クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-01 No.11

2010年01月16日 18時08分52秒 | Weblog
<SUPRAPHON>
SU 4014 \1480
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
カレル・アンチェル(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年6月4-5日プラハ・ルドルフィヌム(モノラル)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
カレル・アンチェル(指)プラハ交響楽団
録音:1954年5月24日プラハ・ルドルフィヌム(モノラル)
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV 1052
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年6月8日プラハ・ルドルフィヌム(モノラル)
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)
「ピアノの巨人」リヒテルの弾く協奏曲録音が、あらたなリマスタリングで登場
します。1954年5月末から6月初旬、プラハのルドルフィヌムにおいて、チェコの
2大指揮者ターリヒとアンチェルとの顔合わせで実現したもので、いずれもリヒ
テル絶頂期の姿を伝える貴重な内容です。
リヒテルにとって、チャイコフスキーの第1番は、1957年のラクリン指揮ソビエト
国立響、1958年のムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル、1962年のカラ
ヤン指揮ウィーン響、そして1968年のコンドラシン指揮モスクワ国立響の録音と
並んで5種目。J.S.バッハのBWV.1052は、1955年のクルト・ザンデルリンク指揮
ソビエト国立響、1978年のニコラエーフスキー指揮モスクワ音楽院管との録音を
含めて現状3種を数えます。プロコフィエフの第1番はほかに1952年のコンドラシ
ン指揮モスクワ・ユース管というのもありました。
すでに国内盤では同内容でリリースされたことがありますが(廃盤)、この組み合
わせではスプラフォンより初リリースとなります。

SU 4015 \1480
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K 216
カレル・アンチェル(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年4月27日プラハ・ドモヴィナ・スタジオ(モノラル・セッション)
ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調Op.50
カレル・アンチェル(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年4月27日プラハ・ドモヴィナ・スタジオ(モノラル・セッション)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
アントニオ・ペドロッティ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年5月31日プラハ・市庁舎スメタナ・ホール
(モノラル・プラハの春音楽祭ライヴ)
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
大家オイストラフがスプラフォンにおこなったレコーディングを新カップリング。
ブラームスはペドロッティとのライヴのほかに、1952年のアーベントロートとの
ライヴ録音に始まり、1950年代初めのコンドラシンとのセッション録音、1954年
のコンヴィチュニーとのセッション録音、1960年のクレンペラーとのセッション
録音、1969年のセルとのセッション録音など、現状少なくとも14種の別演奏を数
えることからもわかるように、まさしくオイストラフにとって特別なプログラム
といっていいでしょう。
また、ロマンス第2番はほかに3種、モーツァルトの第3番も1971年のベルリン・
フィル弾き降りによるセッション録音を筆頭に、ほかに6種の同曲異演盤が存在
します。
それぞれSU.3678、SU.3685、SU.3780でも聴くことができますが、このたび、す
べて新リマスタリングを施しているとのことです。




<PRO PIANO>
PPR224 512765(CD+DVD) \2700
ショパン:スケルツォ 第2番、バラード 第1番
ドビュッシー:練習曲 第11番、前奏曲集第2巻-花火
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻-前奏曲とフーガ 第14番
ベルク:ピアノソナタOp1
小野寺 美輪(Pf. Hamburg Steinway D-274#0920)
0着物を着た日本女性のモノクロームの写真、帯とProPianoのロゴだけが赤とい
う印象的なジャケ。40タイトル近い((ProPiano))レーベルのジャケットの中でも
最も「上品」と申せましょうか?なかには、アーチストにモザイク処理をしたア
ダルトか?と疑わせるジャケもあっただけに、5年ぶりの新譜に期待が高まりま
す。ただ「着物を着るピアニスト 小野寺 美和」との日本語があるのが気にか
かります。着物を着てピアノを弾くのが、そんなに特別なことですか?着物には
「大リーグボール養成ギブス」のような負荷があるのでしょうか?CDを聴いてい
てもそんな疑問は解消されないのですが、DVDの映像を見ていると「着物を着る」
ことにこだわった気持ちがわかるような気がしてきます。




<SIMAX>
PSC 1265(SACD-Hybrid) \2680
ベートーヴェン:弦楽四重奏第13番 作品130、大フーガ 作品133
ヴェルターヴォ・カルテット
【オイヴォール・ヴォッレ(Vn)ベーリット・カルダス(Vn)ヘンニンゲ・ランドー
ス(Va)ビョルグ・ルイス(Vc)】
録音:2008年6月16-20日ソフィエンベルグ教会(オスロ)
1984年に結成されたノルウェーの女性4人によるヴェルターヴォ・カルテットは
2009年11月に結成25周年を迎えました。現在は全員が母となり、子育てと演奏活
動を両立させ、意欲的にコンサート、音楽教育などを行っています。また幅広い
レパートリーを持ち、母国ノルウェーの作曲家の作品も積極的にも取り組んでい
ます。CDでは、SIMAXレーベルからリリースされたニールセン、シューマン、ブ
ラームス、グリーグ、ドビュッシーなどがあり、いずれも各音楽誌で高い評価を
受けています。今回結成25周年を記念して録音されたのは、ヴェルターヴォ初の
ベートーヴェン。ベートーヴェンの室内楽の中で最高峰と言われる第13番(大フ
ーガ付き)。彼女たちの確かな構成力、伸びやかに歌い上げる美しい音色、そし
て緻密なアンサンブルはカルテットの醍醐味を感じさせる演奏です。





<2L>
2L 66SACD(SACD-Hybrid) \2280
イーヴェル・クライヴェ:オルガン音楽集-
映画「姿を消した者(DeUsynlige)」より(エリック・ポッペ監督)
サイモン&ガーファンクル/イーヴェル・クライヴェ編:明日に架ける橋
イーヴェル・クライヴェ:トッカータ
ヴィヴァルディ:シンフォニア第21番 ロ短調 RV169 「聖なる墓にて」
ハンス・レオ・ハスラー:いばらの針の
カタリーナ・エリーサベト・エーレンボリ:
神の狭き道を外せと誘惑する者があれば-導入部
リヴ=ベネティクテ・ビョルネボー:アレグロ
イーヴェル・クライヴェ:サラ
カタリーナ・エリーサベト・エーレンボリ:
神の狭き道を外せとそそのかす者があれば
ウィリアム・ヘンリー・モンク/イーヴェル・クライヴェ編:
日暮れて四方は暗く-おお、わたしのそばにいてください
サイモン&ガーファンクル/イーヴェル・クライヴェ編:明日に架ける橋
イーヴェル・クライヴェ(Org)
録音:2007年6月26日 ベルゲン大聖堂(ベルゲン、ノルウェー)
制作:エリック・ポッペ、モッテン・リンドベルグ
録音:モッテン・リンドベルグ、ハンス・ペーテル・ロランジュ
4歳の少年が姿を消した。8年後、ひとりの青年が刑務所を出た。ヤン・トマス。
彼は少年の失踪にかかわりがあった。ヤンは、かつて暮らした町に戻り、教会オ
ルガニストの職を得る……。エリック・ポッペ監督の映画『姿を消した者』
(2008)は、ひとりの青年と、愛する者を失った母親を通じて、罪悪感、愛、
信仰、責任、喪失感、家族の価値を問い、欧米で高い評価を受けるとともに、
人々に深い感銘を与えたといわれます。この映画のための音楽はスウェーデン
の映画音楽作家、ユーハン・セーデルクヴィスト(1966-)が作曲し、ヤン・トマ
スの弾くオルガンの音楽をノルウェーのオルガニスト、イーヴェル・クライヴェ
(1949-)が担当しました。クライヴェはオスロ音楽院とミュンヘンの州立音楽大
学で学び、1978年にオスロでオルガニストとしてデビュー。ノルウェー映画
『DeUsynlige』 の英語名は "Troubled Water"。この映画のためクライヴェは、
サイモン&ガーファンクルの《明日に架ける橋》をはじめとする既存の曲を巧
みに使いながら、脚本の意図に沿った音楽を書き上げました。サウンドトラッ
クのための録音セッションはベルゲン大聖堂で行われ、ポッペ監督と2Lのモッ
テン・リンドベルグが制作にあたりました。



<VDE GALLO>
GALLO 1277 \1880
カロリーヌ・ボワシエ・ビュティーニ(1786-1836):
(1)協奏曲 第6番「スイス」(ピアノ、フルートのための)
(2)オルガン小曲
(3)ピアノ・ソナタ 第1番
(4)ディヴェルティメント
(1)エヴァ=マリア・ツィマーマン(ピアノ) リギュラ・クーファー(フルート) 
ベルン室内管弦楽団、マティアス・クーン(指)
(2)ニコレッタ・パラシベスク(オルガン)
(3)バベッタ・ドーン(ピアノ)
(4)ディディエ・プントス(ピアノ) ミシェル・ウェストファル(クラリネット)
カロリーヌ・ペピン(バスーン)
録音:(1)2008年3月18日 グランド・サル音楽院、ベルン
(2)2008年8月22日 テオドール教会(クーン・オルガン)、バーゼル、スイス
(3)2009年2月26日 ヒンデミット財団ホール、ブロネイ
(4)2009年2月27日 ヒンデミット財団ホール、ブロネイ
一聴後、心地よく流れる美しき旋律!ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン
を思わせる、カロリーヌ・ボワシエ・ビュティーニは1786年ジュネーヴで生まれ
1836年3月に故郷で亡くなった女性作曲家です。ヨーロッパ中で評判の医者の父
を持ったカロリーヌは家族と共に様々な国の音楽に触れ、その経験が彼女を豊か
な音楽家とさせました。ピアノ協奏曲第6番では民謡をもとに作曲されたフルー
トとのかけ合いが美しい曲です。シンプルな冒頭と中間部の技巧的なピアノ・
パートが魅力で、19世紀のサロン・ミュージックの前身とも言うべき音楽がここ
にあります。これまで、ほとんどの作品が草稿しか世に知られていませんでした
が、この度「スイスの遺産」が陽の目をみることができたと申せましょう。

GALLO 1289 \1880
モーツァルト:ディヴェルティメント 第1番 変ロ長調KV439b(Anh 229)
シューベルト:弦楽三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.471
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ短調 作品9-3
トリオ・レニータ
【セルジュ・シャルレ(ヴァイオリン),フランソワ・マルティニエ(ヴィオラ),
ギョーム・マルティニエ(チェロ)】
録音:2009年4月21-23日 コルソー、スイス
若き才能の溢れたフランスとスイス出身のトリオ・レニータによるモーツァル
ト、シューベルト、ベートーヴェンの三重奏曲集。ビロードのようなシャルレの
ヴァイオリンが名曲をきらびやかに演出いたします。

GALLO 1296 \1880
フェリックス・メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1820年)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4(1825年)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838年)
トーマス・ウィッキー=シュタム(ヴァイオリン(使用楽器:カルロ・フェルディナ
ンド・ランドルフィ、ミラノ1772年))、
カルロ・レヴィ・ミンツィ(ピアノ)
録音:2009年8月3-5日、バーゼル、スイス
メンデルスゾーン生誕200周年である2009年に録音されたヴァイオリン・ソナタ
全集。ヴァイオリンのウィッキー=シュタムはスイス生まれ。ヨーロッパ、アメ
リカをはじめ、日本にも来日の実力派ヴァイオリニスト。室内楽にも積極的に
参加しており、ブダペストでバルトーク四重奏団のもと研鑽を積みました。ピア
ノのミンツィと息の合った演奏です。

GALLO 1290 \1880
ナポレオン・コスト(1805-1883):
幻想ソナタ op.34-b,オーボエ協奏曲,スーベニア作品17
ベルリオーズ:アレグレット
ベートーヴェン:アデレード
シューベルト:ソナチネ D.384
以上、コスト編曲
デュオ・コスト【ファブリス・フェレ(オーボエ),フィリップ・ルー(ギター))
ベルリオーズの友人でもあったナポレオン・コストのオーボエとギターのデュオ
作品集。
コストはギターにとって不遇な時代とされる19世紀の中期のロマン主義時代に生
きたフランスの巨匠。コスト編曲によるベルリオーズ、ベートーヴェン、シュー
ベルトの3曲も注目。

GALLO 1286 \1880
エリック・ゴディベール(1936-):
「オーシャンズ」(フルートのための)
「アルバムの綴り」(アルトのための)
クラリネット協奏曲、他
ブリジット・ブクストルフ(フルート)
クリスティーナ・ソーレンセン(アルト)
ルネ・メイヤー(クラリネット)
エリック・ゴディベール(ピアノ)
アルペジョーネ室内管弦楽団ホーエネムス
ジャン・フランソワ・アントニオーリ(指)
スイス現代作曲家エリック・ゴディベール(1936-)のオーケストラを中心とした
作品集。

GALLO 1297 \1880
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
J.S.バッハ:「シャコンヌ」
リスト:「死の舞踏」
アンヌ・ショレ(オルガン/ヴァルガー製オルガン使用)
録音:聖フランソワ教会、ローザンヌ
聖フランソワ教会の歴史的オルガンによるクラシック名曲集。いずれも原曲は
パイプオルガンではありませんが、オルガンの効果を最大に生かした響きは圧
巻です。

GALLO 1302 \1880
ヘンデル:シバの女王
クリストフ・シュトゥルツェネッガー(1976-):
GBQ(ジュネーヴ・ブラス・クインテット)のためのファンファーレ
アラン・スティーヴンソン:五重奏曲
アレクサンドル・アルチュニアン:アルメニアン・シーン「朝の歌」
クルト・シュトゥルツェネッガー:4つのファンファーレ
リチャード・ロブリー:アメリカのイメージより
ジュネーヴ・ブラス・クインテット【サミュエル・ゴール、リオネル・ウォル
ター(トランペット)、クリストフ・シュトゥルツェネッガー(Cor)、デヴィット
・レイ(トロンボーン)、エリック・レイ(テューバ)】
華やかなブラス五重奏曲集。演奏のクリストフ・シュトゥルツェネッガーは自作
の演奏でデビュー(GALLO-1162)しており、このCDにはジュネーヴ・ブラス・クイ
ンテットのためのファンファーレを披露しております。

GALLO 1298 \1880
ヴィクター・ウルマン、グスタフ・マーラー、アルバン・ベルク、
R.シュトラウス歌曲集
バーバラ・フックス(ソプラノ)
ユディット・ポルガー(ピアノ)
19世紀から20世紀にかけて作曲された美しき歌曲集。

GALLO 1300 \1880
DDD
J.S.バッハ:
(1)カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV82
(2)ミサ曲イ長調 BWV234より 第3曲
(3)ミサ曲ト短調 BWV235より 第3曲
(4)マニフィカト ニ長調 BWV243より 第5曲
(5)マタイ受難曲 BWV244より第23,42,57,64,65曲
(6)ヨハネ受難曲 BWV245より第48曲
(7)クリスマス・オラトリオBWV248より第8,47曲
ピエール=アラン・サヴァリー(バリトン)
クリスティーナ・インゼンク=ラジット(オルガン)
クレール・マルカート(ヴァイオリン)、パトリック・マルガレット(オーボエ)
ブレイズ・ヴァートル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
GALLO-1270でのオペラ・アリア集でも好評のピエール=アラン・サヴァリーと小
編成によるバリトンによるバッハの名曲選です。

GALLO 1312 \1880
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 遺作D.960
リスト:「ダンテを読んで」
エリザベス・ヘルビン(ピアノ)
シューベルトの傑作ピアノ・ソナタ第21番、リスト「ダンテを読んで」という重
厚なカップリング。演奏のエリザベス・ヘルビンは作曲家ルネ・ヘルビン(GALLO
-711)の娘で、今その才能が期待されているピアニストです。

GALLO 1295 \1880
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
ラヴェル:道化師の朝の歌
ショーソン:詩曲
ポンセ(ハイフェツ編曲):エストレリータ
ミヨー(ハイフェッツ編曲):ブラジルの女
エルガー:愛の挨拶 作品12
モーカン・ラザレヴィッチ(ヴァイオリン)
スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
録音:2009年6月26,27日
7優美な音色が魅力のヴァイオリニスト、ラザレヴィッチと名コンビのウッソン
によるR.シュトラウスの傑作、ヴァイオリン・ソナタをはじめとしたヴァイオリ
ンの名曲集です。

GALLO 1305/7 3枚組 \2700
ギュイ・ファロの芸術
CD-1
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 作品38、第2番 作品99
CD-2
(2)アンドレ・プロヴォー:ソナタ
(3)メシアン:イエスの永遠性への賛歌
(4)マルティヌー:チェロ・ソナタ第1番
(5)フォーレ:チェロ・ソナタ第2番
CD-3
(6)インドルジフ・フェルト(1925-):チェロ協奏曲
(7)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
ギュイ・ファロ(チェロ)
(1)‐(3)リタ・ポッサ(ピアノ)、(4)エマニュエル・ラマーゼ(ピアノ)、
(5)モニク・ファロ(ピアノ)、
(6)フランス国立管弦楽団、アントニオ・デ・アルメイダ(指)、
(7)バーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団
(現バーデンバーデン&フライブルクSWR交響楽団)、アンドレ・ジュヴ(指)
ラヴェルの室内楽の録音でも有名な巨匠ギュイ・ファロ。GALLOレーベルに録音
したソナタ、協奏曲のお得な3枚組です。



<Grand Slam>
GS 2044 \2250
限定盤
モノラル
(1)フランツ・シューベルト:交響曲 第8(7)番 ロ短調、D.759「未完成」
(2)ヨハネス・ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調、作品98
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1948年10月24日、ベルリン、ティタニア・パラスト
使用音源:  (1)Vox/Turnabout TV 4478(U.S.A.)
(2)HMV(France/LA VOIX DE SON MAITRE)FALP 544
■制作者より
GSシリーズ、久々のフルトヴェングラーは1948年10月24日、ベルリンでの公演で
す。まず、シューベルトの「未完成」はフルトヴェングラーの数ある「未完成」
の中でも最も物々しい演奏として知られていますが、LP復刻は今回が初めてで
す。ブラームスの方は2006年に発売したGS 2012(廃盤)と同一音源ですが、
GS 2012がドイツ・エレクトローラのLP、E90095を使用したのに対し、今回はフ
ランスHMV盤FALP544を復刻の素材としています。その理由は、このFALP盤には
第3楽章冒頭のわずかなフライングがはっきりと聴きとれるからです。この一瞬
の乱れは最近のCDには入っていないようですが、この揃わない出だしこそフルト
ヴェングラーの重要な特色のひとつです。また、このFALP盤は中高域の抜けが
良いのが特色で、特に弦楽器のうねるような雰囲気がいっそう出ています。
■解説書の内容
今回もブックレットにはフルトヴェングラーの珍しい写真、貴重なプログラムを
掲載しています。(以上、平林 直哉)
なお、制作上の都合により原則として初回完全限定プレスとなります。

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