ガリバー通信

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サッカー五輪出場決定!

2012年03月14日 | プロスポーツ
 今夜のサッカーオリンピック予選、対バーレーン戦で日本は前半こそ攻めあぐんで0-0で終了し、少し重苦しい空気が漂いかけていたが、後半10分と14分にいずれもセレッソ大阪の扇原と清武が胸のすくようなゴールをたて続けに決めて、バーレーンを圧倒し、同時に行われていた予選二位のシリアVSマレーシアの動静と関係なく、二次予選トップの堂々たる成績でのオリンピック出場を決定したのであった。

 ロンドンオリンピック出場権をかけたU23(23歳以下)のアジア最終予選で、サッカー日本代表は12チームの内のC組で勝ち点12をあげてはいたが、勝ち点9で並ぶシリアとバーレーンにも今日の試合の結果いかんでは一位になる可能性があったので、日本は少なくとも引き分けでも良かったのだが、やはりバーレーンに勝って五輪出場を決めたかったのである。

 関塚監督も、自信と誇りを持ってプレーし、我々の手で切符をしっかりと勝ち取ると試合前の会見でも語っていたが、前半は何処と無く堅さも感じられて、相手の縦パスに翻弄されて、少し危ない場面もあったが、よくディフェンス陣が守って相手にも得点を許さず、後半戦への期待を秘めて試合はハーフタイムとなった。

 日本は勝ち点だけでなく、得失点差でも大きくシリア、バーレーン両国を引き離していたのだが、いくら五輪切符を手にしたとしても、ぎりぎりの成績では「五輪本番は大丈夫か」と思われるので、結果と内容、両方にこだわった戦い*したいとゴールキーパーの権田選手も語っていた様に、見事な内容と結果で堂々たる出場権を獲得したのであった。

 今夏7月に開催されるロンドンオリンピックへの出場枠を、これでサッカーに関しては男女共獲得したことになって良かったのだが、昨年の女子ワールドカップで奇跡的な優勝を果たして、一躍マスコミの話題の寵児となってしまった「なでしこジャパン」こと女子ニッポン代表は、先月のポルトガルで行われた国際マッチでも澤穂希選手が突然のめまいを生じる病気で準決勝のアメリカ戦を欠場するアクシデントもあったが、初めてFIFAランク一位の米国に初めて1-0で勝つという金星をあげて、惜しくも決勝ではランク2位のドイツに接戦の末3-4で負けたが、なかなか見ごたえのあるいいゲームを見せてくれている。

 果たして本番のロンドン五輪での、日本チーム男女のサッカーの戦積はどうなるであろうか。

 これから約4ヶ月の間に、たぶん代表選手枠と言われている18名のチームメンバーが最終的に決定された上で、最終調整とチームプレイの練習を含めた作戦が練られることとなるのだろうが、男子の関塚監督と女子の佐々木監督にとっては、いよいよ正念場の選手選考と相手チームの攻略への作戦などについての情報収集が必要になってくる大事な期間となるのだろう。

 そもそもサッカー男子五輪は今回で5回連続の9回目の出場となるのだが、まだまだ世界の舞台でメダルを獲得する実力には至っていないという状況なのだが、若いアンダー23という五輪出場の条件もあって、勢いで奇跡的な快進撃をする可能性はあるチームだとも言えるので、五輪が行われるイギリスのロンドンは日本と比べると比較的涼しく日中でも20℃を少し超える程度のピッチコンディションで試合ができるので、ぜひとも奇跡的なメダル獲得を目指してほしいものである。

 一方の女子は昨年のワールドカップでの優勝金メダルと言う勲章はあるものの、何故かワールドカップよりも権威のある大会としてのオリンピックで勝ってこそ実力が認められるというサッカー界の常識だそうで、FIFAランクで3位に甘んじている日本のなでしこジャパンが本当の世界一になるためにも負けられないオリンピックでの戦いとなるのである。

 ともかく、扇原と清武よくやった!素晴らしいゴールだった。おめでとう!

 
コメント
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