クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-03 No.12-2

2011年03月10日 16時11分49秒 | Weblog
<MIRARE>
=ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」関連新譜続々発売=
MIRAREレーベルキャンペーン
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭のアーティスティック・ディレクターのルネ・
マルタン氏が主宰するMIRARE。アルバムも音楽祭に則した内容で発売。続々
とリリースされる新譜と旧譜を合わせてMIRAREキャンペーンを行います。

★セール期間 2011年5月31日入荷分まで。
対象商品等は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/mirare2011.html


MIR 129 \2500 ※セール期間中はセール価格 \2180
シャルル・グノー(1818-1893):レクイエム ハ長調、ミサ曲 ト短調
ミシェル・コルボ(指)
ローザンヌ声楽アンサンブル
シャルロット・ミュラー=ペリエ(S)ヴァレリー・ボナール(A) 
クリストフ・アインホルン(T)クリスティアン・イムラー(Bs)
録音:2010年8月
数々の名盤を生み出してきた巨匠ミシェル・コルボの最新録音は、グノー
のレクイエム。グノーは音楽家になるか聖職者になるか迷い、音楽家の道
を選んだことからも分かるように、他の作品に比べて宗教曲を圧倒的に多
く作曲しています。ここに収録されているレクイエムはグノー最後の作品。
フォーレ、デュリュフレ、プーランクと並ぶレクイエムの傑作と言えるで
しょう。半音階の上昇と下降を繰り返し不穏な雰囲気を漂わせ、いつもの
美しいグノー節は封印され、自らの最期を悟っているかのような音楽です。
とは言うもののサンクトゥスの美しい響きの洪水から一転、テノールとソ
プラノで高らかに歌われるベネディクトゥスなど、いつのも優美なグノー
節を聴くことができます。ミサ曲 ト短調は透明感ある至福の喜びに満ち
た作品です。

MIR 133 \2500 ※セール期間中はセール価格 \2180
「ウィーン 1925年」
ベルク:室内協奏曲(ピアノとヴァイオリン、13管楽器のための)
J.シュトラウスII世(ヴェーベルン編曲):宝のワルツ Op.418
J.シュトラウスII世(シェーンベルク編曲):南国のバラ Op.388
マリー=ジョゼフ・ジュド(P)フランソワ=マリー・ドリュー(Vn)
ジャン=フランソワ・エッセール(指)
ポワトゥ=シャラント管弦楽団
録音:2010年10月
新ウィーン楽派の作曲家ベルクとヴェーベルンの作品をジャン=フランソ
ワ・エッセール率いるポワトゥ=シャラント管のメンバーによる演奏で収
録。ベルクの代表作「室内協奏曲」は、ベルクらしい緻密な旋律線や感情
が交錯し、官能的で鮮烈な作品です。編成もユニークでソロにはピアノと
ヴァイオリン。オケには、ピッコロ、フルート、オーボエ、イングリッシュ
・ホルン、クラリネット2本、バス・クラリネット、ファゴット、コントラ
ファゴット、ホルン2本、トランペット、トロンボーンという編成。ソロ・
パートにはフランスの若手奏者2人が選ばれています。
ベルクとヴェーベルンが尊敬していたヨハン・シュトラウスのワルツをヴェ
ーベルン編曲版で収録。アルバムのタイトルにもなっている「ウィーン
1925」は、2011年のラ・フォル・ジュルネのプログラムともなっています。




<SUPRAPHON>
SU 4048 3枚組 \4450
「ドヴォルザーク:弦楽四重奏傑作選集 / パノハ四重奏団」
[CD 1]
・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.51, B 92
 録音:1985年6月プラハ、チェコ・フィルハーモニー合唱団
リハーサル・ホール(セッション)
・弦楽四重奏曲第11番ハ長調Op.61, B 121
 録音:1995年12月プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション)
[CD 2]
・弦楽四重奏のための「糸杉」B 152
 録音:1992年11月、1993年1月プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション)
・弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96, B 179「アメリカ」
 録音:1994年12月プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション)
[CD 3]
・弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106, B 192
 録音:1984年11月プラハ、チェコ・フィルハーモニー合唱団
リハーサル・ホール(セッション)
・弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105, B 193
 録音:1983年10月プラハ、ルドルフィヌム(セッション)
パノハ四重奏団
もともとヴィオラ奏者であったドヴォルザークは室内楽に強い関心を寄せ
ていて、創作活動のほぼ全般に亘りずっと室内楽作品を作曲し続けました。
なかでも弦楽四重奏については最多の15曲を残していますが、ここに収め
られた6曲は「アメリカ」というタイトルで親しまれている第12番をはじめ、
そのなかでも、とくにうつくしく、独創性に富んだもの。結成以来40年以
上のキャリアを誇るパノハ四重奏団が完成させた弦楽四重奏曲全集
(SU.3815)から編まれた当セットは、素直にその魅力を伝えるという点で
広くお薦めできる内容となっています。





<KII>
KKC-5125/6 2枚組 \3000
[MIRARE]
MIR 128
輸入盤・日本語解説書付
J.S.バッハ:
(1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001
(2)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
(3)同第2番ニ短調 BWV1004
レーガー:
(4)前奏曲とフーガ ト短調Op.117の2
(5)同ロ短調 Op.117の1
(6)同ト短調Op.117の4「シャコンヌ」
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
録音:2010年8月28‐31日/イエスの子聖堂
1999年、16歳でパガニーニ国際コンクールに最年少で優勝して以来、世界
の注目を集めてきた庄司紗矢香、期待のバッハ無伴奏に挑戦です。このア
ルバムの特徴は、バッハ作品を規範にして作られたレーガーの無伴奏作品
を、調性と形式の共通するものを並べて収録していること。庄司は抜群の
テクニックと明るい音色で熱演を展開、驚くべき深みを表現しています。
使用楽器が、往年の名手エルマンの愛器だったストラディヴァリウスなの
も興味津々です。

KKC-5127 \2800
[Dynamic]
CDS 654
輸入盤・日本語解説書付
プロコフィエフ:
(1)ヴァイオリンソナタ第1番ヘ短調 Op.80
(2)同第2番ニ長調 Op.94a
(3)5つのメロディ Op.35bis
パヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)、
ヴァルダン・マミコニヤン(ピアノ)
録音:2009年12月20、21日/グルッポ24オーレ講堂(ミラノ)
1970年生まれのヴァイオリニスト、パヴェル・ベルマン。伝説のヴィルトゥ
オーゾ、ラーザリ・ベルマンの息子で父子共演もありますが、父の愛弟子
マミコニヤンとの共演で、プロコフィエフのヴァイオリンとピアノのため
の作品全集を待望の新録音。鮮烈なテクニックと豊かな情感、父親ゆずり
のようなダイナミックな表現など巨匠の風格。1716年製ストラディヴァリ
ウスの銘器「ペルティエ」の芳醇な音もたっぷり味わえます。

KKC-5128 \2800
[naive]
V 5215
輸入盤・日本語解説書付
ショパン:
(1)バラード第1番ト短調 Op.23
(2)同第2番ヘ長調 Op.38
(3)同第3番変イ長調 Op.47
(4)同第4番ヘ短調 Op.52
(5)ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
リーズ・ドゥ・ラ・サール(Pf)
録音:2009年9月(協奏曲)ライヴ、2010年2月(バラード)セッション
ロシアの血を引くフランスのピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール。
14歳でCDデビューした彼女も今や20歳を超え、ショパンに挑戦。オシャレ
で若々しいショパンの魅力を堪能させてくれますが、単にそれにとどまら
ず、華やかさに隠された孤独、悲しみといった陰影も見事に表現。驚くべ
き音楽家に成長を続けるリーズ、現在最注目の若手のひとりと申せましょう。

KKC-5132 \3000
[harmonia mundi France]
HMC 902059
輸入盤・日本語解説書付
J.S.バッハ
(1)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
(2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
(3)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
録音:2009年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
若々しさと円熟の両方を兼ね備える現在のイザベル・ファウスト。その彼
女が待望のバッハ、無伴奏パルティータとソナタに挑戦しました。ドイツ
・ヴァイオリン楽派の伝統に添いながらも、驚くほど自然で柔らか。さら
に舞曲としてのリズムも尊重しているので、自然に体が動いてしまうほど。
既存のシャコンヌ観を覆す、新鮮の極みの演奏をお楽しみいただけます。





<Classic Concert Records>
新レーベルのご紹介
ザルツブルクで室内楽、アンサンブルを積極的に録音し続けているレーベ
ル。特筆すべきはマリンバの名盤がひしめいていることで神谷百子、
内山詠美子、ボグダン・バカヌ、カテジナ・ミツカたちの録音があります。
モーツァルト少年合唱団も聴きもの。

CCR 62068 \1980
日本語解説付き
神谷百子-Pieces of Peace
村松崇継:(1)満開の木漏れ日、(2)スピリット、(3)光の幻影
竹島悟史:(4)手紙、(5)いちばん好きな椅子、(6)1杯のコーヒー、
(7)あなたへレノン/マッカートニー(菅原拓馬 編):(8)ブラックバード
喜多形寛丈:(9)HATO-OTO(ハトオト)
吉松隆:(10)アトム・ハーツ・クラブ・デュオ
マーク・フォード:(11)ウェリントン
神谷百子(マリンバ)、ボグダン・バカヌ((3)(10)マリンバ)
音楽を通して、何を表現して行きたいか、音楽を通して何が出来るか、を
日々模索する中、近年、作曲家の方々に「何らかの形で Love and Peace
をテーマに取り入れた作品(アレンジ作品でも)」を委嘱させて頂いていま
す。Pieces of Peace と名付けたこのプロジェクトを、今後もライフワー
クとして続けて行き、そこから何か発展させて行くことが出来ればと願っ
ています。(2011年 神谷百子 )

CCR 62049 \1980
(1)内山詠美子:タンカの世界
(2)トーマツ・アーノルド:闇夜の明るい光
(3)三善晃:リップル-ソロマリンバのための
(4)ヴラディーミル・ペトロフ:ミスター・ノーネム
(5)末吉保雄:ミラージュ-ソロマリンバのための
(6)レーンコ:別れの詞
(7)安倍圭子:
ザ・ウェーブ インプレッションズ-マリンバソロと2つのパーカッション
のための
内山詠美子(マリンバ)
マヌエル・ホーフシュテッター、ヴラディーミル・ペトロフ((7)Perc)

CCR 62006 \1980
J.S.バッハ:
(1)マリンバ協奏曲 ハ短調BWV 1060
(2)マリンバ協奏曲 ハ長調BWV 1061
(3)マリンバ協奏曲 ハ短調BWV 1062
ペーター・ザードロ(指揮)
ウェイヴ・カルテット
(ボグダン・バカヌ、内山詠美子、ヴラディーミル・ペトロフ、
クリストフ・ズィーツェン マリンバ)

CCR 62002 \1980
J.S.バッハ:
(1)マリンバ協奏曲 ニ短調BWV1052
(2)マリンバ協奏曲 ニ長調BWV1054
(3)マリンバ協奏曲 ヘ短調BWV1056
ボグダン・バカヌ、カテジナ・ミツカ(マリンバ)
ブカレスト国立放響



<BIS>
BIS SA 1881(SACD-Hybrid) \2500
(SACD Hybrid)
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.48
(1)第34番「おお永遠の炎、おお愛の源よ」BWV34
(2)第117番「讃美と栄光が至高の善にあれ」BWV117
(3)第98番「神がなすのは恵みに満ちた御業」BWV98
(4)第120番「神よ、シオンにて、安らかにあなたを讃美し」BWV120
ハナ・ブラシコヴァ(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、水越啓(Ten)、
ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
[録音:2010年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル]
BCJのカンタータ48巻は、1720年代後半に作られたと推測されるものの、
資料のきちんと現存しない4作品をとりあげています。いずれも祝祭的で
明るく、美しいアリアを含んでいるのが特徴。ブレイズ、ブラシコヴァの
美声をたっぷり堪能できます。鈴木雅明の指揮はますます円熟を深め、
魔術的な凄さとなっています。

BIS SA 1852(SACD-Hybrid) \2500
ブルッフ:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
(2)ロマンス ヘ長調 Op.85(ヴァイオリン版)
(3)弦楽五重奏曲イ短調(遺作)
ワジム・グルズマン(Vn)、
アンドルー・リットン(指)
ベルゲン・フィル、サンディス・シテインベルグス(Vn)、
マキシム・リサーノフ、イルゼ・クリャーヴァ(Va)、
レイニス・ビルズニェクス(Vc)
[録音:2009年10月/グリーグ・ホール(ベルゲン)(1)(2)、9月
/ノルトキルヒェン城(ヴェストファーレン)(3)]
BISから次々と新録音を送り出すグルズマン、最新盤はブルッフ作品集。
甘美な協奏曲第1番をグルズマンならではの陶酔的な演奏で楽しめます。
オリジナルがヴィオラと管弦楽のための「ロマンス」は作曲者自編のヴァ
イオリン版による演奏。さらに遺作の弦楽五重奏曲を話題のヴィオラ奏者
リサーノフやラトヴィアの若手たちと組んだ最強五重奏団で披露。1918年
の作とは思えぬロマンにあふれています。

BIS SA 1749(SACD-Hybrid) \2500
ペーテル・マッテイ:バリトン・アリア集
(1)モーツァルト:
「シャンパンの歌」「半分はこっちへ」-ドン・ジョヴァンニ/
「もう訴訟に勝っただと」-フィガロの結婚/演奏会用アリア
「彼に目を向けたまえ」K.584
(2)チャイコフスキー:「あれがあのタチヤナ」
「あなたは手紙をくれた」-エフゲニー・オネーギン/
「あなたを愛しています」-スペードの女王
(3)ワーグナー:「この貴きまどいを」「夕星の歌」-タンホイザー
(4)グノー:「この土地を去る前に」-ファウスト
(5)ロッシーニ:「私は町のなんでも屋」-セビリャの理髪師
(6)ヴェルディ:「私だよ、カルロ」-ドン・カルロ
(7)ブリテン:「見ろ、船窓から月光が」-ビリー・バッド
ペーテル・マッテイ(Br)、
ローレンス・レネス(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィル
[録音:2008年11月、2009年3月、2010年10月/
ストックホルム・コンサートホール]
1965年生まれ、今日最高のバリトン歌手のひとりペーテル・マッテイ待望
のアリア集。これまでなかったのが不思議で、要望の声が非常多かったと
言われます。すべて得意な作品ばかりですが、もともとモーツァルトで注
目されたマッティのフィガロの伯爵役がさすがに白眉。魅力を存分に堪能
できます。

BIS 1488/90 6枚組 \7140
テレマン:リコーダー音楽大集成
(1)12の幻想曲TWV40:2-13/(2)通奏低音なしの6つのソナタTWV40:101-106
/(3)二重奏曲(ソナタTWV40:107/(4)二重奏による6つのソナTWV40:
118-123/(5)二重奏曲第2巻TWV124-129/(6)通奏低音付8つのソナタ/
(7)通奏低音付2つのソナチネ/(8)リコーダー、ファゴットのための協奏曲
TWV52:F1/(9)2つのリコーダーのための協奏曲TWV52:B1/(10)リコーダー
とヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲TWV52:al/(11)2つのリコーダー
のための協奏曲TWV52:a2/(12)リコーダーとフルートのための協奏曲
TWV52:e1/(13)リコーダーと弦楽のための組曲イ短調TWV55:a2/
(14)リコーダー協奏曲ハ長調TWV51:C1/(15)リコーダー協奏曲ヘ長調
TWV51:F1
クラース・ペーション、ダン・ラウリン(Rec)、
マイケル・マックロー (バロック・ファゴット)、
ペネロペ・エヴィソン (トラヴェルソ)、
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル、
ミーメ・ヤマヒロ・ブリンクマン(Vc)、
オラフ・ラーション(Gamba)、鎌田真由美(チェンバロ)
[録音:1982年‐2008年/スウェーデン]
生前は大バッハやヘンデル以上に人気があったというテレマン。たしかに
人好きするメロディと親しみやすさは独特の魅力と申せましょう。そのテ
レマンが生涯力を注いだリコーダーのための作品を集大成しました。テレ
マンはリコーダーの機能と魅力を熟知しており、いずれも名人芸と心地よ
い響きに満ちたものばかり。演奏はペーションとラウリンというスウェー
デンの名手。このレベルで聴くことができるのは奇跡で、さらに超お買い
得価格もあいまり、各家庭に1セットは備えたいアルバムとなっています。

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