クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-05 No.20

2011年05月27日 13時51分47秒 | Weblog
<Linn>
CKD 382(SACD-Hybrid) ¥2580
ヨハネス・ブラームス&スティーヴン・ハフ - 歌曲集 ――
ブラームス:ワルツ集《愛の歌》Op.52/ハフ:別の愛の歌(世界初録音)
ブラームス:ワルツ集《新・愛の歌》Op.65
プリンス・コンソート〔アラスター・ホガース(ピアノ)、
アンナ・リーズ(ソプラノ)、ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ)、
アンドルー・ステイプルズ(テノール)、ジャック・インブライロ(バリトン)、
ティム・ミード(カウンターテナー)〕、スティーヴン・ハフ(ピアノ)、
フィリップ・フォーク(ピアノ)
ブラームスのワルツ集、「愛の歌」と「新・愛の歌」のストーリーを補完する
ために、プリンス・コンソートはハフに新作の作曲を依頼。そこで誕生したの
が、2010年に完成した世界初録音となる「別の愛の歌(Other Love Songs)」な
のである。プリンス・コンソートのアイディアにより、"作曲家同士"として共
演を果たすブラームスとハフの関係が楽しみなところ(もちろんハフはピアニ
ストとしてもゲスト参加!)。
録音:2010年10月25日-29日、ポットン・ホール(サフォーク)

CKD 380(SACD-Hybrid) ¥2580
ソル:後期作品集 ――
3つの練習曲Op.29より 第23番ト長調、第13番変ロ長調、第17番ハ長調
演奏会用小品Op.54/レッスンOp.31より 第16番/マズルカOp.43-4
ワルツOp.32-2/静けさOp.50/3つの練習曲 - Op.60, 第22番、Op.35,
第17番、Op.35, 第22番/レッスンOp.31より 第23番
ウィリアム・カーター(ギター)
パラディアン・アンサンブルの創設メンバーであり、現在は、エンシェント
室内管弦楽団、イングリッシュ・コンサート、パラディアンズのメンバーとし
て活躍するバロック・ギターの名匠ウィリアム・カーターが弾くフェルナンド
・ソル(1778-1839)の"後期作品集"!
カーターが弾くスペイン・ギター黄金時代を支えたソルの円熟期の音楽は、
ジャケット・デザインの「ヴォルガ川にて(ボリス・クストーディエフ作)」
のように、さり気なく味わい深い。2010年5月17日-19日、セント・マーティ
ン教会(イースト・ウッドヘイ)での録音。





<Rondeau>
ROP 6038 ¥2300
テレマン:受難オラトリオ《イエスの死》TWV.5:6
シーリ・カロリーン・ソーンヒル(ソプラノ)、
スザンネ・クルンビーゲル(メゾ・ソプラノ)、
アルブレヒト・ザック(テノール)、
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス&指揮)、
バッハ・コンソート・ライプツィヒ
1544年にドイツで初めて建設されたプロテスタントの教会、トルガウ城教会
礼拝堂でレコーディングされたテレマンの受難オラトリオ「イエスの死」。
ゴットホルト・シュヴァルツとバッハ・コンソート・ライプツィヒは、各パ
ート1人ずつという小編成でテレマンの「イエスの死」に臨み、作曲当時の姿
の再現を目指している。2010年2月の録音。

ROP 6041 ¥2300
1600年頃のドイツ教会音楽のコントラスト ――
ハスラー:カンターテ・ドミノ、モテット《マリアは天使たちに言った》、
ミサ曲《マリアは言いたもう》、喜ぶべきかな天を
ガルス:イエスの御名において、見よ, 正しき者のいかに死せるとも、
幼児がわれらのために生まれ、シオンのラッパを響かせよ
シャイン:教会コンチェルト集、他
ティオス・オミロス、アレクサンドラ・スキーベ(オルガン)、
ベンジャミン・ドレスラー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ティオス・オミロスは、ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団のメンバー
たちによって2002年に結成された男声ヴォーカル・クィンテット。
"1600年頃のドイツ"という最も得意とする時代の音楽を歌うティオス・オミロ
スのレベルの高い歌唱力、安定感に満ちたアンサンブルは、さすが聖トーマス
教会少年合唱団の卒業生たち。2010年8月の録音。

ROP 6044 ¥2300
ドヴォルザーク:歌曲集《聖書の歌》Op.99
クリチカ:オルガン・ソナタ嬰へ短調
クラウス・メルテンス(バリトン)、スザンネ・レーン(オルガン)
コープマンとの共演でも知られるドイツの大バリトン歌手、クラウス・メルテ
ンスがチェコ語で歌うドヴォルザークの歌曲集。
気品と威厳のあるメルテンスの歌声とオルガンの共演が、チェコ語の旧約詩篇
による歌曲の魅力を際立たせる。2010年10月の録音。

ROP 6050/51 2枚組 ¥4600
J.S.バッハ:ライプツィヒ・コラールBWV.651-668
ウルリッヒ・ベーメ(オルガン)
ライプツィヒ聖トーマス教会のトーマスオルガニスト(首席オルガン奏者)を
務めるウルリッヒ・ベーメが弾くバッハの「ライプツィヒ・コラール」。
かつてバッハが音楽監督を務めた聖トーマス教会のオルガンで響くバッハの
音楽は、他の演奏とは違う雰囲気を創り出す。2010年11月の録音。

ROP 6046 ¥2300
J.S.バッハ:
前奏曲ハ長調BWV.943/トッカータとフーガ ヘ長調BWV.540
《ノイマイスター・コラール》より BWV.1111、BWV.1095、BWV.1093
幻想曲ハ長調BWV.570
《ライプツィヒ・コラール》より BWV.654、BWV.658、BWV.655
オルガン小品ト長調BWV.572/ソナタ ホ短調BWV.528/前奏曲ハ長調BWV.943
ウルフェルト・シュミット(オルガン)
北ドイツ、ハノーファー・マルクト教会の3種類のオルガン、イタリアン・オ
ルガン、クワイアー・アンサンブル・オルガン、グランド・オルガンを弾き
分けた大バッハのオルガン作品集。2010年10月の録音。

ROP 6045 ¥2300
女声合唱のためのロマンティックな音楽 ――
ラインベルガー:ミサ曲ト短調Op.187、汝の住家はいかに美わしくOp.35
ホルスト:2つの東方の絵画、《王女》からの組曲、《リグ・ヴェーダ》から
の合唱賛歌Op.26-3
ブラームス:水車小屋の娘Op.44-5、尼Op.44-6、4つの女声合唱Op.17
バート・ホンブルク女声室内合唱団、スザンネ・ローン(指揮)
リヒテンシュタインのラインベルガー、イギリスのホルスト、そしてドイツの
ブラームスを組み合わせた女声合唱のためのプログラム。
2010年2月&5月の録音。




<Guild Historical>
GHCD 2364/65 2枚組 ¥2700
メモリアル・トリビュート・トゥ・トスカニーニ ――
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047(1938年10月29日)*
J.S.バッハ(レスピーギ編):
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582(1947年11月22日)
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第3番ハ長調(1952年11月15日)
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調Op.3-11,RV.565(1954年3月14日)
リハーサル集(解説:マーシャ・ダヴェンポート)- モーツァルト:歌劇《魔笛》
序曲(1947年11月5日)、ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
より 第4楽章(1952年3月27日)、ヴェルディ:歌劇《椿姫》より 第1幕&第2幕
(1946年11月28日)
アルトゥール・トスカニーニ(指揮)、
NBC交響楽団、
バーナード・ベイカー(トランペット)*、ジョン・ワマー(フルート)*、
ロバート・ブルーム(オーボエ)*、ミッシャ・ミスチャコフ(ヴァイオリン)*
ギルド・ヒストリカルのトスカニーニ放送録音シリーズから、トスカニーニ
&NBC交響楽団の「バロック+ロッシーニ&リハーサル集」というファン垂涎
のディスクが登場!
トスカニーニの長男ワルター・トスカニーニが、ミュージシャンズ・ファウ
ンデーションへの寄付金を集めるために500枚限定でプレスされたLPからの
復刻で特に注目が集まるのは、やはりトスカニーニのリハーサルだろう。
手兵NBC交響楽団を相手に自身の意図する表現を徹底的に伝えるトスカニーニ
の熱気が録音からビシビシと伝わってくる。トスカニーニ・ファン必聴必携
です!
レコード芸術6月号204Pに山崎浩太郎氏によるレビューが掲載されています!
リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
(コルチェスター)

GHCD 2373/75 3枚組 ¥4050
モーツァルト:
歌劇《フィガロの結婚》K.492
歌劇《バスティアンとバスティエンヌ》K.50*
カール・ベーム(指揮)、
ジョン・プリッチャード(指揮)*、
ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、
パウル・シェフラー(アルマヴィーヴァ伯爵)、
セーナ・ユリナッチ(伯爵夫人)、リタ・シュトライヒ(スザンナ)、
ヴァルター・ベリー(フィガロ)、クリスタ・ルートヴィヒ(ケルビーノ)、
イーラ・マラウニク(マルチェリーナ)、
エーリヒ・マイクート(ドン・バジーリオ)、
オスカー・チェルヴェンカ(バルトロ)、カール・デンヒ(アントニオ)、
ロスル・シュヴァイガー(バルバリーナ)
1956年、当時62歳だった巨匠カール・ベームが振ったウィーン交響楽団との
「フィガロの結婚」が名エンジニア、ピーター・レイノルズのリマスターで
復刻!
マックス・レーガー研究所のシャールヴェヒター・コレクション(LP)から復
刻されたベームの「フィガロの結婚」の音質は「excellent vintage」だとい
う。音質向上にも期待したい。
リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
(コルチェスター)




<Guild>
GMCD 7358 ¥2180
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
シベリウス(エックマン):6つのユモレスク(ピアノ伴奏版/世界初録音)
エフィ・クリストドウロウ(ヴァイオリン)、
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)
クリストドウロウは、エジンバラでウィリアム・シューマンのヴァイオリン
協奏曲のスコットランド初演を行うなど、イギリスで目覚ましい活躍を展開
中のギリシャ人女流ヴァイオリニスト。
母国ギリシャのギリシャ国立歌劇場室内管弦楽団、シティ・オヴ・アテネ・
シンフォニーのメンバーとしても活躍中。名手マーガレット・フィンガーハッ
トの好サポートはさすが。2010年5月の録音。




<Guild Light Music>
GLCD 5177 ¥1650
軽音楽の黄金時代Vol.77 - コンポーザー・コンダクツVol.1 ――
グッドウィン:ジェット・ジャーニー/カルヴィ:コース・デ・トロス
モーリー:ファン・イン・ザ・サン/デュモン:パルファン・ド・パリ
フィリップス:パリジャン・モード/ムーニー:サジタリウス
アンダーソン:ファントム・レジメント
バクスター:シティ・オブ・ベールズ/フリムル:パペッツ・オン・パレード
ゲラー:サブウェイ・ポルカ/
ロン・グッドウィン&ヒズ・コンサート・オーケストラ、
ジェラルド・カルヴィ&ヒズ・オーケストラ、
アンジェラ・モーレイ&テレキャスト・オーケストラ、
セドリック・デュモン&ニュー・コンサート・オーケストラ、
ウルフ・フィリップス&ヒズ・コンサート、他
ライト・ミュージックの黄金時代を巡る壮大な旅、ギルド・ライト・ミュー
ジック・シリーズの第77集。
ロン・グッドウィンやジェラール・カルヴィ、セドリック・デュモン、ドル
フ・ファン・デル・リンデンなど、コンポーザー=コンダクターたちの名演
が揃う。スピード感あふれるグッドウィンの「ジェット・ジャーニー」がな
んとも楽しい。1946年-1960年の録音。リマスター:アラン・バンティング

GLCD 5178 ¥1650
軽音楽の黄金時代Vol.78 - コンポーザー・コンダクツVol.2 ――
ブリス:《来るべき世界》より 行進曲/ニューマン:ピンキー
ギリス:スケルツォフレニア/ファーノン:ステイト・オケージョン
ヨーク:ドーン・ファンタジー/グリーン:映画《紳士同盟》からの音楽
コーツ:サリュート・ザ・ソルジャー/メラクリーノ:レ・ジュ
ルーカス:アメジスト・マーチ/コリンズ:ストリングス・イン・ザ・ムード
クリフォード:ナヴァル・オケージョン/ケテルビー:ウェッジウッドの青
バス:コーニッシュ・ラプソディ/他
アーサー・ブリス(指揮)
ロンドン交響楽団、アルフレッド・ニューマン&ヒズ・オーケストラ、
ドン・ギリス(指揮)、
ニュー・シンフォニー・オーケストラ・オヴ・ロンドン、
ロバート・ファ―ノン&クィーンズホール・ライト・オーケストラ、
ピーター・ヨーク&ヒズ・コンサート・オーケストラ、
アルバート・ケテルビー&ヒズ・オーケストラ、
ヒューバート・バス(指揮)、ロンドン交響楽団&ハリエット・コーエン、他
シリーズ第78集の「コンポーザー・コンダクツVol.2」のトップ・バッターは
アーサー・ブリス&LSO!エリック・コーツ、ドン・ギリスの指揮、ケテルビ
ーの弾き振り、ハリエット・コーエンのピアノなど、アーティスト陣の充実
度がスゴイ。1930年-1960年の録音。リマスター:アラン・バンティング

GLCD 5179 ¥1650
軽音楽の黄金時代Vol.79 - 愛の肖像 ――
オーナデル:愛の肖像/コーツ:王女の印象/ポーター:愛しのサマンサ
ファイン&ウェブスター:四月の恋
ティオムキン&ワシントン:王子と王女のワルツ/ブラウンスミス:結婚の日
シャーツィンガー:恋の一夜/ロジャース:君が美しすぎて
シュトルツ:ツー・ハーツ・イン・3/4・タイム
バーク:ライク・サムワン・イン・ラヴ/他
シリル・オーナデル&スターライト・シンフォニー、
ロバート・ファ―ノン(指揮)、デンマーク国立放送交響楽団、
ヴィクター・シルヴェスター&ヒズ・シルヴァー・ストリングス、
マントヴァーニ&ヒズ・オーケストラ、
デイヴィッド・キャロル&ヒズ・オーケストラ、
ポルテン&ニュー・コンサート・オーケストラ、他
いつの時代の歌手やソングライターたちにとって無くてはならない"ロマン
ス"、"愛"、"結婚"といったキーワードがシリーズ第79集「愛の肖像」のテ
ーマ。優美で甘いメロディをちょっとレトロなサウンドでどうぞ。
1944年-1960年の録音。リマスター:アラン・バンティング




<Gala>
GL 100.815 2枚組 ¥2560
ジョーン・サザーランド - 初期録音集 ――
ヘンデル:歌劇《アルチーナ》より
モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》より、歌劇《魔笛》より、モテット
《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》
ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘/他
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、リチャード・ボニング(ピアノ)、
オットー・クレンペラー(指揮)、チャールズ・マッケラス(指揮)、他
オーストラリアを代表するソプラノ、サザーランドの初期録音集。
1956年-1962年の録音。

GL 100.678 4枚組 ¥5120
アンナ・モッフォの芸術 ――
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》
ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》(ハイライト)
ヴェルディ:歌劇《ファルスタッフ》/レスピーギ:歌劇《炎》
アンナ・モッフォ(ソプラノ)、
フランチェスコ・モリナリ・プラデッリ(指揮)、
ミラノ・イタリア放送交響楽団、他
アンナ・モッフォは、美声と美貌で一世を風靡したアメリカのソプラノ歌手。
1955年-1959年の録音。

GL 100.677 4枚組 ¥5120
フェルッチョ・タリアヴィーニ - イン・オペラ&ソングス ――
マスカーニ:歌劇《友人フリッツ》より
オレフィーチェ:歌劇《ショパン》より
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より
ビゼー:歌劇《真珠採り》より/他
フェルッチョ・タリアヴィーニ(テノール)、
トリノ・イタリア放送交響楽団、NHK交響楽団、
サン・カルロ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
フェルッチョ・タリアヴィーニは、ミラノ・スカラ座、METなどで活躍した
20世紀イタリアの大テノール。




<Parnassus>
PACD 96045 ¥1200
キャサリン・フーヴァー(1937-):
弦楽四重奏曲第1番(*)
弦楽四重奏曲第2番(*)
ピアノ三重奏曲(+)
コロラド弦楽四重奏団(*)
ロジェリ三重奏団(+)
録音:2007年10月5-7日、
アナンデール=オン=ハドソン(合衆国ニューヨーク州)、
リチャード・B・フィッシャー・パフォーミング・アーツ・センター、
ソスノフ劇場(*)
1978年3月、ニューヨーク、ヘブライ・アーツ・スクール(+)

PACD 96048/9 2枚組 ¥1750
ベートーヴェン(1770-1827):6つの弦楽四重奏曲 Op.18
第1番ヘ長調 Op.18 No.1/第2番ト長調 Op.18 No.2
第3番ニ長調 Op.18 No.3/第4番ハ短調 Op.18 No.4
第5番イ長調 Op.18 No.5/第6番変ロ長調 Op.18 No.6
コロラド弦楽四重奏団
録音:2008年1、4、8月、アナンデール=オン=ハドソン
(合衆国ニューヨーク州)、
リチャード・B・フィッシャー・パフォーミング・アーツ・センター、
ソスノフ劇場




<NUMERICA>
NUM 1214 ¥1850
ポルトガルのヴァイオリン音楽
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):4つの小品(1980)(+)
ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988):夜想曲(1942)(+)
アミルカル・ヴァスケス=ディアス(1945-):
スグラッフィート[Esgrafitos](2005)(*)(#/+)
クラウディオ・カルネイロ(1895-1963):
この海とその先の Op.20 No.3(1925-1926)(+)
ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ(1868-1948):ロマンス(+)
ダニエル・シェヴェツ(1955-):Ejstake(1995)(*)(#)
フランシスコ・デ・サ・ノロニャ(1820-1881):
タールベルクの主題による3声の変奏曲
ルイス・バルボザ(1887-1952):ロマンス(+)
セザル・ヴィアナ(1963-):クリュ[Cru](2005)(*)
ペドロ・ロペス・ノゲイラ(18世紀前半):前奏曲と幻想曲
ルイス・ティノコ(1969-):三連作(1997)(*)(+)
ルイス・パシェコ・クニャ(ヴァイオリン)
ペドロ・ワレンステイン(コントラバス(#)
エウリコ・ロザド(ピアノ(+))
録音:2005年10月、2006年3月、ベレン文化センター、
ベルガイス芸術センター
ルイス・パシェコ・クニャはモスクワ音楽院で学んだポルトガルのヴァイオ
リニスト。(*)は彼への献呈作品。




<VOICE OF LYRICS>
VOLIC 217 ¥2080
エマニュエル・ド・フォンコロンブ(1810-1875):
全世界[Tout l'univers](*)
ミサ・ブレヴィス[Messe Brève]
アヴェ・マリア
天使の糧[Panis Angelicus](*)
カトリーヌ・マナンダーザ(ソプラノ)
パトリック・ガライ(テノール)
マリオ・アクァール(バリトン)
フェリツィタス・ベルクマン(メゾソプラノ(*))
キャロライン・シュスター=フルニエ(オルガン)
録音:2010年8月、マルセイユ(フランス)、聖ジャン=バティスト教会
エマニュエル・ド・フォンコロンブはフランスのエクサンプロヴァンスに
生まれ、同市のマドレーヌ教会の楽長を務めた作曲家。「夜間飛行」「星の
王子さま」等で知られる作家サン=テグジュペリは彼の曾孫にあたります。
ミサ・ブレヴィスは3人の独唱者、3声の合唱とオルガンのために書かれた未
出版作品。「短いミサ」と称しながら当録音での演奏時間は40分近くを要し
ています。声楽パート(特にテノールの高音域)が技術的に難しいため、当録
音では独唱とオルガンのみによる版が作られ、それが当録音でも用いられて
います。ベルリオーズやロッシーニの影響を感じさせる部分もあるなど、な
かなか興味深い音楽です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11-05 No.19-1 | トップ | 11-05 No.21-2 »

Weblog」カテゴリの最新記事