<Piano21>
P 21021-N \2180
W・A・モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.3
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(第1楽章カデンツァ:カツァリス作)
第1楽章のカデンツァ(カツァリス作)
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456
(第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト作)
第1楽章のカデンツァK.624(626a)― 第26番
第1楽章のカデンツァK.624(626a)― 第52番
第3楽章のカデンツァK.624(626a)― 第56番
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
リ・ユンク(指揮)、ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー
久々のリリースとなった前作「ロシアン・ミュージック(P 21020-A)」では、
1970年代の若かりし頃の貴重な録音を聴かせてくれた超絶技巧の現人神シプリ
アン・カツァリス。来日公演を目前に控えるカツァリスの最新盤は、ザルツブ
ルクのモーツァルテウム大ホールで行われたコンサートのライヴを収録したモ
ーツァルト・アルバム第3弾!共演の指揮者とオーケストラはVol.1&Vol.2に
引き続き、韓国人指揮者リ・ユンクが率いるザルツブルク・カンマーフィルハ
ーモニー。2000年にはザルツブルク音楽祭にも出演したザルツブルク・カンマ
ーフィルは、エヒテルナハ音楽祭でもカツァリスと共演を行うなどお互いの関
係を深めている。「第24番」の第1楽章では、カツァリスのお家芸でもある自作
のカデンツァが炸裂!しかもカツァリス作の第1楽章のためのカデンツァがも
う1種類収録されている点も嬉しいところ。
<Chandos>
CHAN 10388 \2080
O・レスピーギ:管弦楽作品集Vol.2
前奏曲,コラールとフーガ、ブルレスカ、組曲《ロッシニアーナ》
S・ラフマニノフ(レスピーギ編曲):
練習曲集《音の絵》より〔海とかもめOp.39-2/行進曲Op.39-9/
葬送行進曲Op.39-7/赤頭巾と狼Op.39-6/市場の風景Op.33-4〕
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
プロコフィエフの「石の花」でシャンドスへデビューを果たして以来、ショス
タコーヴィチやリスト、カルウォヴィチ、ダラピッコラなど次々と意欲作を発
表してきたノセダ&BBCフィルが再びレスピーギに着手。作曲当時の師である
マルトゥッチに「もはや生徒ではなく巨匠である」と言わせたという「前奏曲、
コラールとフーガ」、クーセヴィツキーの依頼によって編曲が施されたラフマ
ニノフの「音の絵」といったレアなレパートリーが満載の1枚!「ローマ三部
作」や「シバの女王ベルキス」、「教会のステンドグラス」などの壮大な作品
が代表作として知られるレスピーギだが、今回の収録曲は何れも華麗なオーケ
ストレーションが発揮された秀作として再び評価を受けている。巨匠への道を
確実に歩んでいるノセダが同郷であるレスピーギの作品に秘められた大いなる
魅力を解き放つ強力盤!
CHAN 10398 6枚組 \5400
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲全集(第1番-第15番)/ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
ソレル・クヮルテット、マーティン・ロスコー(ピアノ)
ショスタコーヴィチの生誕100年記念リリースに力を注いでいるシャンドス。
新たにシャンドスが送り出す記念盤は、イギリスの女流奏者4人によるソレル
・クヮルテットが奏でる弦楽四重奏曲全集の特別価格による特別仕様BOXセッ
ト!ソレル・クヮルテットは、ボロディン・クヮルテットのオリジナル・メン
バーとしてヴァイオリンを担当していた伝説の名手ロスティスラフ・ドゥビン
スキーの下で研鑽を積んでおり、まさに直伝のショスタコーヴィチ全集なので
ある。既に分売としてリリースされているソレル・クヮルテットのショスタコ
ーヴィチは、ファンファーレ誌、グラモフォン誌、デイリー・テレグラフ誌な
どから絶賛を受けるなど実績十分。ボロディン・クヮルテットの系譜を受け継
ぐショスタコーヴィチ全集は、新たな定番として浮上するであろう演奏を堪能
させてくれる。
CHAN 10391 \2080
S・ラフマニノフ:練習曲集《音の絵》Op.33&Op.39(全曲)
ルステム・ハイルディノフ(ピアノ)
シャンドスからリリースが行われているショスタコーヴィチの「ピアノによる
劇場音楽」、「2台ピアノによる交響曲第4番」やドヴォルザークの「ピアノ協
奏曲」では、新世代の旗頭としての実力を存分に証明してくれたロシアの天才
ピアニスト、ルステム・ハイルディノフ。「前奏曲集」に続くハイルディノフ
のラフマニノフ第2弾は「音の絵」の全曲盤!ラフマニノフのみにとどまらず、
ピアノ・レパートリーの中でも重要な作品として幅広く演奏が行われている
「音の絵」だが、「Op.33(1911)」と「Op.39(1917)」の全曲収録盤は意外
と少ないだけにハイルディノフの演奏によるリリースは非常に重要な役割を果
たすことになるだろう。また、ラフマニノフの作品はハイルディノフが特に重
要なレパートリーとしているだけに技術、表現ともに見事と言う他ない。シャ
ンドスのピアノを担うハイルディノフが描く“音の絵”は美しく優雅で、そし
て暗き影や力強さをも併せ持つなど無限の可能性を感じさせてくれる。
CHAN 10389 \2080
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):管弦楽作品集Vol.1
パルティータ/子守歌/16世紀の旋律によるリフレクション/スコットランド
民謡によるリフレクション
ジョナサン・レマル(バリトン)、ポール・ワトキンス(チェロ)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
イギリスを代表する映画音楽の巨匠であり、ジャズ奏者としても活躍を続ける
リチャード・ロドニー・ベネットの70歳の誕生日を記念してスタートする新シ
リーズ。イギリス音楽の達人ヒコックス&フィルハーモニア管に加えて、ソリ
ストにはメトロポリタン歌劇場などでも活躍するニュージーランド出身のバリ
トン奏者レマル、イギリスでも特にその名を知られるチェロのワトキンスを向
かえるなど、イギリスの大作曲家のアニヴァーサリーに相応しい陣容による演
奏。シャンドスならではの楽しみなシリーズがまた1つここに始動となった!
CHAN 0730 \2080
C・モンテヴェルディ:モンテヴェルディ・シリーズ-I
心は燃えているが
ロバート・ホリングワース(指揮)、イ・ファジョリーニ
質の高いアーティストを続々と起用し広く支持を得ているシャンドスのアーリ
ー・ミュージック・シリーズ「シャコンヌ(Chaconne)」から新たなシリーズ
が登場!「モンテヴェルディ・シリーズ」では、その名の通りルネサンス時代
末期からバロック時代初期に君臨した巨星モンテヴェルディが作曲を行った世
俗歌曲を中心とした録音&リリースが行われる。ホリングワース率いるイ・
ファジョリーニは、1988年にオックスフォード大学の学生たちによって結成さ
れたヴォーカル・アンサンブル。ルネサンスからコンテンポラリーまでの幅広
いレパートリーによる演奏へは数々の賞を授与されるなど高い人気と評価を誇
っている。
●Chandos Opera In English
CHAN 3136 2枚組 \3500
G・ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》(英語歌詞版/世界初録音)
アラン・オピー(バリトン)、スーザン・パターソン(ソプラノ)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、
オペラ・ノース管弦楽団&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの
最新作。アラン・オピーを筆頭に、イギリスのヴェルディ歌いが多数参加!
<Cala>
CACD 0544 \2180
フルートのための室内楽作品集 ――
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):
フルートとヴィオラのための二重奏曲ハ短調Op.5-3
マデリーン・ドリング(1923-1977):
フルート、オーボエとピアノのための三重奏曲
フィリップ・ゴーベール(1879-1941):
フルート、チェロとピアノのための《3つの水彩画》
S・バーバー:
フルートとピアノのためのカンツォーネOp.38a、
木管五重奏のための《夏の音楽》Op.31
A・コープランド:フルートとピアノのための二重奏曲
ジャンヌ・バクストレッサー(フルート)、
スタンリー・ドラッカー(クラリネット)、
ジュディス・ルクレアー(ファゴット)、
フィリップ・マイヤーズ(ホルン)、
シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、
ジョセフ・ロビンソン(オーボエ)、
アラン・ステパンスキー(チェロ)、
イスラエラ・マルガリット(ピアノ)、
ペジャ・ムジイェヴィッチ(ピアノ)
カーラ(Cala)の「ロンドン・サウンド・シリーズ」と並ぶ大ベストセラー・
シリーズである「ニューヨーク・フィルの首席奏者たち」の続編となる木管楽
器関係者必聴の強力盤登場!アルバムの主役である15年間に渡って主席フルー
ト奏者を務めたバクストレッサーを筆頭に、共演者にはドラッカー、マイヤー
ズ、ロビンソンなどニューヨーク・フィルの管楽器セクションを支える名手た
ちがズラリと名を連ねるなど豪華絢爛!超一流の管楽器の音色に脱帽させられ
る。1994年-1996年の録音。
CACDS 4028(SACD-Hybrid) \2580
O・レスピーギ:
地の精のバラード/ボッティチェルリの3枚の絵/オルガンと弦楽のための組
曲ト長調/アダージョと変奏曲
ジェフリー・サイモン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
カーラが推し進めるSACD Hybridリリースから一挙2タイトル!同レーベルのオ
ーナーを務めるサイモンがタクトを執った華やかなレスピーギは「CACD 1007」
のSACD Hybrid盤。1990年12月19日-22日の録音。
CACDS 4033(SACD-Hybrid) \2580
P・グレインジャー:
戦士たち/ロンドンデリーの歌/デンマーク民謡組曲/ヒル・ソング第1番/
美しく新鮮な花/Colleen Dhas/ヒル・ソング第2番
ジェフリー・サイモン(指揮)、
メルボルン交響楽団
現在はオレグ・カエターニが音楽監督として辣腕を振るっているオーストラリ
アの雄、メルボルン響。1989年2月22日-28日にジェフリー・サイモンの指揮で
収録されたグレインジャー作品集のSACD Hybrid盤。
<APR>
APR 5620 \1780
L・リャプノフ:
12の超絶技巧練習曲より第1番(録音:1939年)/12の超絶技巧練習曲
(全曲/録音:1949年)
ルイス・ケントナー(ピアノ)
リストの弟子であるルイス・ケントナーの代表録音の1つ。審査員を務めた第
10回国際ショパン・コンクールでの出来事はあまりにも有名。
APR 5624 \1780
シモン・バレル-カーネギー・ホール・ライヴVol.4
F・ショパン:
アンダンテ・スピアナート、華麗なる大ポロネーズ、スケルツォ第3番、
ワルツ第5番、練習曲Op.10より
F・リスト:こびとの踊り
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
R・シューマン:謝肉祭Op.9
シモン・バレル(ピアノ)
演奏会中に脳出血で倒れるという壮絶な最期を遂げてしまった元祖超絶技巧ピ
アニスト、シモン・バレルのカーネーギー・ホール・ライヴ。第4集は1949年
の録音。
APR 5594 \1780
M・ラヴェル:ピアノ作品集Vol.2
高雅で感傷的なワルツ/ボロディン風に/シャブリエ風に/クープランの墓/
古風なメヌエット/グロテスクなセレナード/ラ・ヴァルス
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
パリでジャック・フェヴリエに師事したイギリスのベテラン女流ピアニストで
あるトライオンのラヴェル・アルバム第2集。2000年-2003年の録音。
APR 5584 \1780
セルジオ・フィオレンティーノ初期録音集Vol.4(録音:1962年-1966年)
F・リスト:
メフィスト・ワルツ第1番/5つのハンガリー民謡/怒りをこめて/婚礼/
ピアノ協奏曲第2番
C・M・V・ウェーバー(リスト編曲):華麗なるポロネーズ
F・ショパン:ポーランド民謡による大幻想曲Op.13
セルジオ・フィオレンティーノ(ピアノ)
APR 5549 \1780
マイラ・ヘス-イリノイ大学ライヴVol.3(録音:1949年/1937年)
J・S・バッハ:パルティータ第4番、フランス組曲第5番より「ジーグ」
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31/2《テンペスト》
E・グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16より第1楽章
F・ショパン:練習曲Op.25より
マイラ・ヘス(ピアノ)
<New World>
80641-2 \2080
ヴァイオリンのための作品集
ヘンリー・カウエル(1897-1965):ヴァイオリン・ソナタ
ステファン・ウォルペ(1902-1972):ヴァイオリン独奏のための小品第2番
ジョージ・アンタイル(1900-1959):
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番
チャールズ・ドッジ(1942-):ヴァイオリンとテープのためのエチュード
デイヴィッド・マーラー(1944-):マックスフィールズ・リール
ラリー・ポランスキー(1954-):ジョン・ケージへの断章ホ長調
ルース・ポーター・クロフォード(1901-1953):夜想曲
アベ・ミワコ(ヴァイオリン)、
マイケル・キーラン・ハーヴェイ(ピアノ)
カウエル、ウォルペ、そしてアンタイルなどアヴァンギャルドの発展に大きく
名を残した偉人たちによるヴァイオリン作品集。カウエルのヴァイオリン・ソ
ナタは意外とメロディアスな作品。現在はオーストラリアを拠点に活動中の日
本人女流ヴァイオリン奏者が熱演を披露している。
80650-2 \2080
アール・ブラウン(1926-2002):
タイムズ・ファイブ/八重奏曲第1番/1952年12月/ナヴァーラ/
ヴァイオリン、チェロとピアノのための音楽/フォリオより/チェロとピアノ
のための音楽/ナイン・レア・ビッツ
様々なアーティスト
アメリカ実験音楽の代表的作曲家の1人であるアール・ブラウンが1952年から
1965年にかけて作曲を行った作品を収録。CRI原盤。
<CARUS>
83.173 \1850
シューマン:合唱曲集Vol.1「星に寄す」「流浪の民」他
スペインの歌遊びop.74から第5曲「裏切られた」第9曲「私は愛されて」
3つの詩op.29「田園風の歌」「我が庭でなでしこは」「流浪の民」
5つの歌op.55「ハイランドの乙女」「歯の痛み」
「私の心は村へ引き寄せられる」「古きよき時代」「ハイランドの若者」
4つの二重合唱曲op.141「星に寄す」「おぼろげな光」「信頼」「お守り」
4つの歌op.59「北か南か」「ボーデン湖畔に」「狩人の歌」「お休み」
Gary Graden指揮
オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
Konrad Elser(Pf)
2006年5月録音
83.197 \1850
バッハ 他 Bach's Earliest Autographs
ブクステフーデ:コラール幻想曲「今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ」
パッヘルベル:
「キリエ、永遠の父なる神よ」「バビロン川のほとりで」「フーガin h」
ラインケン:コラール幻想曲「バビロン川のほとりで」
バッハ:
コラール「最愛のイエス、われらここにあり」BWV731
コラール「暁の星のいと美しきかな」BWV764
Jean Claude Zehnder(Org)
ハンブルグ聖ヤコビ教会のシュニットガー・オルガン
ワイマール時代のバッハによる各作曲家の写譜(タブラチュア)を基にした演
奏集。
83.231 \1850
マックス・レーガー:声楽曲集Vol.3
6つの合唱曲集
9つの合唱曲集
8つの合唱曲集
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮
ドレスデン室内合唱団
2006年2月録音
83.195 \1850
マックス・レーガー:声楽曲集Vol.5
6つのリートop.35から「たそがれの夢」「天は一滴の涙を落とし」
素朴な歌op.76から「森の孤独」「眠れ」「2匹のねずみ」
「サンタ・クロース」「5羽のひな」「マリアの子守歌」
4つのリートop.97から「私の胸のときめき」
5つの歌op.98から「上なる天の眼から」
5つの新しい子供のリートop.142から「ばらの茂みの中のマリア」 他 全27曲
アンドレアス・ヴェラー(テノール)
Gotz Payer(Pf)
2006年2月録音
83.178(SACD-Hybrid) \1850
ラッハナー:レクイエム
世界初録音!
フランツ・ラッハナー:レクイエム ヘ短調 op.146
マリーナ・ウレヴィッツ(Sop)、コリン・ヴァルツァー(Ten) 他
ヘルマン・マイヤー指揮
アウグスブルグ・カンマーゾリスデン 2006年3月録音
ラッハナー(Franz Lachner 1803-90 ドイツ)
器楽奏者、指揮者としても有名です。ロマン派様式による多くの作品を残して
います。
83.352(SACD-Hybrid) \1850
サン=サーンス:クリスマス・オラトリオop.12
他 合唱小品集6曲
ホルガー・スペック指揮
ヴォーカル・アンサンブル・ラシュタット 2006年4月録音
P 21021-N \2180
W・A・モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.3
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(第1楽章カデンツァ:カツァリス作)
第1楽章のカデンツァ(カツァリス作)
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456
(第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト作)
第1楽章のカデンツァK.624(626a)― 第26番
第1楽章のカデンツァK.624(626a)― 第52番
第3楽章のカデンツァK.624(626a)― 第56番
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
リ・ユンク(指揮)、ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー
久々のリリースとなった前作「ロシアン・ミュージック(P 21020-A)」では、
1970年代の若かりし頃の貴重な録音を聴かせてくれた超絶技巧の現人神シプリ
アン・カツァリス。来日公演を目前に控えるカツァリスの最新盤は、ザルツブ
ルクのモーツァルテウム大ホールで行われたコンサートのライヴを収録したモ
ーツァルト・アルバム第3弾!共演の指揮者とオーケストラはVol.1&Vol.2に
引き続き、韓国人指揮者リ・ユンクが率いるザルツブルク・カンマーフィルハ
ーモニー。2000年にはザルツブルク音楽祭にも出演したザルツブルク・カンマ
ーフィルは、エヒテルナハ音楽祭でもカツァリスと共演を行うなどお互いの関
係を深めている。「第24番」の第1楽章では、カツァリスのお家芸でもある自作
のカデンツァが炸裂!しかもカツァリス作の第1楽章のためのカデンツァがも
う1種類収録されている点も嬉しいところ。
<Chandos>
CHAN 10388 \2080
O・レスピーギ:管弦楽作品集Vol.2
前奏曲,コラールとフーガ、ブルレスカ、組曲《ロッシニアーナ》
S・ラフマニノフ(レスピーギ編曲):
練習曲集《音の絵》より〔海とかもめOp.39-2/行進曲Op.39-9/
葬送行進曲Op.39-7/赤頭巾と狼Op.39-6/市場の風景Op.33-4〕
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
プロコフィエフの「石の花」でシャンドスへデビューを果たして以来、ショス
タコーヴィチやリスト、カルウォヴィチ、ダラピッコラなど次々と意欲作を発
表してきたノセダ&BBCフィルが再びレスピーギに着手。作曲当時の師である
マルトゥッチに「もはや生徒ではなく巨匠である」と言わせたという「前奏曲、
コラールとフーガ」、クーセヴィツキーの依頼によって編曲が施されたラフマ
ニノフの「音の絵」といったレアなレパートリーが満載の1枚!「ローマ三部
作」や「シバの女王ベルキス」、「教会のステンドグラス」などの壮大な作品
が代表作として知られるレスピーギだが、今回の収録曲は何れも華麗なオーケ
ストレーションが発揮された秀作として再び評価を受けている。巨匠への道を
確実に歩んでいるノセダが同郷であるレスピーギの作品に秘められた大いなる
魅力を解き放つ強力盤!
CHAN 10398 6枚組 \5400
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲全集(第1番-第15番)/ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
ソレル・クヮルテット、マーティン・ロスコー(ピアノ)
ショスタコーヴィチの生誕100年記念リリースに力を注いでいるシャンドス。
新たにシャンドスが送り出す記念盤は、イギリスの女流奏者4人によるソレル
・クヮルテットが奏でる弦楽四重奏曲全集の特別価格による特別仕様BOXセッ
ト!ソレル・クヮルテットは、ボロディン・クヮルテットのオリジナル・メン
バーとしてヴァイオリンを担当していた伝説の名手ロスティスラフ・ドゥビン
スキーの下で研鑽を積んでおり、まさに直伝のショスタコーヴィチ全集なので
ある。既に分売としてリリースされているソレル・クヮルテットのショスタコ
ーヴィチは、ファンファーレ誌、グラモフォン誌、デイリー・テレグラフ誌な
どから絶賛を受けるなど実績十分。ボロディン・クヮルテットの系譜を受け継
ぐショスタコーヴィチ全集は、新たな定番として浮上するであろう演奏を堪能
させてくれる。
CHAN 10391 \2080
S・ラフマニノフ:練習曲集《音の絵》Op.33&Op.39(全曲)
ルステム・ハイルディノフ(ピアノ)
シャンドスからリリースが行われているショスタコーヴィチの「ピアノによる
劇場音楽」、「2台ピアノによる交響曲第4番」やドヴォルザークの「ピアノ協
奏曲」では、新世代の旗頭としての実力を存分に証明してくれたロシアの天才
ピアニスト、ルステム・ハイルディノフ。「前奏曲集」に続くハイルディノフ
のラフマニノフ第2弾は「音の絵」の全曲盤!ラフマニノフのみにとどまらず、
ピアノ・レパートリーの中でも重要な作品として幅広く演奏が行われている
「音の絵」だが、「Op.33(1911)」と「Op.39(1917)」の全曲収録盤は意外
と少ないだけにハイルディノフの演奏によるリリースは非常に重要な役割を果
たすことになるだろう。また、ラフマニノフの作品はハイルディノフが特に重
要なレパートリーとしているだけに技術、表現ともに見事と言う他ない。シャ
ンドスのピアノを担うハイルディノフが描く“音の絵”は美しく優雅で、そし
て暗き影や力強さをも併せ持つなど無限の可能性を感じさせてくれる。
CHAN 10389 \2080
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):管弦楽作品集Vol.1
パルティータ/子守歌/16世紀の旋律によるリフレクション/スコットランド
民謡によるリフレクション
ジョナサン・レマル(バリトン)、ポール・ワトキンス(チェロ)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
イギリスを代表する映画音楽の巨匠であり、ジャズ奏者としても活躍を続ける
リチャード・ロドニー・ベネットの70歳の誕生日を記念してスタートする新シ
リーズ。イギリス音楽の達人ヒコックス&フィルハーモニア管に加えて、ソリ
ストにはメトロポリタン歌劇場などでも活躍するニュージーランド出身のバリ
トン奏者レマル、イギリスでも特にその名を知られるチェロのワトキンスを向
かえるなど、イギリスの大作曲家のアニヴァーサリーに相応しい陣容による演
奏。シャンドスならではの楽しみなシリーズがまた1つここに始動となった!
CHAN 0730 \2080
C・モンテヴェルディ:モンテヴェルディ・シリーズ-I
心は燃えているが
ロバート・ホリングワース(指揮)、イ・ファジョリーニ
質の高いアーティストを続々と起用し広く支持を得ているシャンドスのアーリ
ー・ミュージック・シリーズ「シャコンヌ(Chaconne)」から新たなシリーズ
が登場!「モンテヴェルディ・シリーズ」では、その名の通りルネサンス時代
末期からバロック時代初期に君臨した巨星モンテヴェルディが作曲を行った世
俗歌曲を中心とした録音&リリースが行われる。ホリングワース率いるイ・
ファジョリーニは、1988年にオックスフォード大学の学生たちによって結成さ
れたヴォーカル・アンサンブル。ルネサンスからコンテンポラリーまでの幅広
いレパートリーによる演奏へは数々の賞を授与されるなど高い人気と評価を誇
っている。
●Chandos Opera In English
CHAN 3136 2枚組 \3500
G・ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》(英語歌詞版/世界初録音)
アラン・オピー(バリトン)、スーザン・パターソン(ソプラノ)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、
オペラ・ノース管弦楽団&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの
最新作。アラン・オピーを筆頭に、イギリスのヴェルディ歌いが多数参加!
<Cala>
CACD 0544 \2180
フルートのための室内楽作品集 ――
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):
フルートとヴィオラのための二重奏曲ハ短調Op.5-3
マデリーン・ドリング(1923-1977):
フルート、オーボエとピアノのための三重奏曲
フィリップ・ゴーベール(1879-1941):
フルート、チェロとピアノのための《3つの水彩画》
S・バーバー:
フルートとピアノのためのカンツォーネOp.38a、
木管五重奏のための《夏の音楽》Op.31
A・コープランド:フルートとピアノのための二重奏曲
ジャンヌ・バクストレッサー(フルート)、
スタンリー・ドラッカー(クラリネット)、
ジュディス・ルクレアー(ファゴット)、
フィリップ・マイヤーズ(ホルン)、
シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、
ジョセフ・ロビンソン(オーボエ)、
アラン・ステパンスキー(チェロ)、
イスラエラ・マルガリット(ピアノ)、
ペジャ・ムジイェヴィッチ(ピアノ)
カーラ(Cala)の「ロンドン・サウンド・シリーズ」と並ぶ大ベストセラー・
シリーズである「ニューヨーク・フィルの首席奏者たち」の続編となる木管楽
器関係者必聴の強力盤登場!アルバムの主役である15年間に渡って主席フルー
ト奏者を務めたバクストレッサーを筆頭に、共演者にはドラッカー、マイヤー
ズ、ロビンソンなどニューヨーク・フィルの管楽器セクションを支える名手た
ちがズラリと名を連ねるなど豪華絢爛!超一流の管楽器の音色に脱帽させられ
る。1994年-1996年の録音。
CACDS 4028(SACD-Hybrid) \2580
O・レスピーギ:
地の精のバラード/ボッティチェルリの3枚の絵/オルガンと弦楽のための組
曲ト長調/アダージョと変奏曲
ジェフリー・サイモン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
カーラが推し進めるSACD Hybridリリースから一挙2タイトル!同レーベルのオ
ーナーを務めるサイモンがタクトを執った華やかなレスピーギは「CACD 1007」
のSACD Hybrid盤。1990年12月19日-22日の録音。
CACDS 4033(SACD-Hybrid) \2580
P・グレインジャー:
戦士たち/ロンドンデリーの歌/デンマーク民謡組曲/ヒル・ソング第1番/
美しく新鮮な花/Colleen Dhas/ヒル・ソング第2番
ジェフリー・サイモン(指揮)、
メルボルン交響楽団
現在はオレグ・カエターニが音楽監督として辣腕を振るっているオーストラリ
アの雄、メルボルン響。1989年2月22日-28日にジェフリー・サイモンの指揮で
収録されたグレインジャー作品集のSACD Hybrid盤。
<APR>
APR 5620 \1780
L・リャプノフ:
12の超絶技巧練習曲より第1番(録音:1939年)/12の超絶技巧練習曲
(全曲/録音:1949年)
ルイス・ケントナー(ピアノ)
リストの弟子であるルイス・ケントナーの代表録音の1つ。審査員を務めた第
10回国際ショパン・コンクールでの出来事はあまりにも有名。
APR 5624 \1780
シモン・バレル-カーネギー・ホール・ライヴVol.4
F・ショパン:
アンダンテ・スピアナート、華麗なる大ポロネーズ、スケルツォ第3番、
ワルツ第5番、練習曲Op.10より
F・リスト:こびとの踊り
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
R・シューマン:謝肉祭Op.9
シモン・バレル(ピアノ)
演奏会中に脳出血で倒れるという壮絶な最期を遂げてしまった元祖超絶技巧ピ
アニスト、シモン・バレルのカーネーギー・ホール・ライヴ。第4集は1949年
の録音。
APR 5594 \1780
M・ラヴェル:ピアノ作品集Vol.2
高雅で感傷的なワルツ/ボロディン風に/シャブリエ風に/クープランの墓/
古風なメヌエット/グロテスクなセレナード/ラ・ヴァルス
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
パリでジャック・フェヴリエに師事したイギリスのベテラン女流ピアニストで
あるトライオンのラヴェル・アルバム第2集。2000年-2003年の録音。
APR 5584 \1780
セルジオ・フィオレンティーノ初期録音集Vol.4(録音:1962年-1966年)
F・リスト:
メフィスト・ワルツ第1番/5つのハンガリー民謡/怒りをこめて/婚礼/
ピアノ協奏曲第2番
C・M・V・ウェーバー(リスト編曲):華麗なるポロネーズ
F・ショパン:ポーランド民謡による大幻想曲Op.13
セルジオ・フィオレンティーノ(ピアノ)
APR 5549 \1780
マイラ・ヘス-イリノイ大学ライヴVol.3(録音:1949年/1937年)
J・S・バッハ:パルティータ第4番、フランス組曲第5番より「ジーグ」
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31/2《テンペスト》
E・グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16より第1楽章
F・ショパン:練習曲Op.25より
マイラ・ヘス(ピアノ)
<New World>
80641-2 \2080
ヴァイオリンのための作品集
ヘンリー・カウエル(1897-1965):ヴァイオリン・ソナタ
ステファン・ウォルペ(1902-1972):ヴァイオリン独奏のための小品第2番
ジョージ・アンタイル(1900-1959):
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番
チャールズ・ドッジ(1942-):ヴァイオリンとテープのためのエチュード
デイヴィッド・マーラー(1944-):マックスフィールズ・リール
ラリー・ポランスキー(1954-):ジョン・ケージへの断章ホ長調
ルース・ポーター・クロフォード(1901-1953):夜想曲
アベ・ミワコ(ヴァイオリン)、
マイケル・キーラン・ハーヴェイ(ピアノ)
カウエル、ウォルペ、そしてアンタイルなどアヴァンギャルドの発展に大きく
名を残した偉人たちによるヴァイオリン作品集。カウエルのヴァイオリン・ソ
ナタは意外とメロディアスな作品。現在はオーストラリアを拠点に活動中の日
本人女流ヴァイオリン奏者が熱演を披露している。
80650-2 \2080
アール・ブラウン(1926-2002):
タイムズ・ファイブ/八重奏曲第1番/1952年12月/ナヴァーラ/
ヴァイオリン、チェロとピアノのための音楽/フォリオより/チェロとピアノ
のための音楽/ナイン・レア・ビッツ
様々なアーティスト
アメリカ実験音楽の代表的作曲家の1人であるアール・ブラウンが1952年から
1965年にかけて作曲を行った作品を収録。CRI原盤。
<CARUS>
83.173 \1850
シューマン:合唱曲集Vol.1「星に寄す」「流浪の民」他
スペインの歌遊びop.74から第5曲「裏切られた」第9曲「私は愛されて」
3つの詩op.29「田園風の歌」「我が庭でなでしこは」「流浪の民」
5つの歌op.55「ハイランドの乙女」「歯の痛み」
「私の心は村へ引き寄せられる」「古きよき時代」「ハイランドの若者」
4つの二重合唱曲op.141「星に寄す」「おぼろげな光」「信頼」「お守り」
4つの歌op.59「北か南か」「ボーデン湖畔に」「狩人の歌」「お休み」
Gary Graden指揮
オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
Konrad Elser(Pf)
2006年5月録音
83.197 \1850
バッハ 他 Bach's Earliest Autographs
ブクステフーデ:コラール幻想曲「今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ」
パッヘルベル:
「キリエ、永遠の父なる神よ」「バビロン川のほとりで」「フーガin h」
ラインケン:コラール幻想曲「バビロン川のほとりで」
バッハ:
コラール「最愛のイエス、われらここにあり」BWV731
コラール「暁の星のいと美しきかな」BWV764
Jean Claude Zehnder(Org)
ハンブルグ聖ヤコビ教会のシュニットガー・オルガン
ワイマール時代のバッハによる各作曲家の写譜(タブラチュア)を基にした演
奏集。
83.231 \1850
マックス・レーガー:声楽曲集Vol.3
6つの合唱曲集
9つの合唱曲集
8つの合唱曲集
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮
ドレスデン室内合唱団
2006年2月録音
83.195 \1850
マックス・レーガー:声楽曲集Vol.5
6つのリートop.35から「たそがれの夢」「天は一滴の涙を落とし」
素朴な歌op.76から「森の孤独」「眠れ」「2匹のねずみ」
「サンタ・クロース」「5羽のひな」「マリアの子守歌」
4つのリートop.97から「私の胸のときめき」
5つの歌op.98から「上なる天の眼から」
5つの新しい子供のリートop.142から「ばらの茂みの中のマリア」 他 全27曲
アンドレアス・ヴェラー(テノール)
Gotz Payer(Pf)
2006年2月録音
83.178(SACD-Hybrid) \1850
ラッハナー:レクイエム
世界初録音!
フランツ・ラッハナー:レクイエム ヘ短調 op.146
マリーナ・ウレヴィッツ(Sop)、コリン・ヴァルツァー(Ten) 他
ヘルマン・マイヤー指揮
アウグスブルグ・カンマーゾリスデン 2006年3月録音
ラッハナー(Franz Lachner 1803-90 ドイツ)
器楽奏者、指揮者としても有名です。ロマン派様式による多くの作品を残して
います。
83.352(SACD-Hybrid) \1850
サン=サーンス:クリスマス・オラトリオop.12
他 合唱小品集6曲
ホルガー・スペック指揮
ヴォーカル・アンサンブル・ラシュタット 2006年4月録音