六月の稽古で使ったお茶碗。
高級なものではありませんが、何年も季節の道具として楽しんでいます。
今週いっぱいで、次の道具と入れ替えですが。
今日はこれからの稽古用の絽の着物を出して準備しておきました。
もう暑いので絽の着物を着てもと思いますが、
エアコンの効いた部屋ですので、六月いっぱいはやはり単衣でと思います。
社中に金繕いがご趣味の方がいらっしゃいます。
それを知って、お願いする方が後を絶ちません。
かくいう私も「いつでも良いですから。」とお茶碗をお願いしていますが。
他にも、とても器用な方で、何でも手作りされる方がいらして、
その方にお棚を直していただいた方も。
まるでお抱え職人さんのごとくです。
どちらも男性の方なのですよ。
皆さんたいせつなお道具がよみがえって喜んでいます。
そうしたら少し前から、袋物のお教室に通い始めた方が。
やっと茶入れの仕覆に取り組み始めたとのことです。
今私の茶入れの仕覆をお道具屋さんに、二点直してもらっていますが、
次は仕覆職人さんを社中にお抱えなんてことになるかしら。
ぞくぞくといろいろとご趣味を広げられて、頼もしいです。
もう私は手先を使うことや、目を使うことはダメそうです。
あと十年若かったら私も何かやりはじめたいですが。
若いといえば、
稽古の時に小学生のお弟子さんから、
「先生何歳?」
と聞かれました。
子供に嘘をつくのもと、もうすぐ〇〇歳と答えると、
「あまり皺がないから、若く見えるね。」
ですって!!
「まあ嬉しい。」
子供は正直ですからね。ルンルン。
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