「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

茶箱「月点前」で暑さ忘れて

2016年08月05日 | お茶三昧

           

今月の薄茶は茶箱の「月点前」で楽しむことにしました。


茶箱は六点前あります。
月点前は、難易度上からNO2といってよいでしょうか。
「色紙点」がやはり一番でしょう。
これは人によって感じ方が違うかとも思いますが。
でも難易度が高いということは、面白度も高いということですね。
一服のお茶のために、羽で清めたり、香をたいたり、
小道具をいろいろ使って、目も楽しませつつ、
頂くお茶への期待感を盛り上げてくれるお点前だと思います。

所作が美しくできたり、点前がスムースに流れたときの快感を目指して、
今月はこのお点前でも汗を流していただきますよ。

                

そしてそんな皆さんを励ます今月の言葉は、「白雲自ら去来す」です。
この言葉は「青山元不動。白雲自去來。」と対句になっています。
「白雲は自ら去来するも、青山は元不動なり」と
入れ替えて読むと意味も分かりやすいようで。

巡ってくる様々なことに右往左往することなく、
泰然として過ごせたら良いですね。

今日は本当に暑い一日でした。
でも稽古の間は、皆さんきっと暑さを忘れていたと思います。

 


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川崎の稲毛神社へ

2016年08月03日 | 日記

         

お誘いを受けて、川崎の稲毛神社へ。
1000年を超える歴史ある神社の、例大祭の日に当たり、
拝殿にて、式典に参列させていただきました。

              

拝殿の中には、小泉純一郎元首相の扁額が。
そういえば、神奈川県出身でしたね。

神社は丁度、川崎山王祭期間中で、
毎日いろいろな祭事が執り行われているということでした。

         

この神社が生家という方から、神社の宝を三つお見せしましょうと、
嬉しいことに、色々とと案内していただきました。

この立派な神輿。
期間中街に繰り出し祭りを大いに盛り上げてくれるのでしょうね。
装飾はすべて手作りの今はなかなか作れない第一の宝と。
とても大きく素材も本物と来れば、さぞかし重かろうと。
見せていただいた担ぐときに使う棒の長さにも驚きました。
浅草の神輿職人のお話しを伺ったときは、
「あああのお店かも」と、浅草で育った私には懐かしいものが。

次の宝は阿吽の「天地睨みの狛犬」。
            

睨みのとあるだけあって、迫力みなぎり、
さすがは有名な彫刻家の作品でした。

最後に大銀杏です。
測ってみたら、
鎌倉の鶴岡八幡宮の有名な大銀杏よりも大きいと、ご自慢のようでした。
樹齢は1000年ということ。
一度戦火で損傷したものの復活した、という生命力にこれもまた驚きです。

            

周囲には十二支のブロンズの神像があり、
自分の干支を通して、御祈願くださいとありました。

            

私の干支と今年の干支を記念に残して。
どれも愛嬌たっぷりの姿でした。

雷とともににわか雨の降る一日でしたが、
濡れたり、足止めを食うこともなく、無事に楽しんできました。


玉串も捧げてきましたから、
今年の後半も無事に過ごせるかしらね。

 

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思い出の残し方

2016年08月02日 | 日記

           

誕生日のプレゼントのバラの花。
数日眺めて、ドライフラワーにとぶら下げてあります。
この気候ですから、うまくできるでしょうか。

昔から薔薇の花だけは、ドライフラワーにしてのこすことにしていました。
特にプレゼントをされた思い出の花は。
でも最近はドライフラワーなんてあまり流行らないようですね。
ブリザードフラワーという、もっときれいな保存方法ができましたものね。

旅の思い出にと拾ってきたきれいな紅葉の葉を、
額に入れて飾っておいたり、押し花にしたりと、
こんな思い出の残し方は、もう古いのかもしれませんね。
いつまでたっても今のままの姿で残せるのも良いですが、
だんだんと色あせていくその過程が、
何とも時の流れを感じさせて私は好きですが。

探すものがあって入った納戸になっている部屋。
必要なものを探すのに、いろいろなものを押しのけていて気が付きました。
子の荷物の半分以上はもう決して使わないものだと。
衣類は九割は二度と着ないだろうと。
なぜ捨てない・・・
断りきれなくてもらってしまった電気製品、
大きくて邪魔になるだけの回転籐椅子等々。
この部屋には思い出が詰まっているけれど、
この荷物いつまで取っておこうかしら。
私が死んだらすべてただのゴミでしょう。

そこで決心しました。
納戸部屋の荷物半減作戦!!
この夏は時間が取れた時はそれをしよう。
なんでこんな暑い時にそんなことを思いついたのでしょうね。
それで暑さを忘れていられれば、一石二鳥というものですが。


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