梶の葉を描いてみようと思い立ち、
サインペンでなくクレパスを出してきました。
クレパスは匂いと言い、持った指の感触と言い、
懐かしい感覚を呼び戻してくれますね。
梶の葉は、七夕の願いを書くのに使われた葉ですね。
現代では、なかなか近くに梶の木も見つからず、
お茶で、「葉蓋」のお点前をする時に、
必ず用意できるものでもなくなりました。
代わりの葉ですることがせめてもの楽しみですが。
社中の方が、覚えていてくださって、
適当な大きさの葉を用意してくださり助かっています。
さて描いた葉はこの様に切り抜いて、大き目の紙に貼り、
周りに短冊を散らして、
皆さんに一言ずつ願いを書いていただこうと思います。
コロナ禍の中での稽古で、
皆さんがお互いに寄り合っての稽古が難しいです。
せめて短冊の一言を通して触れ合っていただきたいと。
天の川を渡るには、光の速度で14年余りを要するそうです。
梅雨時の雨空で見えないことの多い織姫と彦星ですが、
14年に一度会えればよいということで観念すれば、
見えないあたりを指さして、今どのあたりを渡っているのかしらと、
のんびりと構えるのも風流と思うことにしました。
さて私は、今日は、お掃除サインの点いた空気清浄機と、
もうすぐ点きそうなな換気扇を掃除することにします。
では Have a nice day!