クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-04 No.11-1

2010年04月10日 15時31分33秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4778775 \1850
1.ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》
2.レブエルタス:マヤの夜
グスターボ・ドゥダメル指揮
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
録音:2010年2月1-7日 カラカス
デビュー以来、3年以上経っても、今なお快進撃を続けるドゥダメル&SBYOV
が、CD第5弾に選んだのは、ストラヴィンスキーの傑作《春の祭典》と、レブ
エルタスの最高傑作《マヤの夜》(オリジナルは1939年公開の映画音楽で、こ
こに収録したのはJose Ives Limantourが1961年に編曲した管弦楽組曲)をカッ
プリングしたリズムの饗宴!《春の祭典》は、ベルリン・フィルのワルトビュ
ーネ2008で指揮して好評を博した彼の十八番の一つですし、レブエルタスも
ドゥダメルが折りに触れて取り上げることが多い主要レパートリーになって
います。音楽史に多くの革新をもたらした2つの傑作を臆せずカップリングし
てしまうあたりは、さすがクラシック界の風雲児らしい大胆な挑戦と言える
でしょう。

734581(DVD-Video) \3350
ビゼー:歌劇《カルメン》全4幕
エリーナ・ガランチャ(メゾ・ソプラノ) バルバラ・フリットリ(ソプラノ)
ロベルト・アラーニャ(テノール) テディ・ローズ(バス・バリトン)他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
収録:2010年1月 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク (ライヴ)
リガ、ロンドン、ミュンヘンで圧倒的成功を収めたガランチャの《カルメン》
が、ついに海を越えたアメリカのMETに上陸!「今日の私たちのカルメン」
(オーストリア・ニュース)と讃えられる彼女の現在を収めた2010年1月のライ
ヴが早くもリリースになります。バルツァ、バンブリーなど、あらゆる世代
に理想のカルメン像が存在してきましたが、ガランチャの登場によって、そ
の歴史に新たなページが加わることになりました。フリットリ、アラーニャ、
ローズなど、充実した共演者たちとの濃密で可憐な絡みの数々を、たっぷり
お楽しみください!

4778795 \1850
トランスフォーメーション
1.ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》からの3楽章
2.D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調K.380
3.ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
4.D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調K.466
5.ラヴェル:ラ・ヴァルス
ユジャ・ワン(ピアノ)
録音:2010年1月26-31日 フリードリヒ・エーベルト・ホール、ハンブルク
高度な技術と、音楽への深い洞察力を備えた期待の若手ピアニスト、ユジャ
・ワンが、2008年のデビュー盤に続き、満を持して贈るセカンド・アルバム。
文学性と機動性を備えた難曲ばかりのプログラムは、彼女らしい自信と音楽
性のあらわれと言えるでしょう。『ニューヨーク・タイムズ紙』に、「彼女
は、速さ、柔軟性、ひらめき、繊細なニュアンスといった、すべてを持って
いるようだ」と絶賛された妙技を、スタインウェイの美しい音色とともにお
届けします。




<DECCA>
4782349 2枚組 \1850
クラシック・ヨガ
CD1
1.サティ:ジムノ・ペディ第1番/パスカル・ロジェ(ピアノ)
2.アルビノーニ:アダージョ
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
3.ベートーヴェン:《月光》ソナタ-アダージョ・ソステヌート
クラウディオ・アラウ
4.J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番-エア
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
5.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク-ロマンツァ
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
6.フォーレ:エレジー
リン・ハレル(チェロ)
ベルリン・ドイツ交響楽団 指揮:リッカルド・シャイー
7.パッヘルベル:カノン
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
8.ヴォーン・ウィリアムズ:あげひばり
アイオナ・ブラウン(ヴァイオリン) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
9.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番-アダージョ
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
10.アレグリ:ミゼレーレ
ロィ・グッドマン(ヴァイオリン) 
ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
指揮:サー・デイヴィッド・ウィルコックス
CD2
1.ショパン:夜想曲変ホ長調Op.9‐2
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
2.ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》-小川の情景
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
3.モーツァルト:クラリネット協奏曲-アダージョ
カール・ライスター(クラリネット) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
4.ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調-アダージョ
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
5.チャイコフスキー:弦楽セレナーデ-エレジー
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
6.フォーレ:パヴァーヌ
アカデミー室内合唱団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
7.ドビュッシー:月の光/ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
8.ボロディン:弦楽四重奏曲第2番-夜想曲/ボロディン弦楽四重奏団
9.タリス:汝のほかにわれ望みなし
ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
指揮:サー・デイヴィッド・ウィルコックス
録音:1962-97年
古代インド発祥の修行法ヨガは、呼吸の訓練による健康なものや、瞑想によ
る精神統一など様々な種類があり、日本でも多くの人々が実践しています。
当盤には、心からリラックスできるような名曲を19曲収録。夏に向けてのこ
の季節、CDを聴きながら癒しのひとときを生活の一部に取り入れ、シェイプ
アップを図るのも一興です。




<Sterling>
CDS 1086-2(SACD-Hybrid) \2850
オルセン:
交響詩《アスゴールの騎行》Op.10/交響曲ト長調Op.5
弦楽オーケストラのための組曲Op.60
テリエ・ミケルソン(指揮)、ラトヴィア国立交響楽団
ヨーロッパ諸国の知られざる管弦楽作品の発掘を続けるスウェーデンのレー
ベル"スターリング(Sterling)"。アイヴィン・アルネスの交響曲集
(CDS 1084-2)に続くノルウェーの作曲家第2弾は、グリーグの同世代オーレ・
オルセン(1850-1927)!
ノルウェーのトロンヘイムではリンデマン、ライプツィヒではダヴィッドや
ライネッケらに作曲を師事したオルセンは、今でこそグリーグの陰に隠れて
しまっているものの、存命当時はノルウェー国民楽派を代表する作曲家の1人
として名声を築いた音楽家である。
祖国ノルウェーの旋律を採り入れ、どこかドイツ的な雰囲気を漂わせるオル
センの美しく格調高きオーケストラ作品、中でも「交響曲」の第3楽章(アン
ダンテ)の優美で流麗な旋律は、歴史に埋もれさせたままではあまりにも惜し
い。アルネスの交響曲集でも好演を聴かせてくれたミケルソン&ラトヴィア
国立響の演奏によって、オルセンの音楽が再評価への新たな1歩を踏み出し
ます。2009年7月28日-29日の録音。

CDS 1087-2 \2300
グヴィ:
交響曲第2番ヘ長調Op.12/交響的パラフレーズOp.89/交響的幻想曲
トーマス・カルブ(指揮)、
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
フランスとドイツの国境付近にあるロレーヌのゴフォンテーヌで生まれ、この
両国とプロイセンとの狭間で翻弄され続けた作曲家ルイ・テオドール・グヴィ
(1819-1898)。グヴィの音楽は、フランスではベルリオーズから称賛を受け、
ドイツではメンデルスゾーンの音楽と比較されるなど、両国で高く評価されな
がらも時代の流れとともに忘れられてしまったが、フランスとドイツの伝統
を併せ持つ作品には輝きを放つ傑作が多い。ちなみにグヴィは、ドイツでは
ベルリン・アカデミーの会員に加えられ、フランスからはレジオン・ドヌー
ル勲章シュヴァリエに叙せられるなど、皮肉にも自身の生まれ故郷を戦争に
よって翻弄したフランスとドイツから厚遇されたという経歴の持ち主でもあ
る。当時のフランスでは不評だった"絶対音楽"を擁護し続けたグヴィ。ドイ
ツの指揮者"カルブ"とオーケストラ"ヴュルテンベルク・フィル"によってそ
の音楽の真価と魅力が明かされます。2008年3月&7月&9月の録音。




<Hortus>
HORTUS 070 \2300
ロシアの管弦楽作品トランスクリプション集
(編曲:ジャン=ピエール・アルノー&マリーネ・ペレス)――
リムスキー=コルサコフ:サトコ/ムソルグスキー:禿山の一夜
リムスキー=コルサコフ:道化師たちの踊り
アンサンブル・カルペ・ディエム、
ジャン=ピエール・アルノー(ディレクター)
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、フルート&ピッ
コロ、オーボエ、ホルンの八重奏+打楽器という編成のアンサンブルのため
にアレンジされたリムスキー=コルサコフ&ムソルグスキー。
シュトゥットガルト・フィルのフルーティスト、マリーネ・ペレスなど各メ
ンバーの高い力量が、フルオーケストラ→九重奏へとスリムになり難易度も
グッと上昇したリムスキー&ムソルグスキーの名曲をしっかりと聴かせてく
れます。

HORTUS 068 \2300
ブラームス:
4つのバラードOp.10/主題と変奏 ニ短調/ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
ニコラ・スタヴィ(ピアノ)
ニコラ・スタヴィは、パリ音楽院でジェラール・フレミー、クリスチャン・
イヴァルディにピアノを師事し、2000年のショパン国際ピアノ・コンクール
特別賞、2001年のジュネーヴ国際コンクール2位、2002年のジーナ・バッカウ
アー・コンクール4など数々の受賞歴を誇るフランスのピアニスト。
カツァリスも弾いていたドイツのハンドメイド・ピアノ、シュタイングレー
バーのコンサート・グランドE-272から生まれるブラームスの響きが注目ポ
イント。

HORTUS 069 \2300
ラフマニノフ:
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36/楽興の時Op.16/前奏曲ト短調Op.23-5
/前奏曲変ホ長調Op.23-6/前奏曲ロ短調Op.32-10/練習曲《音の絵》Op.33
より 第3曲ハ短調、第1曲ヘ短調、第5曲ニ短調
ミハイル・ユルコフ(ピアノ)
フランス人アーティストの起用が多いオルトゥス(Hortus)レーベルから、珍
しくロシア系ピアニストの録音が登場。
ミハイル・ユルコフは、1969年ベラルーシの首都ミンスク生まれ。ミンスク
音楽院、モスクワ音楽院でピアノを学んだ後、現在はフランスを拠点に活動
を展開している。母国のミンスク・フィルやベラルーシ国立室内管からも定
期的にソリストとして招聘されているベラルーシのスターである。

HORTUS 066 \2300
1900年、オルガンの落成式 ――
ルフェビュール=ヴェリー:演奏会用ボレロ、聖体奉挙/グノー:教皇行進曲
/デュボワ:天の女王よ、汝はペトロ、ジャンヌ・ダルクの行進、カンターテ
・ドミノ、アヴェ・マリア/ルトカール:ヴェルセ、入場/ヴィエルヌ:アン
ダンティーノ、ウェストミンスターの鐘/ボエルマン:ノートルダムのピエー
ル/ソヴァージュ:即興曲1900
フィリップ・ソヴァージュ(オルガン)、
クレア・ルーシェ=デトレモ(ソプラノ)、エルヴェ・ラミ(テノール)、
カヴァイエ・コル・ヴォーカル・アンサンブル
フランスの名工シャルル・ ムタン(1861-1931)が1900年10月29日に完成させ
たヌイイ・サン=ピエール教会のグランド・オルガンが、完成当時に演奏さ
れていたオルガン作品を響かせる。フィリップ・ソヴァージュは、1989年に
ヌイイ・サン=ピエール教会のオルガニストに就任し、ピュトー&ブルイエ
音楽院で育成にも携わっているフランスのオルガン奏者。1900年当時の作風
を反映させた自作の「即興曲」も収録。

HORTUS 072 \2300
ローラン:
サン・ジャン・ド・ローヌのオルガンのための3つの練習曲/デ・マック:カ
プリッチョ・ソプラ/カベソン:《騎士の歌》によるディフェレンシアス/ロ
ベルデ:フーガ第2番/クープラン:前奏曲、幻想曲、フーガ/カバニーリェス:
ティエント/マルシャン:レチタティーヴォ/パーセル:ヴォランタリー/
J・S・バッハ:フゲッタ/フローベルガー:奇想曲第8番/ムファット:トッカ
ータ第7番
ジャン=ピエール・ローラン(オルガン)
フランス、サン・ジャン・ド・ローヌのサン・ジャン・バプティスタ教会に
設置されている1768年製の歴史的オルガンによる作品集。
フランス北部のドゥエ地方音楽院でオルガン科教授を務めるジャン=ピエー
ル・ローランの「3つの練習曲」は世界初録音。18世紀に製作されたオルガン
は、存在自体が芸術そのもの。

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