クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-05 No.1-2

2009年05月01日 19時06分43秒 | Weblog
<AUDITE>
Auditeが満を持して放つフルトヴェングラー・コンプリートRIASレコーディ
ングズ!RIASに眠っていたオリジナルテープから細心のマスタリングで、今
よみがえる真実のフルトヴェングラー!

AU 21403 12枚組+BonusCD \7450
CD1
ベートーヴェン:交響曲第6番+第5番 
1947年5月25日
CD2
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ユーディー・メニューイン(Vn)
1947年9月30日
バッハ:管弦楽組曲第3番
1948年10月24日
CD3
ブラームス:交響曲第4番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
1948年10月24日
CD4
ブルックナー:交響曲第8番
1949年3月15日
CD5
シューマン:序曲「マンフレッド」
ブラームス:交響曲第3番
フォルトナー:ヴァイオリン協奏曲
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
1949年12月18日
CD6
ワーグナー:ジークフリートの葬送行進曲
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
1949年12月19日
ヘンデル:合奏協奏曲ニ短調Op.6-10
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ヒウンデミット:管弦楽のための協奏曲
1950年6月20日
CD7
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
1950年6月20日
グルック:「アルチェステ」序曲
1950年9月5日
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-5
1954年4月27日
CD8
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
1952年12月8日
ヒンデミット:世界の調和
1951年12月8日
CD9
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
1952年12月8日
シューベルト:「ロザムンデ」序曲
1953年9月15日
ブラッヒャー:管弦楽のための協奏的音楽
1954年4月27日
CD10
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
シューベルト:交響曲第9番
1953年9月15日
CD11
ブラームス:交響曲第3番
R.シュトラウス:「ドン・ファン」
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
1954年4月27日
CD12
ベートーヴェン:交響曲第6番+第5番
1954年5月23日
Bonus CD :フルトヴェングラー指揮について語る。
フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー
Auditeのホームページ(http://audite.de/index.php?bnm=181)でオリジナル
のテープの音質とマスタリング後の音質のチェックができます。20数分間に
わたり、いかなるポリシーのもとにAuditeがリマスタリングをほどこしたか
が、マスタリング前と後で聴き比べることができます。特にブルックナー
8番、1楽章コーダのわざとのような咳の嵐(それにしても、あの音楽でどう
してあんなに盛大な咳ができるのか!当時のベルリンはよっぽど風邪がは
やっていたのか?3月なのに?)がマスタリング後は音楽性をまったく損なう
ことなく、気にならないレヴェルまで抑えられているのはデジタル・テクノ
ロジーの驚異と申せましょう。そして全編にわたりナレーションを担当して
いるのはあの、アンジェラ・ヒューイットというのも驚きです。素晴らしく
聞き取りやすくわかりやすい英語です。ぜひ御一聴ください。
演奏そのものについてはもうなにも付け加えることはない素晴らしいものば
かり。戦後のフルトヴェングラーの円熟期、絶頂期の音楽がベルリンフィル
との黄金の組み合わせでたっぷり堪能できる、Auditeにフルヴェン・ファン
は足を向けて寝られなくなること疑いなしのセットでございます。




<ACCENT>
ACC 25308(SACD-Hybrid) \2580
J.S.バッハ:カンタータ集 Vol.8
カンタータ第13番「わがため息,わが涙は」 BWV.13
カンタータ第73番「主よ,御心のままに,わが身の上になし給え」 BWV.73
カンタータ第81番「イエスは眠りたもう,わが望みはいずこにありや」 BWV.81
カンタータ第144番「おのが分を取りて,去り行け」 BWV.144
シギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
ゲルリンデ・ゼーマン(S)ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
クリストフ・ゲンツ(T) ヤン・ファン・デル・クラッベン(B)
録音:2008年2月6-7日 ルーヴェン、ベルギー
2006年から2011年の5年間に20枚のシリーズとして進行中のシギスヴァルト・
クイケン&ラ・プティット・バンドによるJ.S.バッハ、カンタータ選集。安
定した自然な演奏と、実力派のソリスト陣に支えられたこのシリーズも第8作
目。ピリオド奏法のパイオニアであるラ・プティット・バンドは結成以来、
世界の古楽界の最前線で活躍し続けています。その40年近い活動の中でつね
に演奏概念の改革を行ってきた彼らならではの、説得力溢れる名演を生み出
しています。

ACC 24216 \2300
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BR WFB B 17
J.C.バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ヘ長調 H 597
バッハ(?):フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ短調
J.C.F.バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ短調 
HW VIII/3 Nr.1
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 BR WFB B18
J.C.バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 Op.16/
1,W B10
バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェルソ)
使用楽器:A.ヴィーマール1990年製(アウグスト・グレンザー1750年モデル)
エーヴァルト・デメイエル(Cemb)
使用楽器:アウグスト・ボンツァ2003年製(ヘンリー・ヘムシュ1736年モデル)
録音:2008年10月
フラウト・トラヴェルソの名手バルトルド・クイケンによる大バッハの息子
たちが作曲したフルート・ソナタ集。バッハ家はフルートのための作品を多
く残しており、現代でもフルートの重要なレパートリーとして演奏されてい
ます。B.クイケンはACCENTレーベルにその大部分を録音しています。この息
子たちの作品のアルバムでバッハの家族の肖像を完璧なかたちで描き出して
います。トラヴェルソをこれほど美しい音色で表現する演奏者はB.クイケン
をおいてはいないと思わせる、惚れ惚れする1枚です。

ACC 24207 \2300
フランツ・クロンマー(1759-1831):
管楽合奏のためのパルティータ 
ヘ長調Op.73、変ロ長調Op.78、ヘ長調Op.83、作品番号なし
アンフィオン管楽八重奏団
録音:2008年1月21-24日
ボヘミア生まれでウィーン古典派の作曲家として活躍したフランツ・クロン
マー(フランティシェク・クラマージュ)のパルティータ集。当時の宮廷には
管楽アンサンブルが常設されており、管楽アンサンブルのための作品は重要
があり、クロンマーも多くの作品を残しています。クロンマーはオーボエ協
奏曲が比較的有名ですが、その他の作品はほとんど演奏される機会がありま
せん。しかしこのパルティータは非常におもしろい作品で、所々にクロンマ
ーの魔法がちりばめられ、軽快で風刺に満ちた作品です。気鋭のピリオド管
楽アンサンブル、アンフィオン管楽八重奏団のピリリと小技を効かせた演奏
で堪能することができます。



<naive>
V 5159 \2280
シューマン:
リーダークライス Op.39(全12曲)
歌曲集「女の愛と生涯」 Op.42(全8曲)
ライオンの花嫁 Op.31-1
くるみの木 Op.25-3
時は春 Op.79-23
ローレライ Op.53-2
君に捧ぐ Op.25-1
マリー=ニコル・ルミュー(A)
ダニエル・ブルメンタール(P)
録音:2008年11月,ケベック
コントラルトのマリー=ニコル・ルミューが歌うシューマンのリート集です。
ルミューはバロック音楽で高い評価を得ていますが、元々彼女は歌曲を非常
に得意とする歌手で、naiveから先に発売されたアーンを中心としたフラン
ス歌曲集(V 5022)も大きな評判を呼びました。今回はシューマンの二つの傑
作歌曲集「リーダークライス」 Op.39と「女の愛と生涯」に挑戦。今年で34
歳になるルミューの声は、若々しい瑞々しさを湛えつつも、コントラルトな
らではの深々とした美しさもたっぷりで、しかも温もりと柔らかに優れてい
るもの。まさにシューマンには打ってつけの声。表現力も豊かで、「女の愛
と生涯」では、抑えようとしても溢れる喜びの冒頭から、悲しみを噛み締め
るような終曲まで、まだ30代前半とはとても思えない完成度の高さ。さらに
特筆すべきは「ライオンの花嫁」、決して有名とは言えない、9分もかかる
この大曲を、ルミューは真っ正面から攻め、感動的に歌い上げています。
リート・ファンも要注目のルミューです!



<IDIS>
IDIS 6569 \1650
ワーグナー:
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
「神々の黄昏」-ジークフリートのラインへの旅,
ジークフリートの葬送行進曲
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ジークフリート牧歌
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団,ケルン放送交響楽団(ジークフリート牧歌)
録音:1959年11月11日,1953年5月(ジークフリート牧歌)
1959年、壁ができる2年前の東ベルリンで、クナッパーツブッシュがワーグ
ナー演奏した録音。晩年に近づいたクナの勇壮な演奏です。このうち「マイ
スタージンガー」前奏曲はなぜか今までCD化されたことがなかった音源。
他の3曲も現在では入手難になっています。ケルンでのジークフリート牧歌
は、おそらくORFEOからORFEOR 723071で発売されているものと同じと思われ
ます。

IDIS 6570 \1650
シューマン:
ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22
ショパン:夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55-1
ラザール・ベルマン(P)
録音:1972年11月23日,ミラノ(Op.11),1971年,ミラノ(Op.22),1979年,
ミラノ(ショパン),いずれもライブ
好評のIDISによるベルマン・シリーズ、今回はシューマンのピアノ・ソナタ
が2曲です。第1番が1972年、第2番が1971年と、ベルマンが西側に現れて間
もない時期のライブだけに、聴衆の度肝を抜いた豪演が楽しめます。ボーナ
スとして収録されたショパンも優れもの。ベルマンの家族から承認を受けて
の発売。

IDIS 6571 2枚組 \3300
ビゼー:「カルメン」(イタリア語)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms カルメン)
フランコ・コレッリ(T ドン・ホセ)
ミレッラ・フレーニ(S ミカエラ)
ジャンジャコモ・グェルフィ(Br エスカミーリオ)
ほか
ピエール・デルヴォー(指)パレルモ・マッシモ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年2月8日,パレルモ(ライブ)
ピエール・デルヴォー(指)パレルモ・マッシモ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年2月8日,パレルモ(ライブ)
豪華な「カルメン」です。タイトルロールはイタリアのメッゾの至宝、シミ
オナート。ホセは、この役をその後20年ずっと得意にしつづけたコレッリ。
そしてミカエラにはまだ23歳にもなっていない若いフレーニ。エスカミーリ
オには、迫力のあるグェルフィ。強力なイタリア人歌手の共演に対し、デル
ヴォーの指揮がフランスの香りを加えています。イタリア語上演。音質は
ちょっと厳しいものの、貴重なライブ録音です。



<JVC XRCD>
JMXR 24022S \3800
(XRCD-SHM仕様)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
エミール・ギレリス(ピアノ)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ独奏)
フリッツ・ライナー(指)シカゴ交響楽団
録音:1958年 シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ)
ギレリス全盛期の最盛期の最美のピアニズムとライナー&シカゴの剛毅な響
きを堪能できる名盤。首席奏者だったシュタルケルの独奏が美しい第3楽章
も聴きもので、これ以上豪華な演奏は他にちょっと見当たりません。しかも
すごい音でございます。

JMXR 24013S \3800
(XRCD-SHM仕様)
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34
キリル・コンドラシン(指)RCAビクター交響楽団
録音:1958年 ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
最新録音に勝とも劣らない驚異の音質にびっくり!多くの方々に愛されてき
た名盤名録。コンドラシンの才能に仰天したRCAが全力で録音しただけのこ
とがあります。

JMXR 24018S \3800
(XRCD-SHM仕様)
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 op.54
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
録音:1960年(ステレオ)
「伝説のピアニスト」だったリヒテルがセンセーショナルなアメリカ・デ
ビューを果たした直後に録音された名盤が、オリジナル・カップリングでか
つてない高音質で登場。SHM仕様ではピアノの美しさが尋常ではありません!



<Opus蔵>
OPK 1002/3 2枚組(1枚価格) \2250
[CD1] オペラアリア編
1.-6.ビゼー:
『カルメン』より 「ハバネラ」「二重唱(第1幕)」「セギディーリア」
「ジプシーの歌」「カルタの歌」「カルメン」
7.-8.グノー:『ファウスト』より「トゥーレの王」「宝石の歌」 
9.トーマ:『ミニヨン』より「ツバメの二重唱」
10.マスネ:『マノン』より「レーヌ通りの二重唱」
11.ビゼー:『真珠採り』より「レイラのカヴァティーナ」
12. R コルサコフ:『サトコ』より「インドの歌」
13.-15.レハール:「スザンナのロマンス」「ヴィリアの歌」「至福の時」
16.オッフェンバック:『ホフマン物語』より「ホフマンの舟歌」
17.グリーク:「ソルヴェークの歌」
[CD2] 歌曲編
1.-2.マスネ:「エレジー」「アンシャントマン」
3.-5.アーン:「不実」「歌」「牢獄」より
6.-10.フォーレ:「月の光」「秋」「揺籃」「夢のあとに」「水辺にて」
11.シューベルト:セレナード
12.-19.シューマン:
『女の愛と生涯』より「彼に会って以来」「誰よりも素晴らしい人」
「分からない、信じられない」
「私の指の指輪よ」「手伝って、妹たち」「やさしい人、あなたは見つめる」
「わたしの心に、わたしの胸に」
「今、あなたは初めてわたしを悲しませる」
20.グノー:アヴェ・マリア
21.-22.ファリャ:「アンダルシアの歌」「ナナ」
23.-24.グラナドス:「El majo discreto」「No. lloreis ojuelos」
25.ゴダール:「ジョスランの子守歌」 
26.ブラガ:「天使のセレナード」
27.マルティーニ:「愛の喜び」
(歌詞対訳は付いておりません)
ニノン・ヴァラン(Sp)
[CD 1]1.-3.12.-17. Andolfi(指) 管弦楽団 ヴィラベラ(Tn)
4.-8.Ruhimann(指)管弦楽団
9.-10. Andolfi(指)オペラコミック管 11.Cloez(指)オペラコミック管
[CD2]6.-7.モーリス・フォーレ(P) 8.-10.マルグリット・ロン(P) 
12.-19.Andolfi(P)
1.-5.11.20.-27.伴奏者不明
録音:1930年代
ニノン・ヴァラン(1886-1961)はフランスの大ソプラノ歌手です。作曲家ド
ビュッシーはヴァランの歌唱スタイルと、涼しげでかつ明晰、さらに大胆で
かすかに鼻にかかった独特の声質を称賛し、リサイタルでは、しばしば伴奏
者を務めました。天性の声に加えて歌唱法にもすぐれていたため、50歳を超
えても技量はまったく衰えませんでした。「グローヴ音楽辞典より」
これまでオーパス蔵には声楽のリクエストがいくつも寄せられてきましたが、
ニノン・ヴァランのセレクションを集大成として、今回2枚セットでまとめ
てみました。中には珍しいフランス語で歌うシューマンの「女と愛と生涯」
があります。 (相原 了)

OPK 7044/5 2枚組 \3380
ヴェルディ:ラ・トラヴィアータ (全曲)
【CD1】 第1幕、第2幕第1場
【CD2】 第2幕第2場、第3幕
(歌詞対訳は付いておりません)
トスカニーニ(指)NBC交響楽団
リチア・アルバネーゼ(ヴィオレッタ) ジャン・ピアース(アルフレード) 
ロバート・メリル(ジェルモン) 他
1946年12月1日,8日ライブ録音 NBCスタジオ8H
「この低音の響きの豊潤さが、演奏全体を暖かいぬくもりにみちたものに感
じさせるのだが、これこそオーパス蔵独特の音をグレードアップさせる復刻、
その効果は素晴らしい!」(音楽評論家 小林利之)
好評のトスカニーニの英HMV-LP音源復刻は彼の残したオペラ全曲録音から
「ラ・トラヴィアータ」全曲を選びました。牛窓(岡山県の瀬戸内に面した
美しい港町。)のレコード蔵でRCA盤とHMV盤を第3幕で比べたとき、思わず
「同じ演奏?」と歎声が漏れました。低音がきちんと入ったHMVの音は素晴
らしいものです。(相原 了)

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