「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

リニューアルした旧奏楽堂

2018年11月04日 | 日記

改修のため、休館していた旧東京音楽学校奏楽堂tが、
11月2日(金)から一般公開を再開しました。
11月3日の文化の日は、台東区長賞の表彰式と、記念演奏会がありました。


嬉しいことに、二人の受賞者の内の一人は、作曲科を志す私の姪でした。
今はスイスに留学中ですが、一時帰国して、式に臨みました。

参加は申込制で、多数の場合は抽選(200名)ということでしたので、
来ていただきたい友人のチケット確保を頑張りました。
親バカならぬおばさんバカというところでしょう。

レトロなこじんまりとした建物は、明治の香りをたたよわせ、
夕方五時になると、きれいにライトアップされます。

 

喜びの授賞式の後に、
この日のために作曲した三曲が、記念演奏されました。
自分で生み出し、そして自分の手を離れた曲が、
演奏家によって奏でられるのを聞く気持ちは、
どんなものなのでしょうね。
様々な感情の浮かぶ中、現代音楽というジャンルに、
必死に耳を傾けました。
来ていただいたみなさんは、「将来が楽しみですね」
とおっしゃってくださいましたが、
「どのようにしてあのような音楽が生まれるのでしょうね」
こんな感想も、正直なところかもしれません。
でも皆さん心からお祝いをしてくださいました。

姪は翌日の今日もうスイスに出発ということで、
一週間の滞在はあわただしく過ぎてしまい、
受賞式後はかなり疲れていた様子。
又しばらくは海外生活になりますね。
体に気をつけて頑張ってくれることを願っていますが。
皆さんからいただいたお祝いを、滞在先のファミリーへのお土産にと、
とてもありがたいと感謝していました。

帰りがけの上野公園は、光のイベントで賑わっていました。
芸術の秋真っただ中ですものね。