A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

アメリカで人気の子供コーラス「PS22コーラス」

2011年04月06日 01時18分53秒 | 音楽ちょっといい話
アメリカで有名な子供コーラスがいる。このコラース隊は、小学校5年生を中心に60~70名で編成されているグループで、2006年頃からYoutubeで動画配信をしてきた。すでにミュージシャンの間でも名が知られており、レディー・ガガやビヨンセ、ベン・フォールズなどとも共演をもしているそうだ。

ニューヨーク市内の第22公立小学校の合唱団「PS22コーラス」は、2000年に設立。グレッグ・ブレインバーグ先生の指導のもと、週2回の練習が行われているそう。そして、2006年9月にグループのブログを開設、Youtubeで動画を公開したところ、すぐに人気が出て、アメリカで最も有名な合唱団となった。

彼らは一般の合唱曲だけでなく、グレッグ先生の編曲によるロックやポップスも歌っている。ややロック色の強い選曲が多いためか、いまやミュージシャンからも支持を得るほどになっている。そして、今年2月には、第83回アカデミー賞にもゲスト出演し、世界的スターたちを前に歌声を披露している。

そんな子供コーラス「PS22コーラス」の楽曲をいくつかご紹介しよう。

ブラック・サバス「アイアンマン」
PS22 Chorus “IRON MAN” Black Sabbath



PS22コーラスがアカデミー賞出演した時の映像
PS22 Chorus 2011 Oscars Live Performance "Somewhere Over The Rainbow" 83rd Academy



コールド・プレイ「ヴィバ・ラ・ヴィダ」
PS22 Chorus “VIVA LA VIDA” Coldplay (acoustic guitar version)



レディ・ガガ「ジャスト・ダンス」
PS22 Chorus “JUST DANCE” by Lady Gaga


(ネタニュース噂.net)

子供たち
ノリノリ歌う
合唱隊

一方では昨年来日して話題になった平均年齢80歳のロックンロール合唱団「ヤング@ハート」もいて、アメリカって面白い。

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開けて入るネコ(ネコ動画11)

2011年04月05日 00時22分59秒 | 動画の歓び
久しぶりのネコ動画。今回のネコちゃんは器用に引き出しを開けて中に入ってしまいます。



なかなか頭のいいネコだね。

引き出しの
中はおいらの
縄張りさ

このネコちゃん「まる」の動画は他にもあるから見てみて。
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Case of Telegraph extra@高円寺HIGH 2011.4.2 (sat)

2011年04月04日 01時39分42秒 | ロッケンロール万歳!
この日は盛りだくさんのメニューだった。午後から下北沢Disk Unionに不良品の返品に行き、渋谷パルコファクトリーで「A BITTA PIL」というデニス・モリスのパブリック・イメージ・リミテッド写真展、勝どきの第一生命ホールで山下洋輔ソロ・ピアノ・コンサート、原宿Rocketにて「A BITTA PIL」写真展、そして高円寺HIGHにて「Case of Telegraph extra」。

1980年代にトランス、ナゴム等と並んで初期インディ・レーベルとして活動したテレグラフ・レコードのオムニバス・アルバム「Case of Telegraph」のCD化記念として二日間にわたるイベントが企画された。しかし震災の影響で開催すべきか否かの議論が主催者と出演者の間で交わされ、また物理的に出演不可能なアーティストもおり、結果縮小した形で一日だけの開催となった。

観客は同時代のファンとおぼしき年代が多かった。7割程度の入り。同窓会的な和気あいあいとした会話があちこちで交わされる。私は最前列で観戦。

トップ・バッターはコンクリーツ。当時から歌謡チックなボードヴィル・バンドだっただけに、30年近くたっても雰囲気は変わらない。さすがに女性ヴォーカルふたりは若いメンバーに変わったが他は当時のメンバーだ。雑多な音楽要素を取り入れた楽しいステージ。



続いてリザードのモモヨ氏のソロ。テレキャスターを抱えてリザードのナンバーを弾き語りで2曲歌う。当時の弾けたイメージは望むべくもないが年輪を重ねたいぶし銀の風貌が印象的。実はこの日体調が悪かったのを押しての出演だったという。ここで突然段ボールの蔦木俊二氏がサプライズ・ゲストとして登場、デビュー曲「ホワイトマン」を弾き語りで歌った。

次はジュネ氏率いるゴシック・パンクの元祖オート・モッド。一時はBOØWYの布袋寅泰氏がサポート・メンバーとして加わっていたこともある。現在のヴィジュアル系に通じる中性的で奇抜なファッションとハードなパンクロックで客を煽る。この時ばかりは女性ファンが前列に押し寄せ歓声を上げていた。



続いてアリス・セイラー嬢が登場、カラオケで一曲歌う。関西の戸川純といわれる天真爛漫なキャラクターに笑いがこぼれる。彼女は翌日アマリリスとしてこの会場でワンマン公演を行う。

くじら+佐藤薫(EP-4)。私は学生時代、くじらの大ファンだったのでとても楽しみだった。杉林恭雄氏を中心とする彼らはノスタルジックでユーモラスな歌詞とメロディーで異彩を放つ存在だった。ウッド・ベースと佐藤氏のエレクトロニクスを従え当時と全くかわらない朗々としたヴォーカルを聴かせる。名曲「KAPPA」をやってくれたのが嬉しかった。



トリは元フリクション/E.D.P.S.の恒松政敏グループ。現在でも精力的に活動するトリオで初期フリクションを想わせるパンキッシュなロックを叩き付ける。カミソリのような切れ味のいい恒松氏のギターは健在だった。最後に何とフリクションの「Crazy Dream」を演奏。フリクションのデビューEPと同じアレンジでひたすらカッコいい。レック氏&中村達也氏の現在のフリクション(前日にClub Quattroでワンマンをやった)よりもフリクションらしい演奏。私は恒松ヴァージョンの方が好きだ。



最後は出演バンドのメンバー総出演で「I Shall Be Released」を演奏。一夜限りの響宴を賑やかに締める。主催者の地引雄一さんがツイッターで「やってよかった」とツイートしていたが、本当に楽しいイベントだった。どのバンドも現役感が漲っていたのが嬉しかった。



テレグラフ
大集合だ
お祭りだ

このイベントの収益は全て震災義援金として日本赤十字を通じて寄付される。
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ジム・オルーク、ヘア・スタイリスティックス他@六本木 Super Deluxe 2011.4.1(fri)

2011年04月03日 01時07分02秒 | 素晴らしき変態音楽
「ジム牧野HAIRたつ」と題されたスペシャル・セッション。震災以降数々のイベントが中止になる中、急遽計画された企画である。各30分のソロと最後にセッションという構成。照明は最小限の節電モードだ。

六本木の街自体が外国人の姿が少なく自粛ムードで寂しい中、SDLXは動員に苦労しているようだ。
この日は最初は10数人と振るわなかったが、最終的には50人程入ってまあまあの盛り上がり。観る側としてはこれくらいの方がゆったりできて居心地がいいけどね。

最初はヘア・スタイリスティックス。中原昌也氏にとってはほぼ1ヶ月ぶりのライヴとなる。仕事が入ってよかったね。これで金欠が少しでも解消されれば。基本に戻って数々の機材によるエレクトロニクス・ノイズ演奏。やっぱりヘアスタのライヴは面白い。前後左右に音が飛び回り聴き手の感覚を刺激する。



続いて山本達久氏のドラム・ソロ。ベルや金物、金属片も使っての演奏は多様性に富んでいて観ていて飽きることがない。緩急に飛んだプレイに達久氏が最近いろんなアーティストから引っ張りだこの理由がよくわかる。



次は湯浅湾のギタリスト牧野琢磨氏。湯浅湾では流れるようなサイケデリック・プレイを聴かせる牧野氏だが、この日はギターをアンプの上に置き、E-bowを使ってフィードバック音による演奏からスタート。弦の間にドライバーや紙を挟んでサウンドを変化させる。奏法は違うが大友良英さんの演奏と似た感触のノイズ演奏。後半は普通にギターを弾き流麗なアルペジオを披露。



ジム・オルークはPowerBookとEMSシンセサイザーによるアンビエントな音響を聴かせる。イマジネーションが広がっていくサウンドスケープはやはりジムさんならでは。束の間の桃源郷に浸った。



15分の休憩を挟んで4人のセッション。中原氏はエレクトロニクス以外にカズー、小太鼓、チャルメラ、シェイカーなど小物を使う。緊張感のあるインプロというよりは各自思い思いに音を出すジャム・セッションでリラックスして聴いていられる。若干とっ散らかった感じもあったけれど、新進気鋭のアーティストが一堂に会しての演奏は貴重なものだった。不謹慎な話だがこういう状況下でなければ実現しえない企画だったのでは。終了後「久々のライヴなのでどうやっていいのか忘れちゃった。これでよかったですかね?」と中原氏。



未だ当分スケジュールの変更やお客さんの不入りが続くと思うが、SDLXという革新的なライヴハウスには踏ん張ってほしいものだ。

この4者
出会うべくして
邂逅す

次のヘアスタは4月7日ここSDLXでCARREとの共演。対バンはメルツバウ。エレクトロ/ノイズ好きは集合せよ!
MERZBOW、ヘア+CARRE


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戸川純@新宿ロフト 2011.3.31(thu)

2011年04月02日 00時48分00秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
戸川純ちゃんの50歳(!)の誕生日ライヴ「Jun Togawa Birthday Live 2011」。純ちゃんは1980年代始めに渋谷ラママにEP-4の対バンでゲルニカを観たのが最初。その後人気が出ちゃったのでライヴに行くことは余りなかった。2000年代になって東口トルエンズを1,2回観ただけだと思う。

新宿ロフトは超満員。かなり若い客層で、1980年代のナゴム・ギャルみたいな奇抜なファッションの女の子の姿もちらほら。さすが元祖不思議ちゃんのライヴ。

現在金髪の純ちゃんは4年前に足と腰を負傷して以来リハビリ中でこの日も椅子に座ってのパフォーマンス。バック・バンドは中原信雄(B)、デニス・ガン(G)、ライオン・メリィ(Key)、矢壁アツノブ(Dr)。楽曲はソロ時代の曲中心だった。ソロ時代は殆ど聴いてこなかった私だが、当時と変わらないロリータ・ヴォイスに心が弾む。MCは独特の早口の口調で震災のことやACのCM「ポポポポーン」のネタ。客席からは「純ちゃ~ん!」という黄色い声援。アンコールでは立ち上がって激しいアクションでパンクを熱唱。延べ2時間に亘るライヴはとても充実したものだった。

思えば1980年代にはサブカル系アイドルとして絶大な人気を誇った純ちゃんである。50の大台を迎えてのライヴは、例えば石野真子ちゃんのデビュー40周年コンサートのような同窓会的なノリになってもおかしくはない(それも嫌いではない)のだが、それよりも現役のアーティストとして若者の支持を集めているところが凄い。

Set List
1.コンドルが飛んで来る
2.諦念プシガンガ
3.隣りの印度人
4.コレクター
5.彼が殴るの
6.私の中の他人
7.Preach
8.吹けば飛ぶよな男だが
9.君の代
10.踊れない
11.フリートーキング
<休憩>
12.夢見る約束
13.金星
14.無題
15.少年A
16.ローハイド
17.東口トルエンズのテーマ
18.バージンブルース
19.バーバラ・セクサロイド
20.肉屋のように
21.母子受精
22.電車でGO
<アンコール>
23.パンク蛹化の女

今宵咲く
不思議に満ちた
彼岸花

開演前のSEでかかっていた純ちゃんの昔のレコードは強烈に1980年代の香りがした。

コメント (5)
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