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「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

気概をもって

2021年01月15日 | お茶三昧

 

今日はお正月用に出した、お稽古使いでないお茶碗で一服点てました。
お稽古が自粛になりましたので、再開まで、片づけておくことになります。

 

暮れのお稽古でのことです。

「今の所作、とてもきれいですね。かっこよく様になっていますよ。」
とお点前中の方に声をかけると、
「実はこれが私の今年の目標だったのです。」と。
「以前ほかの方のお点前を見ていて、
この所作をきれいにできたらいいなと思ったんです。」

そうだったのですね。
お点前の格が上がり、初歩の点前にはない難しい所作もたくさん出てきます。
始めのうちは「なかなかうまくできません。」と、皆さん苦労なさいます。
そんな時は、きっと家で何度もやってみたりする方もいらっしゃると思います。
口には足さなくても、今度こそと、秘かに心に期していらっしゃる方も。
皆さん気概を持ってお稽古に臨んでいらっやる事が、嬉しくなりますね。

そう思うと、今回自粛を余儀なくされたことは、とても残念です。
時間があったら、気になっている所作を何度も復習するのも良いかもしれませんね。
自粛明けのお稽古で、何か一つでも満足が行く所作が増えたら楽しいですよ。
「お点前を忘れてしまいましす。」と心配なさいますが、
お点前の順序など、忘れて構いませんから。


一日一点前

2021年01月11日 | お茶三昧



準備したお正月用の道具。
稽古の自粛で、皆さんに使っていただけませんので、
自分で毎日、薄茶や、濃茶を点てて再開の日まで、
そのままにしておこうと思います。

お茶を点てながらの今の楽しみは、道具を持って立てる足に鍛えることです。
今日は手をつかずに立つことができて、思わず自分に拍手です。
術後は膝を折って座る事すらできなかったのに。
稽古は自粛でも、私の足は自粛なんかしていられません。
春になるころには、暮れにお茶名を申請された方に、お名前がいただけます。
私が真の点前をして、引次の式をと考えています。
それを目標に毎日一点前しようと思います。

おかげさまで、お菓子もすべて皆さんで食べていただけました。
「お家の方にお茶を点てて差し上げてね。」とお渡ししました。

お家元の新年のメツセージが、一月七日にホームページに掲載されました。
まだの方はご覧ください。
今年のパスワードがお分かりにならない方は、
お知らせのページに載せておきます。


「菓子珊珊」で見つけました

2020年12月14日 | お茶三昧

膝の手術で入院していた時、
お茶友から「時間があるでしょうから」と、
お見舞いにいただいた本です。

流儀の違う方の編集ですので、
菓子器などのお好みは違うところもありますが、
お菓子の写真が素敵で、色々と参考になりますので、
折に触れて眺めています。

新しい年も近づいて、初釜のお菓子の準備もしなくてはと、
主菓子の「花びら餅」はすでに注文しました。
お干菓子に、お正月用に使ういつもの同じお店のお菓子を、
来年はちょっと変えてみようかしらと、
又この本を取り出してきました。

気になるお菓子を見つけるとネットで検索して、
「地方発送承ります」とあるお店なら、届けてもらえます。
二~三候補を決めて検索し、一つ決めました。
送料もかかることですから、他にも二種類、日持ちのするお干菓子を選んで、
一緒にお稽古初めの前日に届くように送ってもらうことにしました。

正月用のお抹茶の手配もできていますし、
曜日ごとのメンバーも決まり、
着々と、年始めのグループ初釜の準備は進んでいます。

そんな中、六月に自粛していた稽古を再開してから、
半年以上お顔が見られなかった方が、昨日稽古に復帰されました。
飲食業の方ですから、さぞかし大変な思いをされた事でしょう。
「良くも悪くも落ち着きました。初心者に戻っていますから、
お稽古は平点前でお願いします。」
そんな連絡が届き、
「のんびりとお稽古を楽しんでください」とお待ちしていました。

お世話になった方のお店が二件が閉店されたとうかがい、
私も伺ったことのあるお店ですから、何ともやりきれない思いです。

久しぶりのお点前での一服に、
「贅沢な時間ですね。」としみじみ。
お仕事という意味では一番心配していた方ですから、
お顔を見られて本当に安心しました。

年内のお稽古が最後になられた方からは、
「コロナ禍の中、お稽古をしていただいてありがとうございます。」と。
私の方こそ、お稽古に来ていただいてありがとうございますという気持ちです。
ほとんどの皆さんが何らかの形でお稽古に復帰され、
そして無事にこの一年を終えられそうで、何よりです。
でも皆さん、これからもくれぐれも油断されませんように。

 

 


せめてクリスマスくらいは

2020年12月07日 | お茶三昧



12月に入り、玄関扉にリースを飾りました。
花盛りを迎えるシャコバサボテンも、
玄関先のやつでの隣に置きました。
なんとなくクリスマスカラーでしょ。

リビングの棚にはこんなおもちゃを。
どちらもゼンマイで動きます。
ついでにに床の花もこんな感じに。

蘭と葉牡丹で遊びました。

他にも、寄付きの「無事」の短冊にも添えて・・・

最後にお薄のお茶碗もクリスマスですよ。
何も新しいものはないけれど、
今だけを楽しむものはいろいろあるので、総動員しています。
せめての華やいだ気持ちで、自粛の閉塞感を打ち破りたいです。

 

稽古では今月は「各服点て」の稽古をしています。
お正月のグループごとの初釜のためです。

本当に皆さん久しぶりに、複数のお客様の前でお点前ができます。
それだけで、稽古にも熱が入るようです。
色々心配ですが、私も気持ちを奮い立たせています。

 


炉開きと新入り入浴剤

2020年11月01日 | お茶三昧

風炉の稽古が終わり、炉の稽古が始まるまでのインターバルは5日間。
まず無事に炉を開いて準備ができました。
稽古中のソーシャルディスタンスが気になるところですが、大丈夫かしら。

しばらく収納していたリビング側の張り出し畳も、出しました。
でも襖は全部入れずに、密な空間にならないようにします。
実は炉の季節になるにあたって、少し模様替えも考えたのですが、
あれこれやってみて、結局シンプルなものに戻りました。
一日中、ああだこうだと、物をいろいろ動かしたり並べたり、下げたり・・
どれも気に入らなくて、すべて元に戻しました。
とても良い、頭と体の運動になりました。
こんなこともできるのは、本当に膝がよくなったからだと思います。

次の準備はお祝いの善哉です。

きょうにでも小豆を煮なくてはと思っています。

そんな準備の疲れをいやすバスタイムのために、
新しい入浴剤を仲間に入れました。

そのまま体を洗ってもよし、バスタブに落とすと、バブルバスになります。
香りがとても良くて、つい買ってしまいました。
ちょっとおとなしいミルクの香りの入浴剤と、おとなの贅沢な香りを、
交互に、その日の気分によって楽しもうと。
ちょっと嬉しくて、昨日はいつもより早くお風呂に入ってしまいました。

昼間は元気に頑張って、夜はご褒美の、"ああ~極楽極楽"です。

 


旧暦の重陽

2020年10月23日 | お茶三昧

10月25日が、今年の旧暦の重陽に当たります。
お茶杓の銘にも、「籬の菊」などが選ばれたりして、
やっと菊の花が似合う季節になりました。

今日はお稽古の方が見えたら、私がまず薄茶点前を。
いつも思い立っては、一人で点てて独服なのですが、
たまには飲んでいただくのも楽しいと思いましたので。
道具をもっての立ちすわりの動作はまだおぼつかないのですが、
座ってしまえば、膝を気にすることもなくお点前はできます。
使えば使うほど足の調子は良くなっていくように思えて、
それが嬉しくて、色々と試しています。

お稽古に菊のお茶碗を持参されたというので、
重陽の節句にぴったりと、「茶碗荘り」のお点前で、
私も薄茶を一服所望してしまいました。

乾山写しの光琳菊のお茶碗ですね。
季節を感じるお茶碗は眺めるだけでも気持ちが和らぎます。
菊は長寿を表わし、季節を問わないですから、
趣向によっては何時でも楽しめるよさもありますね。
気が付けば私の帯も菊の柄でした。

長寿を願って、美味しくいただきました。

手作りの栗きんとんも、毎日少しずつ、皆さんのお口に入っています。



お稽古が終わるごとに、
「これで風炉の稽古も終わりました。来月はもう炉ですね。」
と言ってお別れしています。
自粛でお休みしたこともあり、例年より短い風炉の稽古でしたが、
炉の季節はどのようにして過ごすことになるのでしょう。
第三波などと言って流行が拡大しないことを祈るばかりです。

そろそろ初釜についても考えていますが、
お茶会をして、大勢の皆さんと一緒にということはできないと思いますので、
今はそれぞれの稽古日にグループごとにと考えています。
そんなことを少しずつ皆さんに提案し始めると、
「初釜など諦めていましたから、嬉しいです。」と。
急に着物のことも考えられるようになり、先の楽しみもできたようです。
少しでも皆さんに楽しんでいただけるよう考えたいと思っています。

 


マスク点前?

2020年10月11日 | お茶三昧

今は感染予防ののため、稽古場ではマスクを着用しています。
それでも二度マスクを外す時があります。
お菓子を頂く時と、お茶を頂く時です。
皆さんそれぞれの方法でマスクの処理をされますが、
ある時、「マスクの扱いもお点前の中に組み込むとよいかも。」
という話で盛り上がりました。
そこでちょっと考えてみました。

「お点前(お菓子)頂戴いたします。」
の挨拶の後に、膝に開始を一枚広げます。

次にマスクの紐を右、左と外す。
(順番を決めておくとお点前っぽい)
それを右から左と半分に折って懐紙に乗せる。

懐紙を半分に折ってマスクを挟む。
(これも右から左へと決めるとお点前っぽい)

懐に納める。

お茶を頂き茶碗を置いたら、
外す時と反対の順でマスクをすぐつける。
それからお茶碗などを拝見する。

いかがでしょうか。
これからも長い期間マスク生活が続きそうですから、
こんなことも考えてみても、楽しそうですし、
マスクも茶道具としての地位を獲得できるのでは。

 

今日は注文しておいた栗がとどいたので、明日は栗きんとん作りです。
午後から散歩を兼ねて、三盆糖を買いに出かけました。
お干菓子になりそうなお菓子も見つけてきましたが、
どれも私のおやつになりそう。
ちゃんと残しておかなくてはいけませんね。


金繕いの輪

2020年10月05日 | お茶三昧

社中に、金繕いの技術をお持ちの方がいらっしゃいます。
これまでに、思い出の品や記念品を繕っていただいた方も。
私も長く使いたいお雛様のお茶碗にひび(ニュウといますが)が入りましたが、
それを見事に復活させてもらい、今でも毎年使っています。

先日直していただいた方のお一人が、
「私も金繕いをやってみたいので、何か参考になる入門本を紹介していただきたい。」
とおっしゃるので、その方にお話ししたところ、早速持ってきてくださいました。

最近はカルチャーの講座でもけっこう目にする金繕いです。
お茶をなさる方は一度は興味を持ったことがおありかと思います。
本もいろいろ出ていますし、「金繕いキット」なるものも、
ネットでも、お店でもすぐ手に入ります。
やりたいと思ったらいつでも始められます。
金繕いの輪も広がると楽しいですね。
お預かりした本をパラパラとめくりながら、
私はきっと手を出さないと思いますが、
ノウハウの一端を知っておくのも楽しいかもと、
お渡しするまでに、さっと目を通してみようと思っています。

お茶席などでよく、見事に繕いのされた古いお茶碗などに出会います。
繕いが景色になって、又味わいが増します。
でも同じお席に繕ったものが幾つもあるのは興ざめですけれど。
繕いのあるお道具が一番似合うのは、今、名残り時ですね。

 

 


ススキを探して

2020年10月02日 | お茶三昧

十五夜の朝、ススキを見つけに出かけました。
確かあそこに去年はあったはずと行ってみましたが、
なんと今年はそこは綺麗に刈られて何もないではありませんか。
もう一か所思い当たるところがあるのですが、少し遠いのです。
散歩のつもりで出かければよいのですが、時間がない。
もう駄目かしらと家の近くまで帰ってきたら、
道路端の雑草の生い茂る中に、ススキか゛!!
灯台下暗しでした。
これはたぶん、"誰かが管理しているススキではない"
と思うことにして、切らせてもらいました。

この頃は郊外でも原っぱとか、道端とか、そんな場所で、
誰でも自由に花や草をとっても良い場所が少なくなくなりました。
公園はもちろん駄目ですし、原っぱかと思っても、どなたかの土地だったりして、
なんとなくそこに入って野の草を積むのも、気が引けますものね。

今年はどうにか無事に手に入ったススキですが、
都会に比べたら、まだ自然の残っているところなのに、
そのうちススキも花屋さんで買わなくてはならなくなりそうです。

一日は、お月見の気分でススキを眺めながら、
お月見団子をお干菓子代わりにして、10月の稽古が始まりました。
名残の月は、中置と台子のお点前等楽しんで、
風炉の季節を終えたいと思います。

朝の冷え込みも感じられるようになりました。
皆さまご自愛くださいね。


自作を楽しむ

2020年09月20日 | お茶三昧

自作の茶箱をお持ちになって、月点前を稽古なさった方が。
自作って箱だけではありませんよ。
茶箱のお点前に必要な道具すべて手作りされたのです。
前回の稽古の時は写真を撮らなかったのですが、
今回は皆さんにもおすそ分けをしようと稽古中に激写です。

箱、お茶碗 茶杓 茶筌筒 茶巾筒 香合 羽 仕覆一式・・木据え・・
そしてまさかウグイスまで自作されるとは思いませんでした。
木据に刺す部分はやすりで削られたとか!!
自作でないのは帛紗と、茶筅と茶巾だけです。
ここまで凝られるのは、もちろん男性です。
楽しかったでしょうね。

道具は作ってみると、その仕組みがよくわかりますから、
とても勉強になりますね。
お道具を見る目が違ってきますし、ポイントもわかってくる。
そんな物づくりの時間に熱中なされたことがとてもうらやましいです。
コロナ禍の自粛生活が退屈なんてことはなかったでしょうね。
それこそ自粛様様だったかも。

熱心な方ですから、一度目で満足しなかったことは、
きっと再挑戦なさるのではないかと思います。

今は一人づつのお稽古ですが、
皆さんが集まってこの茶箱でにぎやかにお茶を頂ける日が、
一日も早くることを願っています。

茶箱と言えば、作るではなくて、好きなものを集めて、
マイ茶箱をプロデュース、アレンジすることに熱心な方もいらっしゃいます。
そんな社中の皆さんの楽しそうな姿が、私には何よりです。

私はと言えば、今熱心なことは足の筋肉をつけること。
きちんとお点前もしたいし、まだまだ元気に出歩きたいです。
これが私のお茶生活の基礎ですからね。


暑さ寒さも彼岸まで

2020年09月18日 | お茶三昧

半間の小さな下座床に、かかる色紙は「夜半の秋」

昨日今日と、まだ木槿が開いてくれました。
夏の終わりを伝えています。

どうやら明日あたりから、涼しくなりそうです。
敬老の日と、お彼岸と続き、シルバーウィークというそうな。
国勢調査の用紙が配られました。
残暑とコロナ禍の中、配布作業は大変でしょうね。
私のお友達も、地域のお手伝いをしていらして、
配布作業を依頼され、頑張っておられます。
インターホン越しの説明など、本当にご苦労様です。
早速私はインターネットで回答しようと思います。

お稽古で見つけた工夫です。


お菓子やお茶を頂くときに、マスクの置き場に困るので、
私が提唱したのは(上の写真)、首から下げてはということでしたが、
今日のお稽古で見つけたのはこれ。(下の写真)
稽古着のベルトの部分にボタンをつけて、そこに下げていました。
なるほどそんなふうにするのもアイディアですね。

皆さん懐やポケットに入れたり、お膝に乗せたり、
丁寧な方は、マスク入れを持参で、そこにしまって脇に置かれたりと、
マスクの処理はいろいろです。
畳にじかに置かれるのはちょっと考え物ですよね。

皆さんいろいろとコロナ禍の中でのお稽古を工夫されています。
使われた道具の後始末も手慣れきたたでしょうか。
考えてみれば、コロナに関係なく、
今のような、一つ一つ丁寧に清めて片づけをするという心がけは、
普段でも大切なことなのではと思えます。
大変でも学ぶところも多いと思えば、気持ちがプラスに転じられますね。

 


オンライン茶道学

2020年09月12日 | お茶三昧

 

裏千家のホームページで、「オンライン茶道学」が始まりました。
コロナ禍で、研究会もゼミも何もかも中止での中、
少しでも学ぶ場をと、開講してくださったのだと思います。
一週間ごとに、テーマと講師の先生が変わりますが、
30分以内ですので、同門の方はアクセスしてみてはと思います。
視聴にはIDとパスワードが必要です。
(社中の方で、お分かりにならない方はお知らせください)

美味しそうな葡萄が二種類も届きました。
シャインマスカットと、ゴルビー。
お稽古でお裾分けしたら、皆さん美味しいと喜んでくださいました。
これで梨も食しましたし、秋の味覚は堪能できました。
今日は少し暑さも一休みで、楽でしたね。
朝からの体調も良いので、、そろそろ衣替えと、
やっと薄物をしまい、単衣を着てお稽古です。
暑い間は体調のこともあり、なかなか一日中着物を着ていられる自信がなく、
洋装にお稽古着で失礼することもありました。
これから涼しくなれば、心身ともに疲れも取れて、
頑張れそうな気がしてきましたけれど。
同じ年代の社中の方からも、体調を崩していたと伺いました。
その方も、私も、かなり元気印だったのですが、
コロナストレスは、さすがに体にも心にもこたえたようです。
「私たちストレスに縁がないと思っていたけど、知らない間に貯めていたのね。」
と慰め合いましたが。

それでもストレスとの付き合い方も少しずつ分かってきました。
負けていられませんものね。

 

 


今だからできること

2020年09月04日 | お茶三昧

今日の独服は逆勝手のお点前で点ててみました。
お茶碗は、金襴手秋草茶碗。
棗は武蔵野蒔絵。
如何に残暑が厳しかろうが、お道具はすっかり秋モードで。

お稽古では、皆さん逆勝手の後遺症?か、
本勝手のお点前に戻っても、何やらおかしなことをしていますが。
薄茶は茶箱で、「月点前」です。

コロナ禍という思わぬ事態に、
去年から予定していたお茶会も、お茶事も、
全てできないで終わりそうなこの一年です。
こんな時だからこそできることはないかと考えてた末、
これかしらということが一つ見つかりました。
長年心に掛けていたことですが、
基本を見直し確かめることに、じっくり時間を割こうと。
そのための仕掛けを考えましたので、準備を始めようと思います。
コロナを避けるだけの守りの稽古ではつまらないですものね。
こうやって、お稽古の新しいアイディアを思いついた時が、
私の一番楽しい時です。

 

 


地に足をつけて

2020年08月29日 | お茶三昧

安南写しの蜻蛉絵茶碗。
小ぶりで、涼しげなお茶碗。
「骨董屋さんの店先に、無造作に置いてあったのですが。」
とお持ちになった方が嬉しそうにそうおっしゃいました。
私も目にとめたら、きっと手に入れていたと思います。
茶箱に仕組んでもとても素敵ですね。

茶箱と言えば、先日の稽古に、すべて自作の茶箱をご持参の方が。
コロナでの自粛生活の続く中、その時間を有意義な使われたのでしょうか。
一生懸命政策に勤しんでいらっしゃると、伺ってはいたのですが、
ついに完成して、お稽古で使い初めとなりました。
和敬板から、木据まで、揃っていて、
どんなお点前もできるという労作です。
まずは「卯の花点前」で、使い心地を味わって。
陶芸がご趣味の方ですから、私は特に、振出と、お茶碗が気に入りました。
職人さんのようにはできなくても、
自作のものを使う喜びが、楽しさを倍増させてくれますね。
写真を撮ることをわすれてしまうほど、
「どうやって作られたのですか」
などと製作アイディア等を伺い、楽しませていただきました。
皆さんとご一緒のお稽古ができませんので、
このお道具は、何かの機会にご披露していただこうと思っています。
それまでには、まだまだバージョンアップされそうですよ。

「いつ元の生活に戻るのかしら」と
何やら仮の生活のようで、地に足が付かない感覚が襲います。
現実を見据えて、どうやって前向きに生きていくか、
そんなことを教えてくれた「自作の茶箱」でした。


心頭滅却すれば火もまた涼し

2020年08月19日 | お茶三昧

信長に敵対していた武将らを寺にかくまったことで、
寺を焼き討ちされた、僧快川は、
燃えさかる炎の中で座禅をくみ、
「心頭滅却すれば火もまた涼し」と、
唐の詩人・杜荀鶴(とじゅんかく)の漢詩を、
朗々とうたいあげながら焼け死んでいったと伝えられています。

耐えられない暑さが続いていますね。
そんな中のお稽古は、「逆勝手」です。
勝手の違うお点前で、心頭滅却していただきました。
「少しはすずしくなりましたか。」
「はいなりました。」

感染防止のため、換気と冷房のせめぎあいで、
涼しいお部屋とはいい難しです。
熱中症という敵も現れて、過酷な夏の盛りは、何時納まるのでしようね。