ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「春が来た!」

2013年03月04日 | 感じたこと
 やっと春が近づいて来たという実感が、花粉症の影響で鼻に来て目に来た。

 二月末に、気象庁が発表したところによると、今年の二月の冬日と称される零下の気温を記録した日が、関西地方でも10日以上あって、1986年以来の寒さだと言う記録だと言うのだが、今から27年も前の年の冬が如何に寒むかったかなどは覚えてもいないし、誰もが27歳も若かったので、寒さが堪える年齢でもなかったせいもあるのだが、この年は何と一冬で30日も最低気温が零下だったたらしく、戦後の記録的な寒さの年だったらしいが、それに次ぐ寒さが今年関西地区では記録されたという。

 しかし、昨日の北海道での9名もの車の中での一酸化中毒死や行き倒れ的凍死事故という信じ難い死亡事故の報道を聞くにつけ、関西地方に住む我々にとっては、「寒むかった」と言ってはいられないくらいの厳しい寒さと雪の被害が東北、北海道、北陸、甲信越地方では起きている様で、「春が来た!」と浮かれていてはいけない雰囲気でもあるが、やはり「暖かさ」が近づいて来ることは、ただ単なる喜び以上の嬉しいことである。

 自然界では、花や鳥や虫たちが今か今かと「春」を待ちわびているかの様に、あちこちでその兆しを感じて動き出していて、我々人間に目や鼻や空気感で「春」を告げてくれている。

 「ふきのとう」、「チューリップ」、「つくしんぼう」、「めじろ」、「ウグイス」「梅の花」と様々な花や植物や鳥たちが目を出し、姿を現し、私たちに嬉しそうに「春」を告げてくれているのである。

 私は二月から三月、たった一日が経っただけなのに、何故にこれほどまでに「春」を感じて嬉しく感じるのかと、自分自身がおかしいのではないかと思うほどに、今年のここ数日の春を告げる自然界の変化に心が躍る思いで満ち溢れていて、昨日、一昨日と実は「三寒四温」と言うが如く、ちょっと寒さが堪える二日間だったのにも関わらず、「春が来た」という実感で心と頭は「春一色」であったのだが、外気はまだ冷たく、我ながら「アホかいな」思うほどとのギャップも感じていた。

 昨夜はWBC、ワールド・ベースボール・クラシックの対中国戦で、日本は辛うじて勝利して、ブラジルにも勝ってむいるので今夜二次リーグへの進出が決まったそうなのだが、「球春」の到来は感じつつも、どうも今年のWBCは盛り上がりに欠けていると思うし、「侍ジャパン」と称する山本監督率いる日本チームは、「三連覇」などと囃し立てられてはいるが、チーム力は決して世界一を取れる様な勢いや実力はない様に感じていて、何とか次へとつないではいるが、「世界一」の三連覇は無理だと感じている。

 野球はWBCの開幕で「球春」を迎えて様だが、やはり気になるのは日本プロ野球のペナントレースに向けた「オープン戦」であり、サッカーはJリーグ開幕である。

 「春が来た!」と誰もが感じるには、あと数日かかるそうだが今週末は関西地方では日中の最高気温が19度にもなるという予想が出ているので、いくら「三寒四温」という暖かさや寒さが交互に来たとしても、「春の到来」は間違い無いところだと思うが、昔の人が言った「暑さ寒さも彼岸まで」を信じるとしたら、やはり「三月二十日」の「お彼岸・春分の日」までは、本格的な「春が来た」とは言えないのかもしれない。

 いずれにしても、もうそこまで「春が来ている」ことは間違いのない現実であり、とても嬉しいのである。

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