「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

今日で炉を閉じます

2013年04月27日 | 日記

   

半年親しんだ炉とも今日でしばしのお別れです。
これからお炭をおこして、最後の火を入れます。
春の終わりですね。


「先生お稽古の前に、やってしまいましょう!」

「はい、よろしくお願いします」

先日お茶の稽古の前に、
29日の「小御門神社の大祭」に向けた私の稽古をしました。
稽古といっても、お点前ではありませんよ。
当日しなければならない「玉串奉奠」の稽古です。
正しいやり方を教えていただきました。
去年もしたのですが、一年も経つとちょっと自信がありません。
皆さんが久しぶりにするお点前に自信がないのと同じですよね。

「去年他の方のを見ていたけれど、ちゃんとやっていない人もいましたよ」
なんていったら、
「だれがみているかわかりませんから、ちゃんとやった方がいいです」
と言われてしまいました。
「いつもは私が言っていることなのにね。
「はいわかりました」と素直に三回ほど練習して、
「一日一度、復習しておきますね」と私の稽古は終わりました。
私のお役は「玉串奉奠」、
皆さんには「茶箱」のお点前で当日は頑張っていただきます。

さて、五月になって風炉になると、
半年ぶりの風炉のお点前が新鮮だったりしますね。
私はこの入れ代わる時期の緊張感がとても好きです。
お道具の入れ替えなど、準備が大変ですが、
お茶を楽しむ生活を実感する時です。
この繰り返しが脳を活性化させてくれているのかもしれませんよ。