ガリバー通信

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イチローの移籍!

2012年07月24日 | プロスポーツ
 今朝飛び込んできたビッグニュースであるが、マリナーズのイチローがヤンキースへ電撃的な移籍を果たし、しかも記者会見した直後と言ってもいい、約2,3時間後の今までのシアトルマリナーズの本拠地「セーフィコ・フィールド」でヤンキースのユニフォームで背番号31をつけて登場し、ヤンキースのイチローとしての初打席で見事なセンター前ヒットを飛ばして、おまけに盗塁をもやすやすと成功させたのである。

 ともかくカッコいいに尽きる感じで、日本のファンにとってもシアトルやニューヨークをはじめとする大リーグファンにとっても、さすがと唸らせる様な電撃的移籍で、より一層日本の誇り、日本選手のメジャーリーグでの地位と実績を不動のものにしたと言われるイチローが、11年半在籍したシアトル・マリナーズは10年連続200本安打したイチローの活躍があっても、ワールドシリーズへの出場に届かなかったチームであり、イチロー自身が記者会見で、一番負けるチームから一番勝てるチームへと移るんだという決意を語っていた。

 一番ライト背番号51という今までのイチローの姿から変身し、今日は古巣であるマリナーズノ本拠地でのヤンキースデビューであったが、近い内にヤンキースの地元ニューヨークで、誰もが憧れるメジャーリーグの最高峰と言っても過言ではない、あの白にブルーのストライプのユニフォームに身を包んで、打って走って守る三拍子揃ったベテラン日本選手、イチローの姿を見ることができることは、本人にとっても願望だったと思うが、多くの野球ファンにとって新たな夢への挑戦として好感を持って迎えられることだろう。

 あのいつもはクールなイチローが、記者会見では長年メジャーリーガーとしては腕を通していたマリナーズのユニフォームを脱いで、アメリカ西海岸の北部の田舎町シアトルから、なんと東部の大都市ニューヨークへと本拠を移すという移籍トレードについて、少し感慨深く涙は見えなかったが寂しげな表情を見せつつも、新たなステップへの挑戦としてのヤンキーズ移籍にとんでもない新たなテンションが必要だとの認識も含め、言葉を選んで興奮を抑えていた姿もかっこよく、全てが理想的であった。

 長年親しんだ地元シアトルのセーフィコ・フィールドにヤンキースの一員として初登場したイチローが、スタンディングオベーションで歓迎する大多数のファンに対して、帽子を取って深々と礼をする様は、さすが日本人メジャーリーガーとしての自信と共にケジメとしてのファンへの精一杯の挨拶だったと察し、感激すらしたのであった。

 野球ファンの一人としては、イチローも38歳のベテランら選手になっているので、記録よりも記憶に残るシーンを経験させてあげたいとの思いから、やはりヤンキースの一員として是非ワールドシリーズに出場し、イチローらしいヒットか内野安打、いやホームランでも盗塁でもレイザービームと称されるライトからの三塁もしくは本塁への返球でのタッチアウトなどのプレイで活躍し、出来ればワールドシリーズでのMVPを夢見ているのである。
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