ガリバー通信

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女王への戦い!!

2010年02月24日 | テレビマスコミ
 いよいよバンクーバーオリンピックで、女子フィギュアスケートが始まり、今日は前半とも言うべき「ショートプログラム」が行われ、日本の浅田真央選手がほぼ完璧な演技で自己最高点の73.78点をマークした後、韓国の金メダル候補と言われているキムヨナ選手が世界最高点の78.50点という最高点で一位となった。

 安藤美姫選手は、最終演技で少しもたついたが、64点強を出して4位につけ、鈴木明子選手は61点強で11位と少し出遅れたらしい。

 いずれにせよ、フィギュアスケートは「採点競技」であるため、細かい基礎点と技術面と表現力などの加点があるらしく、なかなか素人の私たちからすると、採点基準が分かりにくく、今回のショートプログラムの一位キムヨナ選手と二位の浅田真央選手の4点強の差とは一体何なんだろうと疑問視するコメントもあったが、ともかく「浅田真央」ちゃんにとっては、過去にキムヨナにショートで10点以上の差をつけられてもフリーで逆転勝利したこともあるので、明後日のフリー演技が楽しみである。

 浅田真央とキムヨナは、宿命のライバルとして、日本と韓国の国民ばかりか世界中のマスコミと人々が注視する中、多くの練習の成果もあって、お互いのプログラムをほとんどミスなく演技して、二人とも満足げな笑顔であった。

 両者とも1990年生まれの現在19歳で、生まれもキムヨナが9月5日、真央が9月25日で、身長も真央が163センチ、キムヨナも164センチである。

 宿命のライバルとしての2004年のジュニアGPファイナル以来の同じリンクで順位を争った計11戦での戦績は、一戦を除きキムヨナの6勝4敗で、ここ3戦連続キムヨナが勝利している。

 ジュニア時代からのライバルとなったキムヨナと真央に挑むのは、日本の安藤美姫とカナダのロシェットくらいしかいない模様で、明後日の「フリー演技」に最大の注目が集まると思われる。

 でも大丈夫だと多くの国民は、浅田真央と安藤美姫選手のメダルを確信していて、特に真央ちゃんがフリー演技に強いことから、韓国のキムヨナ選手を逆転して、日本に待望の初の「金メダル」を前回大会での荒川静香選手についでもたらしてくれるだろうと信じている。

 今回のショートプログラムで、真央ちゃんが最初に跳んだ3回転半ジャンプは、女子としてはオリンピック初の快挙だそうだが、キムヨナ選手の3回転、3回転の連続ジャンプの方が評価は高く、各々の基礎点として、真央9.5、キムヨナ10.0で、加点が真央が0.6点なのに対してキムヨナは2点と、この最初のジャンプだけで、約2点の差がついたのだというから、フリー演技でも「採点基準」などを克明に確認した上で、楽しく堂々と自信を持って演技してほしいと願うのみである。

 本当に「女子フィギュアスケート」は、氷上の女王を決めると言っても過言ではない、冬期オリンピックの華なので、是非「ガンバレ日本」の集大成としての「金メダル」を獲得してほしいと祈ってやまない。

 
コメント (1)
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