「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

出光美術館で板谷波山を

2014年01月16日 | お茶三昧


今日も寒い一日でした。

月に一度の茶道具の勉強会に行く日です。
頑張って早起きをしましたが、雪の予報に和服はあきらめて、
タイツを二枚はいてセーターを二枚重ねて、
とにかく暖かくして出かけました。

今日は茶杓についての講義でした。
日頃の疑問も解決し、すっきりしましたし、
半分は忘れてしまうかもしれませんが、
茶杓を見る目がかなり違ってくるだろうと思うと、
これからの茶杓を拝見する機会が楽しみになりました。

あの一本の竹の匙がこんなにも見どころを持っているとは。
おいおい皆さんにも伝授しますね。

その後昼食をはさんで、出光美術館に向かいました。
板谷波山の作品を堪能しました。
ジャンルと時代を追って、かなりの作品が展示されていました。
多くは花瓶でしたが、図案化されて描かれた文様が、
シンプルであったり、モダンであったり、
和風であって、異国的であったり。
特に波山が作り出した技法の、
「葆光彩磁」(ほうこうさいじ)の押さえた静けさは、
鮮やかなものに比べると、惹かれるものがありました。

その後同行の方に誘われて、もう一か所寄りました。
おそろしや・・・骨董屋さんですが。
茶箱の「振出」に使えそうと、小壷を一つ買ってしまいました。
半値以下に勉強してもらって、そのくらいならと手を出してしまいました。
骨董の値段なんてどうやってつけるのでしょうね。
自分が納得したところで、買えばよいのですが。

このために何処で節約しようかしらと、
買ってしまってからいつも頭を悩ますのですが。

夕方帰宅して、夜はお稽古までしましたよ。
なんとまあ盛りだくさんの一日だったのでしょう。



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