<ONDINE>
ODE-1187 ¥2080
ソイレ・イソコスキ R・シュトラウス:歌曲集
1.万霊節 Op.10-8/2.美しく、しかし冷たい空の星よ Op.19-3
3.夜 Op.10-3/4.私は恋を抱いて Op.32-1/5.ダリア Op.10-4
6.ああ恋人よ、私は別れなければならない Op.21-3/7.私の眼 Op.37-4
8.わが子に Op.37-3/9.母親の自慢 Op.43-2/10.私の思いの全て Op.21-1
11.セレナード Op.17-2/12.献呈 Op.10-1/13.ばらのリボン Op.36-1
14.二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19-4/15.あなたは私の心の王冠 Op.20-2
16.私の心は沈黙し冷える Op.19-6/17.解き放たれて Op.39-4
18.あしたに Op.27-4/19.ツェツィーリエ Op.27-2
20.オフィーリアの歌-どうしたらほんとの恋人を見分けられるだろう Op.67-1
21.オフィーリアの歌-おはよう、今日は聖ヴァレンタインの日Op.67-2
22.オフィーリアの歌-彼女は布もかけずに棺台にのせられ Op.67-3
23.あおい Op.post
ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)/マリア・ヴィータサロ(ピアノ)
録音 2011年7月30日-8月2日イェルヴェンパー・ホール
フィンランドの名リリックソプラノ、ソイレ・イソコスキが歌うR.シュトラウ
ス(1864-1949)の歌曲集です。彼女は以前、管弦楽伴奏歌曲集(ODE-982)で感動
的な歌唱を聴かせましたが、今回は長年のデュオ・パートナーであるヴィータ
サロとの共演。彼女自身も「私の声にシュトラウスは良くあいます」と語るほ
ど、この作曲家に思い入れが強いようです。「献呈」や「チェツィーリエ」、
「明日に」などの有名な歌曲を始め、「万霊節」や「オフィーリアの歌」など、
シュトラウスの初期の作品から晩年に至るまで万遍なく選ばれた1曲1曲に彼女
の思いが詰まっています。また、シュトラウスのお気に入りであったソプラノ、
マリア・イエリッツァのために書かれた最晩年の作品「あおい」では、簡素な
曲の中に揺蕩う色香が存分に表現されていて、これまた名唱です。
ODE-1207 ¥2080
ドミトリ・ホロストフスキー ラフマニノフ:歌曲集
1.聖なる僧院の門の傍らに/2.おまえは覚えているか、あの夕べを?/
3.いや、お願いだ、行かないで Op.4-1/4.朝 Op.4-2
5.夜の静けさに Op.4-3/6.ああ、私の畑よ Op.4-5
7.わが子よ、おまえは花のように美しい Op.8-2/8.夢 Op.8-5
9.私はあなたを待っている Op.14-1/10.私は彼女の家に行った Op.14-4
11.私を信じるな、わが友よ Op.14-7/12.彼女は真昼のように美しい Op.14-9
13.私の胸のうちに Op.14-10/14.春の洪水 Op.14-11/15.時は来た Op.14-12
16.彼女たちは答えた Op.21-4/17.ミュッセからの断片 Op.21-6
18.ここは素晴らしい場所 Op.21-7/19.何という苦しさ Op.21-12
20.私は全てを奪われた Op.26-2/21.息がつけるでしょ
う Op.26-3/22.キリストは起き上がりぬ Op.26-6
23.私はふたたびただひとり Op.26-9/24.夜は悲しい Op.26-12
25.昨日私たちは会った Op.26-13/26.全ては過ぎ去り Op.26-15
ドミトリ・ホロストフスキー(バリトン)/イヴァリ・イルヤ(ピアノ)
日本にも度々来日し、その蠱惑的な歌唱で聴衆を魅了する名バリトン、ホロス
トフスキーがONDINEレーベルに登場です。記念すべき初リリースは、彼が最も
愛する作曲家の一人であるラフマニノフ(1873-1943)の歌曲集で、ピアノを伴
奏するのは、彼と長年デュオ・パートナーを務めるイヴァリ・イルヤであり、
まさに万全を尽くした最強のアルバムと言えるでしょう。繊細な感情表現と幅
広い声、そしてカリスマ的な魅力を持つホロストフスキーの歌うラフマニノフ
は、この作曲家の本質が歌曲にあることを、改めて認識させてくれるのに存分
な資質を備えています。今後の彼の録音ですが、チャイコフスキー、ムソルグ
スキー、タネーエフなどのロシア・アルバムが予定されています。
<CAPRICCIO>
C7115 4枚組 ¥2450
J.S.バッハ:平均律クラヴィア曲集 全曲
クリスティーネ・ショルンスハイム(ハープシコード…1624年製 リュッケルス)
2012年2月に来日予定である、世界的ハープシコード奏者&楽器研究者ショル
ンスハイムによるバッハ(1685-1750)の平均律クラヴィア曲集全曲です。ここ
で演奏しているハープシコードは、アルザスのコルマールにあるウンターリン
デン美術館所蔵のリュッケルス社(17世紀アントワープの有名なハープシコー
ド・メーカーで現存している楽器は極めて少ない)製造の楽器で、ショルンス
ハイムは「私が知っている最も美しい楽器であり、魅惑的な音色を持っていま
す。そして控え目な外見で現実的。暖かくよく歌う楽器です。バッハの対位法
音楽にとって不可欠な全ての要素を持ち合わせています。」と語るほど、この
楽器に惚れ込んでいるようです。バッハの時代から活躍していた楽器を使った
この演奏、もちろん考え抜かれたものであり、学術的にも音楽的にも完成度の
高さが光ります。
C5065 ¥2450
チャイコフスキー:
1-3.ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
4-11.ロココの主題による変奏曲 Op.33
ツィモン・バルト(ピアノ)…1-3
ドミトリー・マスレンニコフ(チェロ)…4-11/ベルリン・ドイツ交響楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音 2010年12月7-9日ベルリン放送 大ホール
チャイコフスキー(1840-1893)のピアノ協奏曲と言えば、数多くの演奏が世に
出ていて、そのどれもが聴き手の心を捉える美質に溢れています。が、この
演奏はその中でもとりわけ異彩を放つものとして記憶されることでしょう。
通常、華麗すぎるほどに華麗に始まる冒頭部から、何やら違和感あり。テンポ
設定、デュナーミクなどにはエッシェンバッハによる細心の工夫が凝らされ、
ピアノの繊細過ぎるタッチが妙に耳に残ります。ピアニストのバルトは、EMI
とONDINEを中心に数多くのCDをリリースしているアメリカのピアニストです
が、廉価版のDVDでショパンの協奏曲を弾く姿も披露されていて、これがまた
不思議な雰囲気を纏った若手ピアニストでした。現在では、髪型こそすっきり
したものの、その独特の解釈は健在であり、とにかく興味深いチャイコフスキ
ーを聴くことができます。「ロココ」でチェロを弾くマスレンニコフも、エッ
シェンバッハと共演を重ねていて、以前はショスタコーヴィチの協奏曲をリリ
ースしています。このアルバムでは、屈託のない明るい響きが印象的です。
C5074 2枚組 ¥2450
ロベルト・シューマンを巡って 第2集
〈CD1〉
1-3.R.シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op.73
4.R.シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
5-9.R.シューマン:民謡風の5つの小品集 Op.102
10.R.シューマン:夕べの歌 Op.85-12
11-14.クララ・シューマン(1819-1896):4つの歌
15.アルベルト・ディートリヒ(1829-1908):F.A.E.ソナタよりアレグロ
16.ブラームス(1833-1897):F.A.E.ソナタよりアレグロ
17.ブラームス:雨の歌 Op.59-3
〈CD2〉
1-2.テオドール・キルヒナー(1823-1903):
ロマンスと子守歌 Op.63…世界初録音
3-14.キルヒナー:12の幻想小品集 Op.90…世界初録音
15-17.カール・ライネッケ(1824-1910):
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.116…世界初録音
演奏: グトルン・シャウマン
(ヴァイオリン…1731年製 ストラディヴァリ・クレモナ)
ヴォルフガンク・ブルンナー
(フォルテピアノ…1836年.1870年製 J.B.ストライヒャー&1872年製
C.レニッシュ)
ヴァイオリニスト、グドルン・シャウマンによるオリジナル楽器で演奏する
シューマンと、その周辺を巡る人々の作品第2集です。第1集(C5040)で、楽器
の音色の美しさと艶やかさが存分に楽しめたのですが、今作では伴奏のフォル
テピアノが3種類用いられているという、当時の楽器好きにもたまらないアル
バムとなっています。もちろん作品への興味も尽きないところで、世界初録音
となる、シューマンの友人であったキルヒナーのオリジナル作品や、こちらも
初録音、室内楽作品でおなじみのライネッケの作品、ロベルト・シューマンが
友人アルベルト・ディートリヒとヨハネス・ブラームスとともに作曲したヴァ
イオリンソナタ(3人の共通の友人であるヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒ
ムに献呈されました)から、シューマンの部分以外の2楽章など、シューマンを
巡る旅も最高潮に達するのではないでしょうか?ブラームスの「雨の歌」は、
ヴァイオリン・ソナタの方ではなく、歌曲からの編曲となります。歴史的にも
貴重なアルバムです。
C5064 ¥2450
シグナム弦楽四重奏団 四重奏の楽章
1.ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナーデ
2.プッチーニ(1772-1815):菊の花/3.オルフ(1895-1982):四重奏の楽章 Op.22
4.アイヴズ(1874-1854):スケルツォ/5.リーム(1952-):四重奏の楽章(1993)
6.シューベルト(1797-1828):四重奏断章 D703
7.ウェーベルン(1883-1945):弦楽四重奏のための緩徐楽章
演奏: シグナム弦楽四重奏団(メンバー)ケルスティン・ディル(ヴァイオリン)
アンネッテ・ヴァルター(ヴァイオリン)
サンディ・ファン・デューク(ヴィオラ)/トーマス・シュミット(チェロ)
トゥイレの作品集(C5049)、ホルン奏者のグアルナシェッリと共演した「古典
派のホルン五重奏曲集」(C5059)で、その才能の片鱗を見せつけた、若きアン
サンブル「シグナム弦楽四重奏団」の新しいアルバムです。今作は“弦楽四重
奏曲”と名付けられていない作品を集めたという面白い1枚です。一つの楽章
の中にソナタ形式の全てをはめ込んだシェーンベルクの例を持ち出すまでもな
く、小さな曲の中に様々な要素を纏める試みは多くの作曲家たちによって行わ
れています。ヴォルフの「イタリア風セレナーデ」は弦楽合奏版がよく知られ
ていますが、こちらが原型。プッチーニの「菊の花」はイタリアに生まれ、ス
ペイン国王となったアメーデオ1世の追悼として書かれた作品。7分程度の陰鬱
な曲ですが、何とも濃厚な情念が宿る作品です。マノン・レスコー第3幕の間
奏曲へと転用されていることでも知られています。他にも、数多くのドラマが
詰まった各々の四重奏曲を、シグナム弦楽四重奏団は丁寧かつ説得力溢れる解
釈を聴かせてくれています。
C5108 ¥1750
クリスマス協奏曲
1-4.モルター(1696-1765):田園協奏曲 ト長調
5.ヘンデル(1685-1709):メサイアより「牧歌」
6-7.ヴェルナー(1693-1766):田園曲 ニ長調
8-11.コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲 ト長調「クリスマス」 Op.6-8
12-13.トレッリ(1658-1709):合奏協奏曲 ト短調 Op.8-6
14-17.ロカテッリ(1695-1764):
合奏協奏曲 へ短調「クリスマス・イブ」 Op.1-8
18-20.マンフレディーニ(1684-1762):合奏協奏曲 ハ長調 Op.3-12
※C10442の新装盤
演奏: ハンス=ペーター・キルヒベルク(オルガン)/新ベルリン室内管弦楽団
ミヒャエル・エルクスレーベン(指揮)
ヨーロッパのクリスマス音楽と、羊飼いの音楽(牧歌、田園曲)は切っても切り
離せない関係にあります。とりわけバロックの時代、イタリアの作曲家たちは
好んでこのタイトルの作品を書きました。おそらくこのジャンルの曲はローマ
から北部イタリアで愛好されたようです。クリスマスが近づくと、アマチュ
ア、プロを問わず、多くの音楽家たちがこれらの曲を演奏し、壮麗な夜の風景
として盛り上がったことでしょう。喜び漲る美しくも親密な音楽は、聴くもの
の胸を熱くさせること間違いありません。
C5105 ¥1750
バッハ一族のクリスマス音楽集
1.J.S.バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオより
2.J.C.F.バッハ(1732-1795):キリストの幼時より
3.J.L.バッハ(1677-1731):モテット「われらにみどり児生まれたもう」
4.C.P.E.バッハ(1714-1788):天は御神の栄光を語る Wq249より
5.W.F.バッハ(1710-1784):闇の行いを脱ぎ捨て Fk.80
6.J.E.バッハ(1722-1777):わが魂は主をあがめ
7.J.C.F.バッハ:モテット「目覚めよと呼ぶ声聞こえ」
※既発録音よりコンピレーション
演奏: 様々な演奏者
ヨハン・セバスチャン・バッハを筆頭とするバッハ一族のクリスマスに関する
音楽を集めた1枚です。当時はクリスマスが訪れる毎に、新しい音楽を演奏す
る必要があり、音楽家たちは総出で新作を発表していました(J.S.バッハのク
リスマス・オラトリオは使い回しの曲も含まれていたりしますが)。どの曲も
キリストの誕生を祝う喜びと、新年を迎える厳かさに満ち溢れ、輝かしくも
清冽なる響きを有しています。
C5104 ¥2450
J.C.F.バッハ:
1-12.オラトリオ「キリストの幼時」
13-15.モテット「目覚めよと呼ぶ声聞こえ」
※C10292の新装盤
演奏: バルバラ・シュリック(ソプラノ)/ヒルケ・ヘリンク(アルト)
ハイン・メーンズ(テノール)/ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)
アルムート・キルシュナー(アルト)/ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
バッハとアンナ・マグダレーナの9人の子どものうち、下から2番目にあたるヨ
ハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795)のオラトリオとモテッ
トです。父バッハから音楽を学んだとはいえ、彼が活躍した時代は、そろそろ
古典派へと移行する時期であり、彼の作風も父バッハとはかなり違ったものと
なっていました。そのため、同時代の批評家たちからは、あまり高い評価を得
ていたわけではありませんでしたが、当時のイタリアの音楽を取り入れたり、
素晴らしいカンタータを書いたりと、活発な活動を続けました。ビュッケブル
クの宮廷にチェンバロ奏者として雇われてからは名声を確立。このオラトリオ
「キリストの幼時」は当時に知り合った神学者J.G.ヘルダーの詩による大作です。
<APR>
APR 7503 5枚組 ¥3300
モーリツ・ローゼンタール(1862-1946)
- コンプリート・ソロ・レコーディングス ――
◆DISC1 -
ローゼンタール:
ヨハン・シュトラウスの主題による幻想曲(録音:1928年5月8日)
ショパン:
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
ワルツ第14番ホ短調Op.posth(録音:1928年3月or4月)
ショパン:
前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、前奏曲第11番ロ長調Op.28-11、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、前奏曲第23番ヘ長調Op.28-23、
前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、前奏曲第11番ロ長調Op.28-11、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、前奏曲第23番ヘ長調Op.28-23、
マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、マズルカ第16番変イ長調Op.24-3、
マズルカ第44番ト長調Op.67-1、マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、
マズルカ第16番変イ長調Op.24-3、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
ワルツ第5番変イ長調Op.42《大円舞曲》、
ショパン(リスト&ローゼンタール編):ポーランドの歌第1番、
ショパン:
新しい練習曲第3番変イ長調、練習曲第1番ハ長調Op.10-1、
前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、前奏曲第7番イ長調Op.28-7、
練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2(録音:1929年3月&4月)
◆DISC2 -
ショパン(リスト編):ポーランドの歌第5番、
ショパン:
マズルカ第17番変ロ短調Op.24-4、子守歌変ニ長調Op.57、
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、前奏曲第20番ハ短調Op.28-20、
前奏曲第1番ハ長調Op.28-1、前奏曲第3番ト長調Op.28-3、
前奏曲第19番変ホ長調Op.28-19、ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、
ワルツ第14番ホ短調Op.posth、
ローゼンタール:蝶々、
ショパン:
マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
練習曲第1番ハ長調Op.10-1、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
ドビュッシー:水に映る影、アルベニス:トゥリアーナ、
リャードフ:音楽の玉手箱、前奏曲変ロ長調Op.46-1、
ローゼンタール:ウィーンの謝肉祭、
ヨハン・シュトラウスの主題による幻想曲(録音:1929年、1930年&1931年)
◆DISC3 -
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(録音:1930年&1931年
フリーダー・ヴァイスマン〔指揮〕、
ベルリン国立歌劇場管弦楽団)
リスト:
ハンガリー狂詩曲第2番〔カデンツァ:ローゼンタール〕、
愛の夢第3番変イ長調
ショパン:子守歌変ニ長調Op.57(録音:1930年4月16日)
ローゼンタール:ウィーンの新しい謝肉祭、
ショパン(リスト&ローゼンタール編):ポーランドの歌第1番、
ショパン:
ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42、夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、
練習曲第14番ヘ短調Op.25-2、新しい練習曲第3番変イ長調、
マズルカ第31番変イ長調Op.50-2、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》
(録音:1934年&1935年)
◆DISC4 -
ショパン:
ワルツ第5番変イ長調Op.42《大円舞曲》、前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、
前奏曲第3番ト長調Op.28-3、前奏曲第7番イ長調Op.28-7、
マズルカ第31番変イ長調Op.50-2、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
マズルカ第25番ロ短調Op.33-4、ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2、
ショパン(リスト&ローゼンタール編):ポーランドの歌第1番、
ショパン:
マズルカ第31番変イ長調Op.50-2、マズルカ第23番ニ長調Op.33-2、
マズルカ第39番ロ長調Op.63-1、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
マズルカ第16番変イ長調Op.24-3、前奏曲第13番嬰ヘ長調Op.28-13、
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D.780-3、
シューベルト(リスト編):音楽の夜会第6番、ローゼンタール:蝶々、
新しいウィーンの謝肉祭(録音:1935年-1937年)
◆DISC5 -
ヘンデル:調子のよい鍛冶屋、ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58、
ショパン(リスト編):ポーランドの歌第5番、
ショパン:タランテラ変イ長調Op.43(録音:1939年6月&1942年3月)
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58より Largo(録音:1935年3月24日)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11より Romanza:Larghetto
〔フランク・ブラック(指揮)、NBC交響楽団〕、
ローゼンタール:ウィーンの謝肉祭(録音:1937年12月19日)
モーリツ・ローゼンタール(ピアノ)、
フリーダー・ヴァイスマン(指揮)、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、
フランク・ブラック(指揮)、NBC交響楽団
ポーランド出身のアメリカのピアニストであり、19世紀後半-20世紀前半にか
けての偉大なるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、モーリツ・ローゼンタール
(1862-1946)が遺したソロ・レコーディング全集!
フランツ・リスト晩年の高弟であると同時に、ショパンの弟子で楽譜の校訂者
カール・ミクリの弟子でもあったローゼンタールは、リストとショパンという
2人の巨星の流れを汲む貴重な存在。
この「APR」のローゼンタール全集には、ショパン、リスト、ドビュッシー、
アルベニス、ローゼンタール自身のシュトラウス・パラフレーズなどが収録さ
れており、中にはアルゼンチン、日本だけで発売されたアナログ盤からの復刻
も含まれているという。ヒストリカル・ピアノ・ファン&コレクター必携の
ボックス・セットの登場です!
ODE-1187 ¥2080
ソイレ・イソコスキ R・シュトラウス:歌曲集
1.万霊節 Op.10-8/2.美しく、しかし冷たい空の星よ Op.19-3
3.夜 Op.10-3/4.私は恋を抱いて Op.32-1/5.ダリア Op.10-4
6.ああ恋人よ、私は別れなければならない Op.21-3/7.私の眼 Op.37-4
8.わが子に Op.37-3/9.母親の自慢 Op.43-2/10.私の思いの全て Op.21-1
11.セレナード Op.17-2/12.献呈 Op.10-1/13.ばらのリボン Op.36-1
14.二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19-4/15.あなたは私の心の王冠 Op.20-2
16.私の心は沈黙し冷える Op.19-6/17.解き放たれて Op.39-4
18.あしたに Op.27-4/19.ツェツィーリエ Op.27-2
20.オフィーリアの歌-どうしたらほんとの恋人を見分けられるだろう Op.67-1
21.オフィーリアの歌-おはよう、今日は聖ヴァレンタインの日Op.67-2
22.オフィーリアの歌-彼女は布もかけずに棺台にのせられ Op.67-3
23.あおい Op.post
ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)/マリア・ヴィータサロ(ピアノ)
録音 2011年7月30日-8月2日イェルヴェンパー・ホール
フィンランドの名リリックソプラノ、ソイレ・イソコスキが歌うR.シュトラウ
ス(1864-1949)の歌曲集です。彼女は以前、管弦楽伴奏歌曲集(ODE-982)で感動
的な歌唱を聴かせましたが、今回は長年のデュオ・パートナーであるヴィータ
サロとの共演。彼女自身も「私の声にシュトラウスは良くあいます」と語るほ
ど、この作曲家に思い入れが強いようです。「献呈」や「チェツィーリエ」、
「明日に」などの有名な歌曲を始め、「万霊節」や「オフィーリアの歌」など、
シュトラウスの初期の作品から晩年に至るまで万遍なく選ばれた1曲1曲に彼女
の思いが詰まっています。また、シュトラウスのお気に入りであったソプラノ、
マリア・イエリッツァのために書かれた最晩年の作品「あおい」では、簡素な
曲の中に揺蕩う色香が存分に表現されていて、これまた名唱です。
ODE-1207 ¥2080
ドミトリ・ホロストフスキー ラフマニノフ:歌曲集
1.聖なる僧院の門の傍らに/2.おまえは覚えているか、あの夕べを?/
3.いや、お願いだ、行かないで Op.4-1/4.朝 Op.4-2
5.夜の静けさに Op.4-3/6.ああ、私の畑よ Op.4-5
7.わが子よ、おまえは花のように美しい Op.8-2/8.夢 Op.8-5
9.私はあなたを待っている Op.14-1/10.私は彼女の家に行った Op.14-4
11.私を信じるな、わが友よ Op.14-7/12.彼女は真昼のように美しい Op.14-9
13.私の胸のうちに Op.14-10/14.春の洪水 Op.14-11/15.時は来た Op.14-12
16.彼女たちは答えた Op.21-4/17.ミュッセからの断片 Op.21-6
18.ここは素晴らしい場所 Op.21-7/19.何という苦しさ Op.21-12
20.私は全てを奪われた Op.26-2/21.息がつけるでしょ
う Op.26-3/22.キリストは起き上がりぬ Op.26-6
23.私はふたたびただひとり Op.26-9/24.夜は悲しい Op.26-12
25.昨日私たちは会った Op.26-13/26.全ては過ぎ去り Op.26-15
ドミトリ・ホロストフスキー(バリトン)/イヴァリ・イルヤ(ピアノ)
日本にも度々来日し、その蠱惑的な歌唱で聴衆を魅了する名バリトン、ホロス
トフスキーがONDINEレーベルに登場です。記念すべき初リリースは、彼が最も
愛する作曲家の一人であるラフマニノフ(1873-1943)の歌曲集で、ピアノを伴
奏するのは、彼と長年デュオ・パートナーを務めるイヴァリ・イルヤであり、
まさに万全を尽くした最強のアルバムと言えるでしょう。繊細な感情表現と幅
広い声、そしてカリスマ的な魅力を持つホロストフスキーの歌うラフマニノフ
は、この作曲家の本質が歌曲にあることを、改めて認識させてくれるのに存分
な資質を備えています。今後の彼の録音ですが、チャイコフスキー、ムソルグ
スキー、タネーエフなどのロシア・アルバムが予定されています。
<CAPRICCIO>
C7115 4枚組 ¥2450
J.S.バッハ:平均律クラヴィア曲集 全曲
クリスティーネ・ショルンスハイム(ハープシコード…1624年製 リュッケルス)
2012年2月に来日予定である、世界的ハープシコード奏者&楽器研究者ショル
ンスハイムによるバッハ(1685-1750)の平均律クラヴィア曲集全曲です。ここ
で演奏しているハープシコードは、アルザスのコルマールにあるウンターリン
デン美術館所蔵のリュッケルス社(17世紀アントワープの有名なハープシコー
ド・メーカーで現存している楽器は極めて少ない)製造の楽器で、ショルンス
ハイムは「私が知っている最も美しい楽器であり、魅惑的な音色を持っていま
す。そして控え目な外見で現実的。暖かくよく歌う楽器です。バッハの対位法
音楽にとって不可欠な全ての要素を持ち合わせています。」と語るほど、この
楽器に惚れ込んでいるようです。バッハの時代から活躍していた楽器を使った
この演奏、もちろん考え抜かれたものであり、学術的にも音楽的にも完成度の
高さが光ります。
C5065 ¥2450
チャイコフスキー:
1-3.ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
4-11.ロココの主題による変奏曲 Op.33
ツィモン・バルト(ピアノ)…1-3
ドミトリー・マスレンニコフ(チェロ)…4-11/ベルリン・ドイツ交響楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音 2010年12月7-9日ベルリン放送 大ホール
チャイコフスキー(1840-1893)のピアノ協奏曲と言えば、数多くの演奏が世に
出ていて、そのどれもが聴き手の心を捉える美質に溢れています。が、この
演奏はその中でもとりわけ異彩を放つものとして記憶されることでしょう。
通常、華麗すぎるほどに華麗に始まる冒頭部から、何やら違和感あり。テンポ
設定、デュナーミクなどにはエッシェンバッハによる細心の工夫が凝らされ、
ピアノの繊細過ぎるタッチが妙に耳に残ります。ピアニストのバルトは、EMI
とONDINEを中心に数多くのCDをリリースしているアメリカのピアニストです
が、廉価版のDVDでショパンの協奏曲を弾く姿も披露されていて、これがまた
不思議な雰囲気を纏った若手ピアニストでした。現在では、髪型こそすっきり
したものの、その独特の解釈は健在であり、とにかく興味深いチャイコフスキ
ーを聴くことができます。「ロココ」でチェロを弾くマスレンニコフも、エッ
シェンバッハと共演を重ねていて、以前はショスタコーヴィチの協奏曲をリリ
ースしています。このアルバムでは、屈託のない明るい響きが印象的です。
C5074 2枚組 ¥2450
ロベルト・シューマンを巡って 第2集
〈CD1〉
1-3.R.シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op.73
4.R.シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
5-9.R.シューマン:民謡風の5つの小品集 Op.102
10.R.シューマン:夕べの歌 Op.85-12
11-14.クララ・シューマン(1819-1896):4つの歌
15.アルベルト・ディートリヒ(1829-1908):F.A.E.ソナタよりアレグロ
16.ブラームス(1833-1897):F.A.E.ソナタよりアレグロ
17.ブラームス:雨の歌 Op.59-3
〈CD2〉
1-2.テオドール・キルヒナー(1823-1903):
ロマンスと子守歌 Op.63…世界初録音
3-14.キルヒナー:12の幻想小品集 Op.90…世界初録音
15-17.カール・ライネッケ(1824-1910):
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.116…世界初録音
演奏: グトルン・シャウマン
(ヴァイオリン…1731年製 ストラディヴァリ・クレモナ)
ヴォルフガンク・ブルンナー
(フォルテピアノ…1836年.1870年製 J.B.ストライヒャー&1872年製
C.レニッシュ)
ヴァイオリニスト、グドルン・シャウマンによるオリジナル楽器で演奏する
シューマンと、その周辺を巡る人々の作品第2集です。第1集(C5040)で、楽器
の音色の美しさと艶やかさが存分に楽しめたのですが、今作では伴奏のフォル
テピアノが3種類用いられているという、当時の楽器好きにもたまらないアル
バムとなっています。もちろん作品への興味も尽きないところで、世界初録音
となる、シューマンの友人であったキルヒナーのオリジナル作品や、こちらも
初録音、室内楽作品でおなじみのライネッケの作品、ロベルト・シューマンが
友人アルベルト・ディートリヒとヨハネス・ブラームスとともに作曲したヴァ
イオリンソナタ(3人の共通の友人であるヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒ
ムに献呈されました)から、シューマンの部分以外の2楽章など、シューマンを
巡る旅も最高潮に達するのではないでしょうか?ブラームスの「雨の歌」は、
ヴァイオリン・ソナタの方ではなく、歌曲からの編曲となります。歴史的にも
貴重なアルバムです。
C5064 ¥2450
シグナム弦楽四重奏団 四重奏の楽章
1.ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナーデ
2.プッチーニ(1772-1815):菊の花/3.オルフ(1895-1982):四重奏の楽章 Op.22
4.アイヴズ(1874-1854):スケルツォ/5.リーム(1952-):四重奏の楽章(1993)
6.シューベルト(1797-1828):四重奏断章 D703
7.ウェーベルン(1883-1945):弦楽四重奏のための緩徐楽章
演奏: シグナム弦楽四重奏団(メンバー)ケルスティン・ディル(ヴァイオリン)
アンネッテ・ヴァルター(ヴァイオリン)
サンディ・ファン・デューク(ヴィオラ)/トーマス・シュミット(チェロ)
トゥイレの作品集(C5049)、ホルン奏者のグアルナシェッリと共演した「古典
派のホルン五重奏曲集」(C5059)で、その才能の片鱗を見せつけた、若きアン
サンブル「シグナム弦楽四重奏団」の新しいアルバムです。今作は“弦楽四重
奏曲”と名付けられていない作品を集めたという面白い1枚です。一つの楽章
の中にソナタ形式の全てをはめ込んだシェーンベルクの例を持ち出すまでもな
く、小さな曲の中に様々な要素を纏める試みは多くの作曲家たちによって行わ
れています。ヴォルフの「イタリア風セレナーデ」は弦楽合奏版がよく知られ
ていますが、こちらが原型。プッチーニの「菊の花」はイタリアに生まれ、ス
ペイン国王となったアメーデオ1世の追悼として書かれた作品。7分程度の陰鬱
な曲ですが、何とも濃厚な情念が宿る作品です。マノン・レスコー第3幕の間
奏曲へと転用されていることでも知られています。他にも、数多くのドラマが
詰まった各々の四重奏曲を、シグナム弦楽四重奏団は丁寧かつ説得力溢れる解
釈を聴かせてくれています。
C5108 ¥1750
クリスマス協奏曲
1-4.モルター(1696-1765):田園協奏曲 ト長調
5.ヘンデル(1685-1709):メサイアより「牧歌」
6-7.ヴェルナー(1693-1766):田園曲 ニ長調
8-11.コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲 ト長調「クリスマス」 Op.6-8
12-13.トレッリ(1658-1709):合奏協奏曲 ト短調 Op.8-6
14-17.ロカテッリ(1695-1764):
合奏協奏曲 へ短調「クリスマス・イブ」 Op.1-8
18-20.マンフレディーニ(1684-1762):合奏協奏曲 ハ長調 Op.3-12
※C10442の新装盤
演奏: ハンス=ペーター・キルヒベルク(オルガン)/新ベルリン室内管弦楽団
ミヒャエル・エルクスレーベン(指揮)
ヨーロッパのクリスマス音楽と、羊飼いの音楽(牧歌、田園曲)は切っても切り
離せない関係にあります。とりわけバロックの時代、イタリアの作曲家たちは
好んでこのタイトルの作品を書きました。おそらくこのジャンルの曲はローマ
から北部イタリアで愛好されたようです。クリスマスが近づくと、アマチュ
ア、プロを問わず、多くの音楽家たちがこれらの曲を演奏し、壮麗な夜の風景
として盛り上がったことでしょう。喜び漲る美しくも親密な音楽は、聴くもの
の胸を熱くさせること間違いありません。
C5105 ¥1750
バッハ一族のクリスマス音楽集
1.J.S.バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオより
2.J.C.F.バッハ(1732-1795):キリストの幼時より
3.J.L.バッハ(1677-1731):モテット「われらにみどり児生まれたもう」
4.C.P.E.バッハ(1714-1788):天は御神の栄光を語る Wq249より
5.W.F.バッハ(1710-1784):闇の行いを脱ぎ捨て Fk.80
6.J.E.バッハ(1722-1777):わが魂は主をあがめ
7.J.C.F.バッハ:モテット「目覚めよと呼ぶ声聞こえ」
※既発録音よりコンピレーション
演奏: 様々な演奏者
ヨハン・セバスチャン・バッハを筆頭とするバッハ一族のクリスマスに関する
音楽を集めた1枚です。当時はクリスマスが訪れる毎に、新しい音楽を演奏す
る必要があり、音楽家たちは総出で新作を発表していました(J.S.バッハのク
リスマス・オラトリオは使い回しの曲も含まれていたりしますが)。どの曲も
キリストの誕生を祝う喜びと、新年を迎える厳かさに満ち溢れ、輝かしくも
清冽なる響きを有しています。
C5104 ¥2450
J.C.F.バッハ:
1-12.オラトリオ「キリストの幼時」
13-15.モテット「目覚めよと呼ぶ声聞こえ」
※C10292の新装盤
演奏: バルバラ・シュリック(ソプラノ)/ヒルケ・ヘリンク(アルト)
ハイン・メーンズ(テノール)/ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)
アルムート・キルシュナー(アルト)/ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
バッハとアンナ・マグダレーナの9人の子どものうち、下から2番目にあたるヨ
ハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795)のオラトリオとモテッ
トです。父バッハから音楽を学んだとはいえ、彼が活躍した時代は、そろそろ
古典派へと移行する時期であり、彼の作風も父バッハとはかなり違ったものと
なっていました。そのため、同時代の批評家たちからは、あまり高い評価を得
ていたわけではありませんでしたが、当時のイタリアの音楽を取り入れたり、
素晴らしいカンタータを書いたりと、活発な活動を続けました。ビュッケブル
クの宮廷にチェンバロ奏者として雇われてからは名声を確立。このオラトリオ
「キリストの幼時」は当時に知り合った神学者J.G.ヘルダーの詩による大作です。
<APR>
APR 7503 5枚組 ¥3300
モーリツ・ローゼンタール(1862-1946)
- コンプリート・ソロ・レコーディングス ――
◆DISC1 -
ローゼンタール:
ヨハン・シュトラウスの主題による幻想曲(録音:1928年5月8日)
ショパン:
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
ワルツ第14番ホ短調Op.posth(録音:1928年3月or4月)
ショパン:
前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、前奏曲第11番ロ長調Op.28-11、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、前奏曲第23番ヘ長調Op.28-23、
前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、前奏曲第11番ロ長調Op.28-11、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、前奏曲第23番ヘ長調Op.28-23、
マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、マズルカ第16番変イ長調Op.24-3、
マズルカ第44番ト長調Op.67-1、マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、
マズルカ第16番変イ長調Op.24-3、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
ワルツ第5番変イ長調Op.42《大円舞曲》、
ショパン(リスト&ローゼンタール編):ポーランドの歌第1番、
ショパン:
新しい練習曲第3番変イ長調、練習曲第1番ハ長調Op.10-1、
前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、前奏曲第7番イ長調Op.28-7、
練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2(録音:1929年3月&4月)
◆DISC2 -
ショパン(リスト編):ポーランドの歌第5番、
ショパン:
マズルカ第17番変ロ短調Op.24-4、子守歌変ニ長調Op.57、
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、前奏曲第20番ハ短調Op.28-20、
前奏曲第1番ハ長調Op.28-1、前奏曲第3番ト長調Op.28-3、
前奏曲第19番変ホ長調Op.28-19、ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、
ワルツ第14番ホ短調Op.posth、
ローゼンタール:蝶々、
ショパン:
マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
練習曲第1番ハ長調Op.10-1、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
ドビュッシー:水に映る影、アルベニス:トゥリアーナ、
リャードフ:音楽の玉手箱、前奏曲変ロ長調Op.46-1、
ローゼンタール:ウィーンの謝肉祭、
ヨハン・シュトラウスの主題による幻想曲(録音:1929年、1930年&1931年)
◆DISC3 -
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(録音:1930年&1931年
フリーダー・ヴァイスマン〔指揮〕、
ベルリン国立歌劇場管弦楽団)
リスト:
ハンガリー狂詩曲第2番〔カデンツァ:ローゼンタール〕、
愛の夢第3番変イ長調
ショパン:子守歌変ニ長調Op.57(録音:1930年4月16日)
ローゼンタール:ウィーンの新しい謝肉祭、
ショパン(リスト&ローゼンタール編):ポーランドの歌第1番、
ショパン:
ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42、夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、
練習曲第14番ヘ短調Op.25-2、新しい練習曲第3番変イ長調、
マズルカ第31番変イ長調Op.50-2、練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》
(録音:1934年&1935年)
◆DISC4 -
ショパン:
ワルツ第5番変イ長調Op.42《大円舞曲》、前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、
前奏曲第3番ト長調Op.28-3、前奏曲第7番イ長調Op.28-7、
マズルカ第31番変イ長調Op.50-2、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
マズルカ第25番ロ短調Op.33-4、ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2、
ショパン(リスト&ローゼンタール編):ポーランドの歌第1番、
ショパン:
マズルカ第31番変イ長調Op.50-2、マズルカ第23番ニ長調Op.33-2、
マズルカ第39番ロ長調Op.63-1、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
マズルカ第16番変イ長調Op.24-3、前奏曲第13番嬰ヘ長調Op.28-13、
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D.780-3、
シューベルト(リスト編):音楽の夜会第6番、ローゼンタール:蝶々、
新しいウィーンの謝肉祭(録音:1935年-1937年)
◆DISC5 -
ヘンデル:調子のよい鍛冶屋、ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58、
ショパン(リスト編):ポーランドの歌第5番、
ショパン:タランテラ変イ長調Op.43(録音:1939年6月&1942年3月)
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58より Largo(録音:1935年3月24日)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11より Romanza:Larghetto
〔フランク・ブラック(指揮)、NBC交響楽団〕、
ローゼンタール:ウィーンの謝肉祭(録音:1937年12月19日)
モーリツ・ローゼンタール(ピアノ)、
フリーダー・ヴァイスマン(指揮)、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、
フランク・ブラック(指揮)、NBC交響楽団
ポーランド出身のアメリカのピアニストであり、19世紀後半-20世紀前半にか
けての偉大なるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、モーリツ・ローゼンタール
(1862-1946)が遺したソロ・レコーディング全集!
フランツ・リスト晩年の高弟であると同時に、ショパンの弟子で楽譜の校訂者
カール・ミクリの弟子でもあったローゼンタールは、リストとショパンという
2人の巨星の流れを汲む貴重な存在。
この「APR」のローゼンタール全集には、ショパン、リスト、ドビュッシー、
アルベニス、ローゼンタール自身のシュトラウス・パラフレーズなどが収録さ
れており、中にはアルゼンチン、日本だけで発売されたアナログ盤からの復刻
も含まれているという。ヒストリカル・ピアノ・ファン&コレクター必携の
ボックス・セットの登場です!