久しぶりに出かける用事もなく、
午前中に稽古のない日曜日です。
ちょっとゆっくり起きられたのが幸せかな。
最近今までには感じなかった体の冷えを、
足腰に感じるようになりました。
そして長く正座をしているためか、膝もだいぶ疲れているようです。
そこで、腹巻パンツと、膝用サポーターをと思い立ち、
のんびりした朝ですので、PCを開いてお取り寄せです。
こんなことも、
皆さんを"長緒の始末"で特訓した呪い?かしらね。
茶箱の「雪点前」をしながら、お茶碗の仕覆の長緒の始末と、
「大海茶入」を使って、茶入れの長緒の始末の違いを、
しっかりと覚えていただきました。
どうも皆さん袋や紐が出てくると、
「でましたね」とお顔が少々引きつります。
なんとなく苦手のようです。
箱の紐もしかりで、
お茶会の片づけで帰ってきた箱の紐の姿に、
思わず笑ってしまうこともありますよ。
茶入れの長緒は出したらもうそのままですので、
時にはお棚の竹くぎに吊るしても、ほどけないように始末しますが、
お茶碗の仕覆は、最後にまたお茶碗をしまわなくてはならないので、
ほどくことのできる片トンボに始末します。
トンボの羽の片方なんて素敵な名前を付けたものです。
違いがよくわかるように、両方を同時に稽古しました。
かえって混乱したという方もいらしたかしらね。
今日は午後からもう少し長緒と付き合います。
そして、腹巻パンツと、膝用サポーターの到着を待ちます。