クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

15-09 No.1

2015年09月01日 18時02分53秒 | Weblog
●第21回真空管オーディオ・フェアのお知らせ
今年も昨年同様、当フェアに出店いたします。ご来場をお待ちしております。
2015年10月11日(日)&12日(月) 秋葉原損保会館
http://www.shinkukanaudio.com/

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★ダイレクト・トランスファー・シリーズ 第1回CD好評発売中!★
これまでCD-Rで発売してまいりました当シリーズですが、今回初のプレスCDの
発売を開始いたします。これまでのCD-Rの音質とはまた違った音質でお楽しみ
いただけます。尚、マスターはCD-Rの78CDR-3369と同一で、再復刻は行って
おりません。これまで同様にノイズはありますが、生々しい音質でお楽しみ
いただけます。
当CDは当店の通販に加えて、東武トレーディング社を通じて、全国のクラシック
CD取り扱い店でもご購入いただけます。

78CD-3000 当店販売価格 \2080(税込) ※オープン・プライス商品
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB 9266/9302
(1947年11月10-12、17日、ウィーン、ムジークフェライン、大ホール録音)

★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

★フェイスブックを始めました。
https://www.facebook.com/goodies1983

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2015年9月新譜 5点発売★
発売予定:2015年9月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3574
ヴァーシャ・プシホダの芸術
パガニーニ(プシホダ編):「ネル・コル・ピウ」の主題による変奏曲
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン作品20
パガニーニ:魔女たちの踊り作品8
ヴィエニアフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調作品22
ヴァーシャ・プシホダ(ヴァイオリオン)
オットー・グレーフ(ピアノ)
シャルル・セルネ(ピアノ)
管弦楽伴奏
独 POLYDOR 35091(1938年3月録音)
独 POLYDOR 66222(1926年録音)
独 POLYDOR 66481(1926年録音)
独 POLYDOR 68998/9(1925年録音)
ヴァーシャ・プシホダ(1900-1960)はチェコのヴォズナニーに生まれたヴァイオ
リニスト。11歳でプラハ音楽院に入った。ミラノの演奏会に居合わせた大指揮
者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)を驚嘆させ、「新しいパガニーニ」
と称賛されたのがきっかけでヨーロッパ諸国で認められた。1921年にアメリカ・
デビュー、1927年にはロンドン公演をした。プシホダは1930年にヴァイオリニス
トのアルマ・ロゼー(1906-1944)と結婚したが1935年に別れた。アルマ・ロゼー
はウィーン・フィルのコンサートマスターを長年つとめたアルノルト・ロゼー
(1863-1946)の娘。プシホダは第2次世界大戦中はザルツブルクのモーツァルテ
ウムで教鞭をとった、大戦後はウィーンを拠点に教鞭と演奏活動をした。この
アルバムは電気録音完成期(1938年)のものと、電気録音最初期の "ライトレイ
方式" 録音(1926年)、機械式録音(1925年)を集めた。ここに録音の変遷史を聴
くことができる。

78CDR-3575
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調作品30-3
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
英 HMV DB1463/4 (米 VICTOR 8163/4と同一録音)
(1928年3月22日アメリカ、ニュージャージー州キャムデン録音)
大ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラー(1875-1962)が大ピアニストのセ
ルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)と顔を合わせた歴史的録音。クライスラーと
ラフマノノフは第1次世界大戦後、同じマネージャーだったことからこの録音が
実現したと言われる。これは電気録音初期のもので録音時クライスラーは53歳、
ラフマニノフは55歳だった。二人の巨匠が顔を合わせて時間をかけて音楽を作
りあげてたことがマトリクス(原盤)番号の末尾にあるテイク番号が示している。
第1楽章ではテイク数が8で、これは8回の録音後にOKテイクが出来たことを示し
ている。第3楽章もテイク数が7と非常に多い。4面の録音を完成するためになん
と24枚の原盤を使ったという記録的録音だった。このクライスラーの演奏を後の
1936年の再録音(78CDR-3014)と是非聴き比べていただきたい。

78CDR-3576
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ベイジル・キャメロン指揮
ナショナル交響楽団
英 DECCA K1444/7
(1945年4月26日、1946年2月6日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
イダ・ヘンデル19歳の時の録音。イダ・ヘンデル(1924-)はポーランド生まれ。
1935年ワルシャワ音楽院で金メダルとフーベルマン賞を得た。同年開かれたヴィ
エニアフスキ国際コンクールでジネット・ヌヴー(16歳)、ダヴィド・オイストラ
フ(27歳)に次いで第3位に入賞、そのとき11歳だった。ヘンデル一家は1939年に
祖国ポーランドを離れロンドンに移住し、1940年に市民権を得た。その年に英
デッカと契約し初録音を行った。第2次世界大戦中であったにもかかわらず50枚
近い録音をしてデッカ社の看板アーティストになった。これは彼女がデッカへ
の初協奏曲録音である。ベイジル・キャメロン(1884-1975)はイギリスの指揮者。
サンフラシスコ交響楽団やシアトル交響楽団の指揮者をつとめた後、プロムスで
サー・ヘンリー・ウッド(1869-1944)のもとで活躍、1957年にCBEに叙勲された。

33CDR-3577
カンポーリ/アンコール
歌の翼に(メンデルスゾーン=アクロン編)
火花のワルツ(ドリゴ=アウアー編)
気まぐれな女(エルガー)
ケーンブレークから(ガードナー)
深い河(ハイフェッツ編)
吟遊詩人(ドビュッシー)
故郷の人々(フォスター=クライスラー編)
詩曲(フィビヒ)
小さな星(ポンセ)
思い出(ドルドラ)
アレグロ(フィオッコ)
蜜蜂(シューベルト)
タンゴ(アルベニス)
真夜中の鐘(ホイベルガー)
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
エリック・グリットン(ピアノ)
米 LONDON LL1461(Mono)
(1956年1月18日ロンドン、NW6 デッカ・スタジオ録音)
アルフレード・カンポーリ(1906-1991)はイタリア生まれ。5歳の時両親と共にイ
ギリスに移住し、1923年にロンドンのウィグモア・ホールでデビューした。ソプ
ラノのネリー・メルバ(1861-1931)やコントラルトのクララ・バット(1872-1936)
などの大物歌手とツァーする一方、自らの名前を冠したサロン・オーケストラを
組織しBBC放送やレコード録音で活躍した。第2次世界大戦後はクラシックの演奏
家にかえりざき、英デッカの看板アーティストになった。1960年と1966年に日本
公演を行い、1966年にはキングレコードの第1スタジオで作曲家でピアニストの
和田則彦氏と日本歌曲からの編曲2曲を含む11曲のヴァイオリン名曲集を録音し
た。カンポーリはストラディヴァリウスの名器 "ドラゴネッティ" を所有してい
た。このシリーズで「カンポーリ/クライスラーに捧げる」(33CDR-3563)とJ.S.
バッハの無伴奏パルティータ第2番BWV1004(78CDR-3414)が出ている。

33CDR-3578
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ジーナ・バッカウアー(ピアノ)
英 HMV DLP 1154(Mono)
(1956年6月6-7日録音)
ジーナ・バッカウアー(1913-1978)はギリシャのアテネ生まれ。アテネ音楽院で
学ぶかたわらパリのエコール・ノルマル音楽校でアルフレッド・コルトー(1877
-1962)にも師事した。さらにラフマニノフ(1873-1943)の最後の弟子のひとりで
もあった。1935年にアテネでミトロプーロスの指揮でデビュー、第2次世界大戦
中はエジプトに赴き、外人部隊の兵士に通算600回以上の慰問コンサートを開い
た。戦後の1947年にロンドン・デビュー、1950年にはカーネギーホールに登場
した。力強い男性的なタッチは師コルトーの面影を感じさせる。このシリーズ
でモーツァルトのピアノ協奏曲第24番K.491(33CDR-3568)が出ている。

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