クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-07 No.21-2

2008年07月24日 10時25分44秒 | Weblog
4777580 9枚組 \8100
ブルックナー:交響曲全集
CD1&2:交響曲第1&5番.
CD3:交響曲第3番
CD4&5:交響曲第2&8番
CD6:交響曲第4番「ロマンティック」
CD7:交響曲第6番
CD8:交響曲第7番
CD9:交響曲第9番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1975-81年 ベルリン
発売当時は、「本当はカラヤンはブルックナーが苦手なのではないか?」と
揶揄されてしまった演奏。それは恐らく・・・
当時、ブルックナーをここまでクールで美しく振った指揮者がいなかったか
ら。ブルックナー特有の熱っぽさを排除し、とことん美しい音の建築物を見
せてくれたこちらも記念碑的名演。

4777581 3枚組 \2700
メンデルスゾーン:交響曲全集
CD1:交響曲第1&5番「宗教改革」
CD2:交響曲第2番「讃歌」
CD3:交響曲第3番「スコットランド」&4番「イタリア」
エディット・マティス(S) リゼロッテ・レープマン(S)
ヴェルナー・ホルヴェーク(T) ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1971&72年 ベルリン
メンデルスゾーンの交響曲全集というのは、思ったほどにCD化されているわけ
でもありません。そんな中、このカラヤン盤はとにかく安心して身を任せられ
る演奏です。悠然とした流れと申し分ない音響。有名な3番、4番だけでなく、
第5番が想像以上の名曲だということにも改めて開眼する人も多いのでは?
ちょっと冗長な第2番も面白く聴けます。

4777917 7枚組 \6300
ハイドン:6つのパリ交響曲と12のロンドン交響曲集
CD1:交響曲第82番「熊」、83番「めんどり」&87番
CD2:交響曲第84、85「王妃」&86番
CD3:交響曲第93、94「驚愕」&100番「軍隊」
CD4:交響曲第95、96「奇蹟」&97番
CD5:交響曲第98&99番
CD6:交響曲第101「時計」&102番
CD7:交響曲第103「太鼓連打」%104番「ロンドン」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1980-82年 ベルリン
カラヤンのハイドンは、今流行りのオリジナル系の解釈とはまた違った楽し
さがあります。フレーズやアコーギクを強調することは一切なく、あくまで
も流れと響きを重視し、音を全て美しく聴かせようとするカラヤンの意志が
まっすぐに伝わるハイドンです。ハイドン後期の練れた作風が演奏にぴった
りと合っています。

4777925 3枚組 \2700
モーツァルト:後期交響曲集
CD1:交響曲第32(序曲)、33、35「ヘフナー」&36番「リンツ」
CD2:交響曲第29、38「プラハ」&39番
CD3:交響曲第40&41番「ジュピター」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1965、1976-77年 ベルリン
こちらもオリジナル系の解釈とは対極にある演奏。
確かにこの演奏を聴いていると、「これこそが正しい」と思わずにはいられ
ないほどの説得力がたっぷり。どこもかしこもすべすべに磨きあげられ一点
の曇りもう許されないほどの完璧な音楽。

4777932 3枚組 \2700
シューマン:交響曲全集
CD1:交響曲第1「春」&2番
CD2:交響曲第3「ライン」&4番
CD3:序曲、スケルツォとフィナーレ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
第4番のみVPO
録音:1971、87年 ベルリン
カラヤンのシューマン交響曲は意外と端正で、しつこくなく、他の現代的な
解釈に比べると一見おっとりしているように見えるかもしれません。しかし、
これが聴きこんでみると本当にすみずみまで計算され尽したものであること
に気がつくはずです。各々の楽器の旋律の美しさ、完璧なハーモニー。すば
らしいの一言です。

4777937 4枚組 \3600
チャイコフスキー:交響曲全集
CD1:交響曲第1「冬の日の幻想」&2番「小ロシア」
CD2:交響曲第3「ポーランド」、「スラヴ行進曲」&「イタリア奇想曲」
CD3:交響曲第4&5番
CD4:交響曲第5&6番「悲愴」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1966、1975-77年 ベルリン
カラヤンは4-6番までのチャイコフスキーの交響曲は、生涯に何度も録音した
のですが、1-3番までは1回しかしていません。彼特有の美意識があったので
しょうか?しかし全曲まとめて聞いてみるとどれもがカラヤンらしく、はち
きれんばかりの音が溢れています。カラヤンを語るためには外せない1セット
です。

4777958 8枚組 \7200
ベートーヴェン:32のピアノ・ソナタ全集
CD1.第1.2.4番
CD2.第3.5.6.7番
CD3.第8「悲愴」.9.10.11番
CD4.第12.13.14「月光」.15「田園」
CD5.第16.17「テンペスト」.18番
CD6.第20.21「ワルトシュタイン」.22.23「熱情」.24番
CD7.第25.26「告別」.27.29「ハンマークラヴィーア」
CD8.第28.30.31.32番
ヴィルヘルム・ケンプ(Pf)
録音:1964年11月-1965年1月 ハノーヴァー
どんなにいろいろなベートーヴェンのソナタを聴いたとしても結局、バック
ハウスか、このケンプの演奏に戻ってきてしまう・・・・。
そんな愛好家たちの心の拠り所となっている名演です。多少無骨でも、指の
回りが悪くてもハートで聴かせる、そんな人間味溢れる音楽が永遠の人気の
秘密なのかもしれません。

734407(DVD-Video) 2枚組 \6450
ワーグナー:祝典劇「パルジファル」(全曲)
パルジファル・・・クリストファー・ヴェントリス(T)
クンドリー・・・イヴォンヌ・ナーフェ(Ms)
アンフォルタス・・・ミヒャエル・ヴォッレ(Br)
グルネマンツ・・・マティ・サルミネン(Bs)
チュリーッヒ歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:ベルナルト・ハイティンク
収録:2007年3月
2007年3月に収録されたこの映像は、ハイティンクの魅力ある指揮のおかげで
近年最も素晴らしいワーグナーの演奏として世界中のマスコミからも注目さ
れたものです。ハンス・ホルマンによる演出は極めて厳粛で、この楽劇の神
秘的な側面を強調しています。
舞台美術を担当したハンス・ホッファーは控えめな照明を用い、幾何学的な
図形とブロックを効果的に使用、そのシンプルな装置は美しい音楽に注意を
集中させることに成功しました。題名役を歌うクリストファー・ヴェントリ
スは2008年のバイロイトでもこの役を歌う予定。すでに2004年ケント・ナガ
ノの指揮での映像も発売されていて、恐らく現在最高のパルジファル歌いと
断言できるでしょう。他にベテラン、サルミネンと実力派メゾ・ソプラノ、
ナーフェたちが感動的な舞台を造り上げています。

734454 \3350
メータ/ニューイヤー・コンサート 1990年
1.J・シュトラウスII世:
 喜歌劇「ジプシー男爵」より入場行進曲
2.ヨゼフ・シュトラウス:
 ポルカ・マズルカ「モダンな女」op.282
3.J.シュトラウス:ガロップ「インド人」op.111
4.J.シュトラウス2世:ワルツ「ドナウの乙女」op.427
5.ヨゼフ・シュトラウス:スポーツ・ポルカop.170
6.スッペ(1819-1895):序曲「ウィーンの朝・昼・晩」
7.ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「思いやり」op.73
8.J.シュトラウス2世:ワルツ「ウィーンかたぎ」op.354
9.J.シュトラウス2世:ポルカ「破壊」op.269
10.J.シュトラウス2世: 突進ポルカop.348
11.J.シュトラウス2世:ワルツ「ウィーンの森の物語」op.325
12.J.シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカop.214
13.J.シュトラウス2世:爆発ポルカop.43
14.ヨーゼフ・シュトラウス ポルカ「短いことづて」op.240
15.J.シュトラウス2世:ワルツ「美しく青きドナウ」op.314
16. J.シュトラウス:ラデツキー行進曲op.228
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&バレエ団
指揮:ズービン・メータ
収録:1990年1月
メータが初めてニューイヤー・コンサートを指揮した1990年の映像です。ま
さに伝説的な成功を収め、彼は以降1995, 1998, 2007年とたびたび晴れ舞台
に登場しています。
「ウィーン・フィルがなぜメータを招待し続けるのか?それは簡単です。メ
ータは分別ある指揮で、ウィーン・フィルをその慣習から解き放ち驚くべき
魔法を見せてくれるからです」(BBC)

734493(DVD-Video) \3350
カラヤン/1978年ジルベスター・コンサート
1.ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
2.ビゼー:アルルの女 第2組曲
3.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番
4.ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」
 より「ハンガリー行進曲」
5.マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」より間奏曲
6.スッペ:気歌劇「軽騎兵」序曲
ボーナス:ヴォチェク・ジャスニーによる映像
「ポートレイト-カラヤン-印象」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1978年12月 ベルリン・フィルハーモニー
この1978年のジルベスター・コンサートにおいて、カラヤンはとりわけ古典
的で有名曲ばかりのプログラムを組み立てました。どの曲もが親しみ易く、
耳になじんだものばかりです。ヴェルディからスッペまで、ベルリン・フィ
ルの陽気で煌くばかりの美音を堪能してください。まさに「年忘れお楽しみ
大会」の様相を呈した素晴らしい一夜をご家庭で味わえることでしょう。
ボーナス映像の「ヘルベルト・フォン・カラヤンの印象」もファン必見です。
大音楽家カラヤンの指揮姿から、サントロペにおける彼の休日の風景、父親
としてのカラヤンなどさまざまな彼の姿を知ることができます。

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