、うれしい限りである。

 しかし雨がなくて土地が乾ききっても、雨が降り続けても、田畑の農作物には微妙な影響が出だしていて、野菜のなりに大きく関わってきており、私達の有機の八百屋への出荷をしてくれている、頑張っている小さな農家からは出荷困難の知らせも舞い込んでいるのである。

 私達、町に住み、いつもせいきょうスーパーで買い物をする主婦の皆さん達にとっては、あまり感じておられない方々もいると思われるが、当たり前のことなのだが、野菜や農作物にお天気は大きな影響を与えており、梅雨時にはしっかりと雨が降ってくれなければ、秋のお米の成りにも影響するのである。

 ちょっと雨が降らなければ、暑いねと嘆き、少し雨が続けばうっとうしいねと嘆く。人間さまは勝手なもので、中には土日だけは雨降ってほしくないと迄おっしゃる方もいるほどで、自然環境や地球の大気と人間生活の影響多大な天気の移り変りの責任は、やはり人間に原因がある場合がほとんどなのである。

 やっと一息ついた木々や花たち。そういえば今年の「あじさい」や「ほたる」にも多大な雨不足の影響があったようで、街中でのアジサイの花も、何処か寂しい感じであったし、蛍も発生が少なく、蛍狩りの季節も盛り上がらなかったようである。

 自然の恵みのありがたさは、普通であって、普通ではないときの影響は、私達の物心両面に、気がつかないうちに大きなダメージやしんどさを与えている場合もあるのであって、昔から雨乞いや自然への敬意を表しつつ、祈る行事やイベントが日本だけでなく、世界中にあるのである。

 恵みの雨に感謝しているのは、人間だけではなく、小さな虫から花たち、野山の緑や川、湖、海、世界中の自然界がもたらす、雨が私達の命を守り、生命の進化と保存に役立っているのである。

 明日も、恵みの雨に感謝して、お米やお野菜を感謝していただくこととしょう。
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1 コメント

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いっぱいゴメン。 (やんちゃ坊主)
2005-07-03 17:53:58
 知的障害者と知らずに、いっぱい僕は小中学校の時代に、そういうクラスメイトを「害児」と呼んでバカにしていました。社会に出て、はじめて知的障害のひとたちが、心豊かで優しい人たちであることを知りました。ごめんなさい。少しでもそういった人たちが、社会で楽しく暮らせることをサポートできれば、したいと思っています。
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