クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-04 No.29-1

2009年04月22日 14時37分19秒 | Weblog
<INTEGRAL>
MAG 111174 \2250
ピアソラ:ナイトクラブ1960
グラシアーヌ・フィンズィ:印象タンゴ
ブロッホ:懺悔、ニーグン
ローラン・メットロー:出現
ベルナール・カヴァナ:失踪者
ジョエル・レアンドル:ブルー・バタフライ
ルノー・ガニュー:3つの新しい民族舞曲
バルトーク:6つのルーマニア民族舞曲
パスカル・コンテ(Accordeon)マリアンヌ・ピケティ(Vn)
「楽器の王様」と呼ばれるヴァイオリンと「貧乏人のオルガン」と揶揄され
ることもあるアコーディオンの見事なコラボ。パスカル・コンテのアコーディ
オンにゾクゾクします。

MAG 111165 \2250
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ピエルネ:ヴァイオリン・ソナタ Op.36、バスク幻想曲 Op.49
マリアンヌ・ピケティ(Vn)ローラン・カバッソ(Pf)
セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタにも比肩されるルクーの絶美の
ヴァイオリン・ソナタ。グリュミオー、ボベスコに続く美演の登場を喜びま
しょう。

010 601 \2350
ロドリーゴ:アランフェス
アルベニス:アストゥリアス(デュオ&ソロ) グリーンスリーヴス変容
ヘンデル:サラバンド
カルロ・ドメニコーニ:コユンババ
タレガ:アルハンブラの思い出
バリオス:カテドラル 他
アルノー・デュモン(Gt)

SNG 07FL01 2枚組 \4160
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1/2/3番BWV1001-1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1/2/3番BWV1004-6
フレデリック・ラロック(Vn)
パリ・バスティーユ・オペラ、コンサート・マスター、フレデリック・ラロ
ックによる無伴奏全曲。日本語解説付き。




<SKARBO>
DSK 4073 \2300
フォーレ:ドリー
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ポール・ラドミロー(1877-1944):ゲール・ラプソディ
ジャン・クラス(1879-1932):子供の魂
ローラン・ブコウザ、ジャン-ピエール・フェレイ(Pf)
ジャン-ピエール・フェレイはピアニストとしてだけでなく、プロデューサー
としてもharmoniamundi, Auvidis等でも働いてきました。この録音でも
Fazioliのピアノの音が美しく録られています。

DSK 1985 \2300
ケクラン:
(1)ヴァイオリン・ソナタOp.64
(2)ヴィオラ・ソナタOp.53
(1)マリー・ヴィオ(Vn)ミレーユ・ギヨーム(Pf)
(2)ミシェル・ミカラカコス(Va)マルティーヌ・ガニェペン(Pf)




<haenssler>=SWR MUSIC=
【シュヴェツィンゲン音楽祭エディション】
1952年に南ドイツ放送によって創始され、今日、世界有数の音楽祭として知
られるシュヴェツィンゲン音楽祭。毎年5月にシュヴェツィンゲン宮殿をメイ
ン会場に、これまでに100ほどの古楽のオペラに2,000近いコンサートと並行
して、およそ40のオペラが初演されてきました。現在はSWRが運営を継承して
いますが、そもそも放送局主導という性格から、音楽祭の模様は当初から録
音放送されてきました。このたび、そのお宝音源による大注目のシリーズが
haensslerよりスタート。クレーメル、ヴンダーリヒなど、超豪華アーティス
トの極上ライヴの数々が続々と登場します。ご期待ください。

93 702 \2250
ステレオ
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op.80
(2)シューベルト:ロンド ロ短調D 895
(3)ヴェーベルン:4つの小品Op.7
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
(5)クライスラー:アレグロ・グラツィオーソ
ギドン・クレーメル(Vn)
オレグ・マイセンベルク(P)
録音:1977年5月23日シュヴェツィンゲン宮殿、ロココ劇場(ライヴ)
1975年にドイツのコンサートで、西側において鮮烈なデビューを飾った鬼才
クレーメル。翌1976年にカラヤンの指揮でザルツブルク音楽祭に出演、1977
年にはニューヨーク・デビューも果たし、カミソリのように鋭利な音色と完
璧な技巧、冷徹な音楽運びを武器に、急速にその名を知られるところになり
ます。
1977年のシュヴェツィンゲン音楽祭でのリサイタルは、クレーメルが「私が
すべてを話せる初めての人物だった」という、朋友マイセンベルクとのデュ
オ。彼とは、音楽評論家ヨアヒム・カイザーが「事件」と呼んだ、1975年の
ミュンヘンでのリサイタルでも共にステージに立っています。
ここではまず、陰鬱で瞑想的なプロコフィエフが掛け値なしに破格の内容。
この時期、華々しく脚光を浴びるのとは裏腹に、ソ連当局とは緊張関係が続
いていたことが演奏に影を落としているかのようです。ほかに94年に同じマ
イセンベルクとセッションで録音しているヴェーベルン、シューベルトやベ
ートーヴェンの第10番という凝ったプログラムといい、たいへん価値のある
内容といえるでしょう。音質もすぐれています。

93 701 \2250
ステレオ
(1)シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48
(2)ベートーヴェン:アデライーデOp.46 / 諦めWoO.149 / くちづけOp.128
(3)シューベルト:
孤独な男D 800 / 夜曲D 672 / リュートに寄せてD 905 / 双子座の星に寄せ
る舟人の歌D 360 / シルヴィアにD 891 / ミューズの子D 764
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
フーベルト・ギーゼン(P)
録音:1965年5月19日シュヴェツィンゲン宮殿(ライヴ)
おなじみギーゼンとの顔合わせによる、永遠の貴公子ヴンダーリヒのリート
の夕べ。「詩人の恋」ほか、得意としたナンバーで構成されたプログラムは、
同じ年に、ここで歌われているすべてのナンバーが含まれるザルツブルク音
楽祭でのリサイタルの記録もあります(ORFEOR.432961)。
正規初出に、ヴンダーリヒが歌っているというその事実だけで、内容そのも
のは折り紙つきですが、「詩人の恋」トラック1から、せつなくも甘美な世界
の虜。加えて録音状態が抜群に良いこととリマスタリングが成功して、こう
して張りのある歌声がよみがえったのは驚異的。これは末永く宝物になるに
ちがいありません。

93 703 2枚組(1枚価格) \2250
ステレオ
[CD 1]
(1)ベートーヴェン:ロンド第2番ト長調Op.51-2
(2)同:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
(3)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
[CD 2]
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
(2)同:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
クラウディオ・アラウ(P)
録音:[CD 1]1963年5月26日[CD 2]1973年5月20日
シュヴェツィンゲン宮殿(ライヴ)
アラウがそれぞれ60歳、70歳と異なる時期におこなったリサイタルから収録。
独墺系レパートリー、とくにベートーヴェンで名を取った巨匠だけに、ソナ
タは絶品。なかでも、第28番などスタジオ盤からはけっして窺い知ることの
できない、イマジネーションの閃きがあります。変奏曲の達人ブラームスの
傑作では、全盛期だけに闊達な表現が聴かれます。当時の南ドイツ放送局の
高い技術水準に感謝したくなる、録音時期の開きを感じさせないすぐれた音
質です。




<INTEGRAL>
INTEG 221166 \2350
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番、アンダンテ(1885)
フランク:
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 アンダンティーノ・クイエトーソOp.6
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ、
ワルツ形式の練習曲(イザイ編曲)
スヴェトリン・ルセフ(Vn) エレーネ・ロザノヴァ(Pf)
18世紀イタリアのヴィオッティに源流を辿る「フランコ・ベルギー派」のヴァ
イオリン奏者。
イザイ、ティボー、エネスコ、ヌヴー、グリュミオー、フェラス、ボベスコ
に至る演奏家たちに連なる新たなヴァイオリニストの登場です。


INSO 221334 \2350
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第2番Op.87
ピアノ三重奏曲第3番Op.101
グラーフ・モウルヤ(Vn) フランソワーズ・グローベン(Vc) 
ペーター・ラウル(Pf)
「コントラストの豊かさ、パワフルな感情のほとばしり、エネルギッシュな
テンポ、ビブラートが各小節にスリリングな刺激をもたらす」(仏「ディアパ
ゾン」誌)

INTEG 221162 \2350
ドビュッシー:
牧神の午後への前奏曲、白と黒で、リンダラハ、夜想曲(ラヴェル編曲)、
イベリア(カプレ編曲)
ベンザクン・デュオ(ローラン・カルセンティ、ダニエル・ベンザクン)(Pf)
「非常に明瞭で率直な演奏」(仏「ピアニスト」誌)

INTEG 221163 \2350
ヴィヴァルディ:協奏曲集
チェロ協奏曲RV406,RV412,
フルート協奏曲RV428「ごしきひわ」,RV439「夜」RV433「海の嵐」
ヴァイオリン協奏曲RV230,265
弦楽のための協奏曲RV128,RV169
クリスチャン・メンドーズ(指&Fl)ムジカ・アンティカ・プロヴァンス
「コントロールの行き届いたビブラート、完璧なイントネーション、乱れの
ない呼吸、そしてデリケートな感受性」仏“le Monde la musique”



<NIFC>
NIFCD 009 \2700
ショパン:
(1)「奥様お手をどうぞ」による変奏曲 Op.2
(2)ポーランドの歌による幻想曲 Op.13
(3)ロンド・クラコヴィアク Op.14
(4)アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズ Op.22
(5)ポーランド国歌(オーケストラ演奏)
ネルソン・ゲルネル(フォルテピアノ:1849年エラール)、
フランス・ブリュッヘン(指)18世紀オーケストラ
録音:(2)(5)2006年8月30日、テアトル・ヴィエルキでのライヴ
(1)(3)(4)2007年11月11日、ポーランド放送コンサート・スタジオでのライヴ
ダン・タイ・ソンと共演した協奏曲が大ヒットしたブリュッヘンと18世紀オー
ケストラ、待望の第2弾登場です。それも協奏曲以外のピアノとオーケストラ
のための作品をすべて収めているのが贅沢の極み。ショパンの協奏曲の古楽
器による録音はともかく、他の作品は初のお目見え。演奏は充実のひと言に
つき、またまた聴き惚れさせられます。
今回のソリストは1969年生まれのアルゼンチンのヴィルトゥオーゾ、ネルソ
ン・ゲルネル。当シリーズでバラード全曲(NIFCD003)をリリース済み。アル
ゲリッチが絶賛しているゲルネルの才能は、単に技巧派なだけでなく、深い
音楽性に驚かされます。彼が1849年製エラールのフォルテピアノを用いて、
ゾクゾクするほど魅力的なショパンを聴かせてくれます。
さらに嬉しいのは、ポーランド国歌をブリュッヘンと18世紀オーケストラで
聴けること。もちろん古楽器では初めてです。

NIFCD 007 \2700
ショパン:
(1)12のエチュード Op.10
(2)同Op.25
タチヤナ・シェバノワ(フォルテピアノ:1849年製エラール)
1980年に行なわれた第10回ショパン・コンクールで第2位(1位はダン・タイ・
ソン)を受賞したシェバノワ。彼女のショパンの練習曲演奏は、ロシアン・ピ
アニズムならではの切れ味の良い技巧とスピード感で定評がありますが、こ
こではフォルテピアノに挑戦、軽やかさと色香がさらに増し、曲の真髄を味
わせてくれます。

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