西王母のつぼみを一輪いただきました。
ずっとつぼみでいてほしいけれど、
開いた姿もさぞかしと。
もう椿の季節ですね。
お茶花には何にも勝るような椿ですが、
利休の茶会記にはあまり使われた記録がないとか。
利休さんは椿がお好きではなかったのかしら。
今日で風炉の稽古が終わりました。
最後に床を飾った香合は「手向け山」。
「このたびは 幣も取りあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに 」
百人一首の菅家の歌に由来する名前の香合。
最近温泉に行った方が、
「紅葉がとてもきれいでしたよ」と。
11月の末に予定している近江旅行では、
紅葉もまだ見られますようにと祈っています。
このような香合ともお別れして、
さあ「壷」を出さなくては。
つかの間のお休みは炉を開く準備です。
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