クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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06-12 No.9-2

2006年12月11日 18時55分22秒 | Weblog
<BRIDGE>
BCD9186 \1980
「ベネット・ラーナー/ドビュッシー・ピアノ作品全集第1巻」
ボヘミア舞曲、2つのアラベスク、間奏曲、小さな黒人、夢想、舞曲、
子供の領分、前奏曲第2集
ベネット・ラーナー(ピアノ)

BCD9211 2枚組 \1980
「ベネット・ラーナー/ドビュッシー・ピアノ作品全集第2巻」
12の練習曲(第1集、第2集)、ベルガマスク組曲、見出された練習曲、
ベルガマスク組曲第2番
ベネット・ラーナー(ピアノ)
録音:2006年
ラーナーはコープランド、ポウル・ボウルズ、チェレプニン、ヴァージル・
トムソンなどの20世紀音楽の初演者として知られている。そのせいか、この
ドビュッシーでも新しい作品を読み解くように知的なアプローチがとられて
いる。

BCD9212 \1980
「シンフォニック・ジャズ:グローフェとガーシュイン」
グローフェ:ミシシッピ組曲
(ポール・ホワイトマン楽団初演によるオリジナル版)
ガーシュイン(グローフェ編):セカンド・ラプソディ(世界初録音)
グローフェ:サックスとピアノのための「ガロドロのセレナーデ」
グローフェ:グランド・キャニオン組曲
(ポール・ホワイトマン楽団初演によるオリジナル版/世界初録音)
スティーヴン・リッチマン指揮
ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク、
アル・ガロドロ(A.Sax)、
リンカーン・マヨルガ(Pf)、
録音:2004年
アメリカ音楽界の大立者、キング・オブ・ジャズといわれたポール・ホワイト
マン楽団が初演したオリジナル版によるグローフェとガーシュインの名曲。
ラプソディ・イン・ブルーのオリジナル版の録音はすでに世に出ているが、
セカンド・ラプソディはこれが初めて。またグランド・キャニオンのオリジナ
ル版、グローフェの知られざる室内楽曲もあり、アメリカ音楽ファンにはたま
らない一枚。

BCD9206 \1980
「ゴットシャルク(ゴトチョーク):ピアノ作品集」
二番目のバンジョー、孤独、そよ風、ハヴァナのお土産、殉教者の歌、
マンチェガ、サヴァンナ、ユニオン(国歌星条旗よ永遠なれ、ヤンキー・ドゥ
ードゥル、コロンビア万歳によるコンサート・パラダイス)
ランバート・オーキス(Pf)
録音:1982年
アメリカの初期の作曲家ゴットシャルクの珍しいピアノ作品集。使用されてい
るピアノはスミソニアン博物館収蔵の1865年製のもの。オーキスはムターや
ロストロポーヴィチなど大物演奏家の伴奏者としても知られ、録音ではムタ
ーのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集のような名盤もある。他に
も当レーベルへクラムの作品集やベートーヴェンの熱情を3つのピアノで弾き
わけたアルバムを録音するなどユニークな活動をしている。

BCD9207 \1980
「ギャリック・オールソン・エディション-ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
集第3集」
第3番ハ長調Op.2-3、
第9番ホ長調Op.14-1、
第10番ト長調Op.14-2、
第25番ト長調Op.79
演奏:ギャリック・オールソン(Pf)
録音:2003年
オールソンは1970年のショパン・コンクール1位を獲得して華々しいデビュー
を果たし、その後地道に活動を続けるも録音にはあまり恵まれていなかった
(テンシュテットとのブラームスの協奏曲などあったが)。近年これまで当
レーベルに2枚のベートーヴェン・ソナタ集とピアノ・パートでウォーリネン
のヴァイオリン作品集を録音している。知的なアプローチで知られている。





<CEDILLE>
CDR7001 \1980
メノッティ:Missa"O Pulchritudo"
ルイ・ヴィエルヌ:荘厳ミサ
ウィリアム・フェリス指揮
ウィリアム・フェリス合唱団、
コンポーザー・フェスティヴァル・オーケストラほか
いずれも珍しい20世紀の宗教声楽作品。フェリスは上の2人の作曲家のほかバ
ーバー、コリリアーノ、パーシケッティなど多くの作曲家の初演を手がけて
いる。

CDR90000 091 \1980
「パトリス・マイケルズのアメリカ歌曲集」
収録作曲家/リー・ホビー、ローリー・アルトマン、レスリー・アダムス、
リタ・グリアー、ダン・タッカーほか
パトリス・マイケルズ(Sop)、エリザベス・ブッケリ(Pf)
録音:2004-2005年
さまざまな世代のアメリカの作曲家の歌曲。いずれも親しみやすいものばかり
である。パトリス・マイケルズは当レーベルにたくさんの録音があり、バロッ
クから20世紀音楽までこなすマルチ・タレントである。

CDR90000 092 \1980
「パシフィカ四重奏団/大戦間の弦楽四重奏曲」
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」(1928)
ルス・クロフォード・シーガー:弦楽四重奏曲(1931)
ヒンデミット:弦楽四重奏曲第4番(1922)
パシフィカ四重奏団
録音:2005年
メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全集が予想外のヒットとなったパシフィカ・
クァルテットの最新録音。大戦間の弦楽四重奏曲と銘打ち、チェコ、ドイツ、
そしてアメリカの作曲家を取り上げている。特にクロフォード・シーガーは
近年再評価の著しいアメリカの女流作曲家。アメリカ民族主義と実験性の融
合したユニークな弦楽四重奏曲である。

CDR90000 093 \1980
ブリテン:幻想四重奏曲(1932)
ブリス:オーボエと弦楽のための五重奏曲(1927)
ブリテン:弦楽四重奏曲第3番(1975)
フェルメール弦楽四重奏団、
アレックス・クライン(Ob)
TELDEC等に大量の録音がある名カルテットと元シカゴ響首席オーボエの共演。
オーボエと弦楽四重奏のための作品を集めた。この編成には武満の「アン・
トゥル・タン」があり作曲家のイマジネーションを刺激する何かがあるらし
い。オーボエのクラインはシカゴ響に首席奏者として在籍したこともあり、
その後ソリストとしてフィラデルフィア管、スイス・ロマンド管と共演、
2002年にはグラミー賞を受賞、近年は指揮者としても活動している。




<CELESTIAL HARMONY>
13247 \1980
「マックス・レーガー:オルガン作品集」
序奏とパッサカリア ニ短調(1899)、トッカータとフーガ イ短調Op.80、
キリエOp.59,7、ベネデクトゥスOp.59,9、幻想曲とフーガ ニ短調Op.135b、
受難Op.154,4、BACHの名による幻想曲とフーガOp.46
フランツ・レールンドルファー(Org)
録音:2003年
厳格ななかにも後期ロマン派の豊穣な響きを湛えたレーガーのオルガン作品
集。名オルガニスト・レールンドルファーは当レーベルにバッハ、レーガー、
即興演奏集など、計7枚のCDを録音している。

13248 \1980
「ムソルグスキー:ピアノ作品集」
組曲「展覧会の絵」、涙、瞑想曲、古典様式による間奏曲、ホパック、
禿山の一夜(コンスタンチン・チェルノフ編)
ニコラウス・ラフゼン(Pf)
録音:2004年
ラフゼンは1960年生まれでエッシェンバッハ、ゲルバーらに師事した。特に
エッシェンバッハから、その才能を高く評価されている。昨年惜しくも44歳
で亡くなりました。ムソルグスキーのピアノ作品だけ集めたアルバムは珍しい。

13262 \1980
フリッツ・ハウザー&ミハイル・アスキル:スペース-ベル、シンバルとゴン
グのための音楽
フリッツ・ハウザー&ミハイル・アスキル
ほぼ即興演奏(と思われる)瞑想的な音楽。セレスチャル・ハーモニーらし
いミステリアスな瞑想音楽。

13263 \1980
バーバラ・トンプソン:サキソフォン四重奏曲集
(第1番、第2番「暗闇から光へ」、第3番「ボディ・ランゲージ」)
アポロ・サキソフォン四重奏団
録音:2003年
トンプソンは1944年オックスフォード生まれ。デューク・エリントンやコルト
レーンを聴いて育った彼女の音楽はジャズ、ミニマリズムの折衷様式で常に活
き活きとしたリズムに溢れている。アポロ・サキソフォン四重奏団は1985年
設立の、この分野でのスター的グループでナイマン、フィットキン、ロドニ
ー・ベネット、マイケル・トークなどポップな傾向の現代音楽を得意として
いる。

14260 2枚組 \3960
ショパン:夜想曲全集
ロジャー・ウッドワード(Pf)
録音:2006年
オーストラリアのピアニスト、ウッドワードはコンクールであのヘルフゴッ
トに勝ったこともあり、武満作品のスペシャリストとして知られているが近
年はショパン演奏に力を入れている。2002年には来日して武満、ショパンの
演奏で話題となったがその最新の成果がこれ。ますます色鮮やかに、そして
深みを増している。

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