クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-01 No.12-1

2010年01月16日 18時12分04秒 | Weblog
<Orchid Classics>
ORC100005 \1750
1-3.ロージャ(1907-1995):ヴァイオリン協奏曲 Op.24
4-6.コルンゴルト(1897-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
7.ポンセ(1901-1987):小さな星(ハイフェッツ編)
8.ベンヤミン(1893-1960):ジャマイカン・ルンバ(プリムローズ編)
9.フォスター(1826-1864):金髪のジェニー(ハイフェッツ編)
7-9…管弦楽版編曲 P.アッシュ
演奏 :マシュー・トラスター(ヴァイオリン)/デュッセルドルフ交響楽団/
篠崎靖男 (指揮)
ORCHID CLASSICSレーベルの創立者である、イギリスのヴァイオリニスト、マシュ
ー・トラスターの初の協奏曲録音です。ロージャもコルンゴルトもハイフェッツ
が初演した作品ということで、3つの小品も含め「名手へのオマージュ」という
コンセプトに沿った聴き応えたっぷりの 1枚です。ロージャのヴァイオリン協奏
曲は、最初からハイフェッツに演奏してもらうことを夢見て書かれたものです。
ロージャ自身はハイフェッツとは面識がなかったものの、彼の伴奏者であるエマ
ニュエル・ベイを知っていたため、この曲を聴いてもらう機会を得たそうです。
この曲を気に入ったハイフェッツは、若干の譜面の変更を依頼し、1956年1月に
初演、続いて RCAに録音もして、この曲を紹介することに力を尽くしたのです。
一方、コルンゴルトの協奏曲は、ハリウッドの作曲家として人気を得たウィーン
生まれの作曲家の心の底にずっと溜まっていた「純音楽への思い」が結実した名
作として知られています。甘くとろけるようなメロディと、官能渦巻くオーケス
トラの融合は 20世紀のヴァイオリン協奏曲の中でも一際輝く魅力を放ち、こち
らもハイフェッツの演奏が長らく BESTと称されていました。最近ブームを迎え、
様々な演奏家たちがこの曲を取り上げていますが、このトラスターの演奏は
1711年製のストラディヴァリをハイフェッツ自身が使用したの弓の1つを使って
いるところが聴きどころです。

ORC100006 \1750
シューベルト(1797-1828):歌曲集「美しき水車屋の娘」 D795
演奏 :ジェームス・ギルクリスト(テノール)/アンナ・ティルブルック(ピアノ)
シューベルトの名作「水車屋の娘」にはすでに様々な名唱が存在し、聴き手とし
ても選択肢が多すぎて迷ってしまうほどですが、そんな中に新たな 1枚を投入い
たします。ここで見事な歌唱を聴かせるギルクリストは 1970年生まれのイギリ
スのテノールです。最初は医者として薬学を学びつつ、ケンブリッジ・キングス
・カレッジ聖歌隊で歌っていましたが、1996年に完全に音楽家へと転向し、以降
は合唱団のソリストを務めたりコンサートで歌ったりと八面六臂の活躍をしてい
ます。イギリス室内管弦楽団を始めとしたイギリスの主要オーケストラと共演し、
高い評価を得ています。このシューベルトの「水車屋」も彼の得意とするレパー
トリーで、ピアニストのアンナ・ティルブロックとツアーを組み全英中でコンサ
ートを開き喝采を浴びています。線は細めで端正な声質が魅力で、この曲集が要
求する「一途な若者のひたむきさ」を存分に表現しきった素晴らしい仕上がりで
す。とりわけ甘さたっぷりの高音は彼ならではのもの。全20曲での緊張感を湛え
つつも情感溢れる歌いぶりには思わず感動します。

RPOSP005 2枚組 \1750
モーツァルト(1756-1791):管楽作品コレクション
CD1:
1.クラリネット協奏曲イ長調 K622/2.ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K495/3.ディ
ヴェルティメントニ長調 K136/
CD2:
1.フルート協奏曲第1番ト長調 K313/2.オーボエ協奏曲ハ長調 K314/3.ファゴ
ット協奏曲変ロ長調 K191
演奏 :マイケル・ホワイト(クラリネット)/マーティン・オーウェン(ホルン)/
アンドリュー・ニコルソン(フルート)/ジョン・アンダーソン(オーボエ)/ダニ
エル・ジェミソン(ファゴット)/ニコラス・クレオベリー(指揮)/ロイヤル・
フィルハーモニー管弦楽団
2005年1月.4月録音。ロイヤル・フィルの首席奏者たちによる、目の覚めるほど
素晴らしいモーツァルトの協奏曲集です。

RPOSP006 2枚組 \1750
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ音楽「くるみ割り人形」全曲 Op.71
演奏 :デイヴィッド・マニノフ(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
名指揮者マニノフが死の直前1995年に残した、目の覚めるほど素晴らしいチャイ
コフスキーです。

RPOSP012 \1750
バレエ音楽「誰がかまうものか」(原曲:ガーシュウイン、 H・ケイ編 )
1.ストライク・アップ・ザ・バンド/ 2.ギター弾きの恋/3.Somebody loves me
/4.Bidin' my time/5.ス・ワンダフル/ 6.ドゥ・ドゥ・ドゥ/7.ザ・マン・
アイ・ラヴ/8.ステアウェイ・トゥ・パラダイス/9.Embraceable You/
10.Fascinatin' Rhythm/11.誰がかまうものか/12.My One and Only/13.リザ
/14.アイ・ガット・リズム/ 15.プロムナード -ウォーキング・ザ・ドッグ
/16.「ポーギーとベス」交響的情景(R.ベネット編)/17.キューバ序曲
演奏 :ヴィヴ・マクリーン(ピアノ)…1-14/サイモン・リー(指揮)…1-16/
ジョン・ボルティモア(指揮)…17/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
「誰がかまうものか」とはガーシュウインのソングブックの名曲を H.ケイが管
弦楽版にアレンジ、楽しいバレエ音楽に仕上げたものです。ゴージャスなサウン
ドにメロメロです。他にも「ポーギーとベス」の名場面集や「キューバ序曲」な
ど、ガーシュウイン好きにはたまらない 1枚です。2007年の録音。

RPOSP013 \1750
ベートーヴェン:(1770-1827)ピアノ協奏曲第4番, 第5番
1.ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
2.ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73「皇帝」
演奏 :マリオ・ガレアーニ(ピアノ)
グルジェゴルス・ノヴァーク(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
2007年の録音。ソリストを務めるガレアーニはイタリア、メッシーナ生まれのピ
アニスト。アルド・チッコリーニの薫陶を受けた実力派です。明るい開放的な音
色が特色で、ロイヤル・フィルの華麗な音色と相俟って、素晴らしいベートー
ヴェンを聴かせてくれます。

RPOSP014 2枚組 \1750
シューマン(1810-1856):交響曲全集
CD1:
1.交響曲第1番変ロ長調 Op.38「春」
2.交響曲第2番ハ長調 Op.61
CD2:
1.交響曲第3番変ホ長調 Op.97「ライン」
2.交響曲第4番ニ短調 Op.120
録音 2008年2月4.5日(2番&4番)2009年1月6.7日(1番&3番)
演奏 :グルジェゴルス・ノヴァーク(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ロイヤル・フィルの首席准指揮者としてじっくり活動しているノヴァークの手堅
い演奏を。これがなかなか遅めのテンポの熱いシューマンで、気楽に聴こうと思
うと火傷するかもしれません。

RPOSP015 \1750
スペイン・ギター音楽の祭典
1.ロドリーゴ(1901-1999):アランフェス協奏曲/ 2.バカリッセ:コンチェルティ
ーノイ短調より第2楽章ロマンス/ 3.ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):カルメン
組曲第1番より抜粋/4.ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲/ 5.モレノ=トロ
ーバ:ギター・ソナチネ(ギターと管弦楽編)/6.ロッシーニ(1792-1868):歌劇
「セヴィリャの理髪師」より序曲
2007年12月12.13日録音
演奏 :ローランド・サード(ギター)…1.2.4.5/フアト・マンスロフ(指揮)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
30年以上のキャリアを持ち、40カ国以上の都市でソロ・リサイタルを開く実力派
ギタリスト、ローランド・サードの最も得意とするスパニッシュ・ギター音楽。
最初のロドリーゴから魅力満載。ゆったりとしたオーケストラも鄙びた魅力を添
えています。

RPOSP017 \1750
ベスト・オブ・ボンド
1.ジェームズ・ボンドのテーマ(1962)/2.ダイヤモンドは永遠に/ 3.サンダー
ボール作戦/4.ゴールドフィンガー/5.ゴールドフィンガー…フォート・ノック
スへの夜明けの襲撃/ 6.美しき獲物たち/7.黄金の銃を持つ男/8.私を愛した
スパイ/9.ロシアより愛をこめて/10.消されたライセンス/11.ユア・アイズ・
オンリー/12.私を愛したスパイ/13.死ぬのは奴らだ/14.007は二度死ぬ/15.
カジノ・ロワイヤル/16.トゥモロー・ネバー・ダイ
演奏 :カール・デイヴィス(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ロイヤル・フィルお得意のレパートリーをカール・ディヴィスの極上の指揮で。
これは一度聴くと頭から離れません。 2008年の録音です。

RPOSP018 \1750
デレク・ハンモーツァルトを弾く!
1.3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K242/2.2台のピアノのための協奏曲変ホ
長調 K365/3.ロンドニ長調 K382/4.ロンドイ長調 K386
録音 2008年9月12.13日
演奏:デレク・ハン(ピアノ)/ウー・ハン(ピアノ)…1.2のみ/ペーター・アシモ
フ(ピアノ)…1のみ
マッシモ・クアルタ(指揮者)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
中国系アメリカ人ピアニスト、デレク・ハンの久々の新譜。ジーナ・バッカウア
ーやリリー・クラウス直伝のモーツァルトをたっぷりお楽しみください。柔らか
い響きにうっとりします。

RPOSP019 3枚組 \1750
シンフォニック・ロック
演奏 : ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/VA
ロイヤル・フィルのお得意のゴージャスにアレンジされた POPS集大成。 CD3枚
に3時間以上、これでもかとばかりの極彩色世界です。クイーンの「ボヘミアン
・ラプソディ」やオアシス、ノラ・ジョーンズ、ボン・ジョヴィ、ツェッペリ
ン、ビートルズなどの超有名曲がたっぷり入ってます。もちろんマイケルの「ス
リラー」も。日曜の午前のAM放送のようなゆるーい感じがたまりません。これは
ゴキゲンです。

RPOSP021 3枚組 \1750
フィルムハーモニック
演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/VA
こちらは映画音楽名曲集。「ロッキー」や「インディアナ・ジョーンズ」のテー
マなどの有名曲が、また違った味わいで楽しめます。BGMにも最適。全ての人に
オススメしたい 3枚組です。

RPO019 \1750
アメリカン・クラシック
1.ガーシュウイン(1898-1937):パリのアメリカ人
2.コープランド(1900-1990):組曲「ビリー・ザ・キッド」
3.レナード・バーンスタイン(1918-1990):
ウェスト・サイド物語よりシンフォニック・ダンス
2006年7月録音
演奏 :ジョン・ボルティモア(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
21世紀、最もエキサイティングな指揮者、ジョン・ボルティモア(もともとは打
楽器奏者出身!)。彼が繰り出す華麗なる音によるパンチをお楽しみください。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10-01 No.12-2 | トップ | 10-01 No.13 »

Weblog」カテゴリの最新記事