今日は友人と茶箱を楽しみました。
彼女は表千家を長くなさっていますが、
茶箱のお点前をしたことがないのだそうです。
それでぜひ体験してみたいと。
「卯の花」のお点前を二度ほど繰り返して、
もう大体の流れをつかんでしまいました。
さすが、流儀が違うといっても、
お茶に関してはベテランさんですからね。
友人は新しい体験が楽しめたと思いますが、
私が興味深かったのは、他流の所作でした。
表さんのお茶席も何度か体験していますが、
大寄せの茶会では、細かな所作までじっくり見られません。
今日は目の前で、その違いを一つ一つ確認できて、
とても参考になり、面白かったです。
三代目までは同じだった三千家ですので、
それほどの違いはないはずと思っていましたが、
どうしてどうして、袱紗捌きから、道具の清め方、
足の運びまで、すべてに少しずつ違いが見られました。
他流のお点前を見せていただくことは、
自流の点前を再確認し見直す意味でも意義深いと、
以前にも感じたことがありました。
それでも千家以外の流儀と比べると、
やはり親類なのかしらと思いましたけれど。
お茶の前後は、お昼を一緒に頂いたり、
珈琲で一息入れたりしておしゃべりも。
そして初春早々の美術館巡りの約束までして、
茶友との今年最後の時間は、瞬く間に過ぎていきました。
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