「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

他流派と交流の茶箱

2014年12月23日 | お茶三昧


今日は友人と茶箱を楽しみました。

彼女は表千家を長くなさっていますが、
茶箱のお点前をしたことがないのだそうです。
それでぜひ体験してみたいと。

「卯の花」のお点前を二度ほど繰り返して、
もう大体の流れをつかんでしまいました。
さすが、流儀が違うといっても、
お茶に関してはベテランさんですからね。

友人は新しい体験が楽しめたと思いますが、
私が興味深かったのは、他流の所作でした。
表さんのお茶席も何度か体験していますが、
大寄せの茶会では、細かな所作までじっくり見られません。
今日は目の前で、その違いを一つ一つ確認できて、
とても参考になり、面白かったです。
三代目までは同じだった三千家ですので、
それほどの違いはないはずと思っていましたが、
どうしてどうして、袱紗捌きから、道具の清め方、
足の運びまで、すべてに少しずつ違いが見られました。
他流のお点前を見せていただくことは、
自流の点前を再確認し見直す意味でも意義深いと、
以前にも感じたことがありました。

それでも千家以外の流儀と比べると、
やはり親類なのかしらと思いましたけれど。

お茶の前後は、お昼を一緒に頂いたり、
珈琲で一息入れたりしておしゃべりも。
そして初春早々の美術館巡りの約束までして、
茶友との今年最後の時間は、瞬く間に過ぎていきました。



よろしかったらぽちっとお願いしますね。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村




この記事についてブログを書く
« カモが葱をしょってきてクリ... | トップ | タイムリミット »

お茶三昧」カテゴリの最新記事