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「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

涼抹茶

2020年08月01日 | お茶三昧

「涼抹茶」とあったので、取り寄せてみました。
普通より多めの量で薄茶を点て、それに氷を入れてお出しし、
適度に冷たくなったところで頂くと説明が。

盆略点前をアレンジして点ててみました。
建水と一緒に氷を持ち出します。
お茶を点てた後に、氷を4 ~5個入れます。
それをいつも通りにお出しする。
お客様の手の平に乗る頃には、もう冷たくなり始めています。



毎年盛夏の頃には、氷水でお茶を点てて、涼をとっていましたが、
どうも水ですと、泡立ちがいまいちでした。
それでも「意外といけるわね」と、楽しんではいましたが。
このようにお湯で点ててから、氷を落とすというほうが、
「よりおいしい」と、皆さん満足されたようです。
いつものお抹茶でも大丈夫だと思いますが、
夏季限定の「涼抹茶」ということですから、どこか違うのでしょうね。

さて、やっと梅雨明けです。
やはり太陽はいいですね。

 


フェイスシールドもお試し

2020年07月27日 | お茶三昧

いつもいつもマスクで顔を覆ってのお稽古です。
たまには顔もお見せしなくてはと、フェイスシールドを着用してみました。
マスクのような暑苦しさはありませんが、なんとく心もとなくもありです。
ベテランさん相手のお稽古は、ほとんど言葉を発することもなく終わりますが、
初めてのお点前をお教えする方の時は、
始めから終わりまで、私はずっとしゃべりっぱなしの時も。
どんなに注意をしても、リスクゼロにはできませんね。

少しでも体調が悪い時は、皆さんちゃんとお休みしてくださいます。
リスクの高いお仕事をしている方も、暫くはお稽古をお休みさせてくださいと。
今は七割ほどのお稽古復帰率です。

皆さんお互いに気を使ってこそのお稽古継続ですね。
日々の感染者の増加に薄氷を踏む思いの時もありますよ。

いつまた、自粛を強いられることになるかもしれませんので、
皆さんには心置きなく、やりたいお点前をしていただいています。
「今日は何をなさいますか?」
「先週台天目でしたので、今日は盆点をさせてください。」
予習をなさって来る方もいらして、お点前の確認ができて、
それはそれで、充実した稽古ができているようです。

出産のために、今月でお稽古をお休みに入られた方が。
お体に気をつけて、元気な赤ちゃんをと祈っています。
一方、一年間の転勤を経て戻られた方が、お稽古に復帰なさいます。
このような時でも、世の中は動いているのだなあと思います。
細心の注意を払いつつ、前に進まなくてはならないのでしょうね。

 

 


誕生日だった

2020年07月17日 | お茶三昧

メロディーバースディーカードが届きました。
家族との誕生会などすることが無くなった私ですから、
覚えてくれている人がいるだけで、幸せです。

そんな日に、なんと鰻持参でお稽古にきてくれると。
同い年の、お友達弟子さんです。
「こんな時だから、離れて静かに食べましょうね。」
というわけで、朝からテーブル配置を考えて、
到着時刻に合わせて、ご飯を炊いて、
お味噌汁を作って待っていました。

間を空けて、向き合わずに座れるようにしました。
まだ暖かいウナギを受け取って、
炊き立てのご飯に乗せて、鰻重の出来上がり。
「あのね、実は今日は私の誕生日なの」
「わあ、ぐっとタイミング」
というわけで、頂いたバースディカードの、
可愛いロメデイを聴きながら頂きました。

久しぶりにいただく鰻重は、とても美味しくて、
五臓六腑にしみわたり、満足感でいっぱいになりました。

いただく前は写真を撮ろうと思っていましたが、
目の前に置かれた途端、もう食べることに夢中で、
あっ写真と思った時は、食後の片付けが終わって、
既に濃茶の点前が始まっていました。
「今日は鰻だけで帰ろうと思ったけど。」
というところをちゃんと濃茶と薄茶の稽古もして頂きました。

そんな時間が終わって、入れ替わりに午後のお稽古の方が。
何しろ今は一人ずつのお稽古ですので。

「台天目」のお点前の後、薄茶は「葉蓋」をなさいました。
お持ちになったマイ茶碗が、とてもかわいらしくて、
思わず、お茶を点てていただいて、ご相伴してしまいました。


カラフルな傘と雨粒が、とても楽しいお茶碗ですね。
梅雨の鬱陶しい時には、こんなお茶碗が最高。
お茶を頂くときくらいは正座のできるようになった私は、
ちょっとしたお相伴の時に、
「ああ座れる」と感じることがとても嬉しいです。

お茶しか取り柄のない私です。
美味しいものを外に食べに行けなくても、
どこかにGO‐TO しなくでも、
お稽古をしているだけで、十分に幸せです。
むしろお茶ができなかったら、
何をしても心から楽しくないかもしれません。

そんなことを感じた、静かで幸せな誕生日の一日でした。

 


今日は七夕

2020年07月07日 | お茶三昧

梶の葉を描いてみようと思い立ち、
サインペンでなくクレパスを出してきました。
クレパスは匂いと言い、持った指の感触と言い、
懐かしい感覚を呼び戻してくれますね。


梶の葉は、七夕の願いを書くのに使われた葉ですね。
現代では、なかなか近くに梶の木も見つからず、
お茶で、「葉蓋」のお点前をする時に、
必ず用意できるものでもなくなりました。
代わりの葉ですることがせめてもの楽しみですが。
社中の方が、覚えていてくださって、
適当な大きさの葉を用意してくださり助かっています。

さて描いた葉はこの様に切り抜いて、大き目の紙に貼り、
周りに短冊を散らして、
皆さんに一言ずつ願いを書いていただこうと思います。

コロナ禍の中での稽古で、
皆さんがお互いに寄り合っての稽古が難しいです。
せめて短冊の一言を通して触れ合っていただきたいと。

天の川を渡るには、光の速度で14年余りを要するそうです。
梅雨時の雨空で見えないことの多い織姫と彦星ですが、
14年に一度会えればよいということで観念すれば、
見えないあたりを指さして、今どのあたりを渡っているのかしらと、
のんびりと構えるのも風流と思うことにしました。

さて私は、今日は、お掃除サインの点いた空気清浄機と、
もうすぐ点きそうなな換気扇を掃除することにします。

では Have a nice day!


紫陽花は七変化

2020年06月24日 | お茶三昧

「水無月」を作りました。


蒸して


手早く冷やして


京都では六月三十日の「夏越祓(なごしのはらえ)」の日に、
「水無月」という菓子を食べる習慣があります。
この形は氷室から切り出した氷を模っています。
関東でもこの時期に、神社で茅の輪くぐりなどをして厄払いをしますね。
今年は特大の厄を払わなくてはなりません。

「七変化」というのは今盛りの花「紫陽花」の別名です。
移り行く色の美しさは、まさしく七変化。
紫陽花は他にもいろいろな呼び名を持っています。

四片・四葩(よひら)
手毬花(てまりばな)
オタクサ
刺繍花(ししゅうばな)
八仙花(はっせんか)

「四片」は花弁(実は額だそうですが)が四枚だから。
「オタクサ」はシーボルトの愛した女性「お滝さん」から。
今でも長崎では、「おたくさ祭り」という行事が行われているそうな。

お稽古で、お茶杓の銘に、「七変化」とお答えの方がいましたよ。

 


献茶式のマスク

2020年06月22日 | お茶三昧

すっかりマスクをつけてのお稽古が定着しました。
「なんだかお献茶をしているみたいですね。」

確かにそんな雰囲気でお茶を点ててみるのも良いかもしれません。
あの神様( 献茶) や仏様(供茶)にお茶を点てるときは、
息がかからないようにと、マスクのような覆面をしますね。
隙間なく顔を覆うような立体的なものにはなっていませんが。
目的が違いますものね。
「あれはなんでできているのでしょうね。」
ということになり気になって調べてみました。

どうやら奉書のなどの和紙で作るようです。
感染予防のマスクほど暑苦しくはないかもしれません。
コロナ予防と平癒を願って、
御朱印付き覆面を用意している寺院もあるようです。

台子のお稽古をする時など、手作りの献茶用覆面を着けたりしたら、
神聖な気分になり盛り上がるかもしれませんね。

ちなみに"覆面"とか"マスク"で検索すると、
プロレスラーが付けるようなマスクが出てきました。
それを着けたら、爆笑もので面白いと思いましたが、
目、鼻、口と隠したい部分が出ているので、これは役に立たず。

ユニクロのマスクに並んだ大勢の人々を見ると、
これから華麗なマスク生活が、ますます盛んになるの予感。


夕飯のワインが美味しい

2020年06月12日 | お茶三昧

稽古を再開して一週間が経ちました。
夕食で頂くワインがとても美味しい。
やっぱり、好きなことをして、心地よく疲れた後だからですね。

マイ茶碗を、さらに茶巾と布巾まで持参でお稽古の方も。
私はいろいろなお茶碗が拝見できて楽しいですよ。
何十年も前に手にしたそのいわれを話してくださりながら、
皆さんあまり日の目を見ていないお茶碗が使えると嬉しそう。
しばらくは様子を見で、私と二人だけの静かなお稽古ですが、
ゆったりとしていてなかなか良いものですね。
次の方とはニヤミスほどで入れ替わりです。




マスク下げは、便利に使っています。
早速ブログをみて、自分で作ってきた方もいらっしゃいました。
「いいでしょう」と言いながら、
お土産にクリップを差し上げています。

 


マスク下げを作りました

2020年06月08日 | お茶三昧

思いついた「マスク下げ」を早速作りました。
クリップと、細い紐があればすぐできます。
これなら稽古中に、お菓子やお茶を頂くときに、
置くところに迷わずに、さっと外してさっとかけられる! 

洗う時はクリップを外すのも簡単だし、
紐も気になったら別洗い出来ます。
赤い紐は、何かないかと探して、たまたま見付けたものです。
クリップはたくさんありますから、欲しい方にはプレゼントしますよ。

 

ところでアベノマスク、
周りの皆さんには届いたというのに、我が家にはまだです。
特に待ちわびているわけではないのですが、
オンラインのおしゃべりでも、やり玉に挙がった話題の主に、
人並みに早くお目にかかりたいとも。
マスクには罪はないので、
役立たずとの言われようには何か不憫な気もしますが。

もう少し迅速に、そして皆が「これは良いマスクだ」
とうなずけるような完璧マスクを配布できなかったのでしようか。
皆が喜ばなくても、少しの人が喜べは良かった・・
と、政府のいろいろなやり方を耳にすると、
そんな意地悪な見方もしてしまいます。

さて届いたら届いたで、どうしようと迷うマスクです。
どこかに収集箱が置いてあると聞いた気もします。
何とか役に立ってほしいですよね。

 

★ お家元より「感染拡大予防ガイドラインに従った対応」が示されました。
 社中の皆様はお知らせよりご覧ください。

 

 

 


三か月の空白を耐えて

2020年06月06日 | お茶三昧

六月から稽古開始。
来週にでもと思っていましたが、ご希望にこたえて、
フライイングの方達の稽古を今日から始めました。
このような時期だから、お洋服で良いですよと言いましたが、
いつも通りお着物でいらした方も。
着物にマスク姿も、当たり前の景色になるのでしょうね。
稽古のできる幸せをかみしめながら、これ以上何おか望まんと。
皆さんの久しぶりの緊張したお点前に、そして終わってのほっとした笑みに、
三か月の空白も一気に埋まった感があります。

空白と言いましたが、皆さんそれぞれの環境で、
この様な時だからこそと、できることは何かを模索して、
無駄な時間にはしていなかった様子で、頼もしく感じました。
お茶に向かう姿勢が又少し変わったとしたら、
これもあながち無駄な時間ではなかったと思います。

でも決して以前の生活に戻ったわけではありませんね。
いつまた、お稽古のできない事態が戻ってこないとも限りません。
今できる時間を大切にして、次に何が来ようとも、
対処できる心構えだけは、持っていたいと思いますね。
普段、掛け声のように、つい軽々しく口にしてしまう「一期一会」
こんな時だからこそ、身に沁みて感じられるのでは。



このようなものをあちらこちらに置かなくてはならない、
一抹の不安も抱えての稽古再開でしたが、案ずるより産むがやすし。
徐々にこの環境にも慣れて行けそうです。
でもさすがにマスクは、これからは暑いですね。
メガネを首から下げるように、マスクも時々外して、
首から下げる様にしたらどうかしら。
そうすれば、どこに置こうかしらとか、
顎の下にずらそすのもちょっとねとか、悩むこともないですよね。

 


稽古再開の準備

2020年05月31日 | お茶三昧

稽古再開のご連絡とともに、皆さんから、
「待っていました。楽しみです。」
「やはり緊張感のある中でお点前がしたいです。」
と嬉しい声がたくさん届きました。
もちろんご自分の環境から、ご心配な方からは、
「もう少し様子を見ます。」という声も。

皆さんそれぞれのご判断で、再開に臨まれています。
申し訳ないのは、まだ夜のお稽古だけは、見合わせていますので、
お勤め帰りの若い方はには様子を見てからの解禁になります。

もう六月なので、早々と襖を取り除き、簾を掛けて、
より開放的な空間に整えました。
これならば、換気をこまめにすれば大丈夫でしょう。
私との距離も保てるかしらとそれも確認して、
二人でのマンツーマン稽古です。

三か月のブランクを経ての再開ですから、
一度にトップスピートも心配ですので、
私自身のギアーチェンジも徐々にと、少し慎重に構えています。
でも心は皆さんに会える日が待ち遠しくて、
ちょっと浮き浮きしていますよ。

 


稽古再開に向けて

2020年05月27日 | お茶三昧

 

道具の整理を兼ねて、一つ一つ写真を撮り、
そこに情報を加えて、少しずつ一覧表にまとめています。
気がついたことが一つ。
自分の好みや傾向が鮮明に。
かなり渋好みでした。

100年ほど前、スペイン風邪がはやりました。
その折、裏千家十三代円能斎が、
「各服点」を濃茶点前に取り入れられました。
濃茶の飲みまわしを避けるためですね。

今の状況では、濃茶を一椀で飲みまわすことはやはり心配です。
しばらくは各服点てでと思います。
困難な時期をどのように乗り越えてきたか、
過去の歴史に学びながら、私たちも、
様々な工夫をして乗り越えて行かなくてはなりませんね。

緊急事態宣言の解除を受けて、
私の住む地域は、暫く感染者も出ていないようですので、
六月に入ってからの稽古再開を決めました。
少し前から準備していました、稽古のガイドラインを、
皆様にお知らすることにしました。

基本は、三密を避け、距離を保ち、マスク着用で、
一人ずつの個人稽古ということで行います。
念のための細かいかい注意も提案してありますが、
今は安心してお稽古ができるようにすることが一番と思います。

元通りの日常は一年先か二年先か、
そんな長い時間を耐えなくてはならないかもしれません。
その中で楽しめる方法をいろいろと考えていきましょう。

 

(社中の皆様はガイドラインを、お知らせと稽古予定よりご覧ください。)

 

 

 

 


負けないで!!

2020年05月23日 | お茶三昧

二度目の栽培の豆苗はあっという間に伸びてきました。
水栽培の芋の葉との間で、伸び悩んでいる「のび子ちゃん」の髪の毛。
"頑張つて!、負けないで!"と気合を入れています。

来週の週開けにも緊急事態宣言が解除されそうな気配ですが。
気持ちは少し明るくなるけれど、行動はまだまだ慎重にですね。
決して元通りの生活にもどれるというわけではないですもの。

今日はオンライン稽古の後で、グループでつないで、
おしゃべりをしながら、それぞれ自服で一服いただきました。
もちろん私もお菓子を用意して、ご相伴しました。

これもとても楽しい時間でしたが、やはりオンではなくて、
オフで集まれる時間が来てほしいとしみじみ感じました。
稽古が再開できても、暫くは密な場面は作れないでしょうけれど。

仲間の先生方と、お稽古再開に向けての知恵を出し合っています。
時期が来た時のために、準備だけは整えておかなくてはと思います。
待ち遠しいけれど、まだ少し心配と、日々揺れる心です。
"負けないで"は、自分にも言い聞かせています。

 


首都圏はまだまだ

2020年05月22日 | お茶三昧

やはり緊急事態宣言解除は首都圏と北海道は見送られましたね。
私の住むのは東京のお隣ですから、自粛は続くことに。

手作りマスクを頂きました。
お稽古再開がいつになるかわかりませんが、
しばらくはマスクのない生活は考えられませんから、
可愛らしいマスクはとてもありがたいです。
着物のあまり切れで作って、着物とコーディネートしようかしら。
夏は暑苦しいかもしれませんね。
これからは、きっとブランドマスクなんて商品も。

お稽古ができても一対一で、マスクをつけて、
小さな声で言葉少なに、時にはパントマイムでみたいになるかしら。
色々と、小池さんよろしく、稽古再開のガイドラインを作っていますが、
もう少しオンラインでつながることで、楽しむ日々です。



小さなお道具はお持ちでも、風炉と釜がなかなかそろっていないようです。
でも画面の向こうでは皆さんの様々な工夫がとても面白く、
やる気になれば何でもできるものだと、感心しています。
さすがに柄杓の代わりはないと、「ネットで買いました!」と。
「40年以上しまっておいた茶箱をやっと使えました」との声も。

これをチャンスに、自分の生活の中のお茶を見直したり、
新しい発見をしたりできるのではと、期待しています。

 

 


ティールームをつくりました

2020年05月16日 | お茶三昧

定番の朝食。
パン、サラダ、フルーツヨーグルト、バナナジュースに、
おすそ分けに送って頂いたカナダのメープルコーヒーを淹れて。
フレーバーな香りのひろがる朝のひと時です。
案の定体重が増えつつあるので、いつものハムエッグを控えました。
でもランチで埋め合わせをしてしまうので、同じかしらね。

昨晩は三時間以上にわたるオンライン飲み会をしてしまいました。
電車に乗って帰らなくてよいのですもの、ついつい長くなります。
高齢者は人とのコミニュケーションをしていないと、
コロナが収まったと思っても、家で自粛している間に、
今度は介護が必要な状態になっているかもと脅かされています。
ちゃんと、食べて動いて人とお話ししないといけないそうですよ。

今日はオンラインで若い方二人とつなげてお茶を楽しみました。

相手の画面ははっきりと見えるのに、
私の顔はほとんど静止画像だったようです。
美しい瞬間で止まってくれていたことを祈るばかりです。
一人目の方の時は動いていたのに、時々そんなこともあります。

いつもSkypeか、LINEでマンツーマンでつなげてのお茶ですが、
グループを作ったら、皆でお話しができると、
まず三人でSkype上でのティールームを作りました。
ずっとお話ができない社中仲間とのおしゃべりを楽しむ場です。
社中の方でSkypeでつなげられる方、この指とまれ~

 

 

 


希望を持ちたい

2020年05月13日 | お茶三昧

オンライン稽古も、二か月目に入り、常連さんもできました。
気にいってくださり嬉しいです。
始めはどんなものかと緊張してつないでくださった方も、
「ありがとうございました。ではまた来週お願いします。」と。
繋ぐたびに、色々とお家でできるお稽古の工夫や、
楽しみ方のヒントなどをお話しして差し上げています。

この機会を利用して、茶箱をしっかりと覚えたいという方。
茶箱をお持ちなのに、家では一度も使ったことがなかったそうです。
前回の稽古が終わって、、
「お茶碗や棗の仕覆があれば「花点前」もできますよ。
大津袋のような物でもよいですから。代用できるものを用意できるかしら。」
と次にやれそうなお点前を提案してみたのですが、
なんと今日は画面の向こうで嬉しそうに、
「こんな風に作ってみました。四日もかかって作りたいへんでした。」と、
仕覆に入ったお茶碗を見せてくださいました。。

ネットで見て、ありあわせの材料で作ったそうですが、立派なものです。
裂地もなかなか素敵ですね。
これができればマイ茶箱のお道具にも素敵な仕覆を着せてあげられます。
何とかしたいと思う気持ちが、自作の仕覆という結果に。
きっと大変でも、充実感を味あわれたことと思います。

オンライン稽古も、それぞれに色々なやり方があって、
その方の希望や、環境に合わせて工夫してしています。
「唐物」や「盆点」の稽古も見立て?自作?の「曲水指」でクリアー。
なせばなるです。


なんとか点前の流れだけはおさらいできました。
お若いこの方もやはり袋物づくりに挑戦し始めたようです。

このように楽しみつつも、早く正式のお道具で、
緊張感とともに茶の湯に浸る時間を持ちたいでしょうね。

私も嘆いてばかりいられないので、気を取り直して、
お稽古が再開できるようになったときのために、
コロナと共存しながらのお稽古のマニュアルを、
あれやこれやと考え始めました。
前に進む準備をしていないと、生活に張りが出ませんものね。

明日は初めての方がオンラインに挑戦してくださいます。
久しぶりにお話しできますから楽しみです。