「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

食べ物と思い出

2011年12月12日 | 美味しい話

冷蔵庫の中に、すっかり熟れきった柿を見つけました。
一つだけ隅の方の袋の中で忘れ去られていました。

むいて食べるのは難しそうなので、
朝食のデザートに久しぶりにやってみました。
~熟し柿のスプーン食べ~



そっと上の方の皮をむき、お皿に乗せてスプーンで食べます。
少し冷やして、時にはシャーベット状にしても美味しいです。
こんな風にして食べると必ず、
昔お世話になった大好きだった人を思い出します。


食べ物って不思議ですね。
いつも思い出を連れてきてくれます。
高原の別荘でのブランチ、
温泉旅行での賑やかな食事、
そうそう、あの時食べたのはこれだは・・・と。

それもいい思い出ばかり。
時には悲しい思い出もあるけれど、
例えば母の好きだったものを思い出すときなど。

そういえば母に良く作ってあげた人参ポタージュは、
まだ自分のためには作る気持ちになれないけれど。
それも何時かは懐かしくなる思い出。
きっと食べているときが幸せだからなのでしょうね。



先週、昔の職場仲間との忘年会をしました。

同じ職場にいたのはもう20年以上前です。
皆さんそれぞれ、やっとやってきた悠々自適?かな。

メンバーの中にお誕生日が近い方がいてそれをお店で伝えたら、
キャンドルのたったプレートがサービスされて。
写真まで撮ってプリントしてくれました。



忘年会での食事もまた思い出を増やしてくれるのでしょうね。

今年も残すところ半月ですね。