クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-09 No.16-2

2009年09月13日 18時57分19秒 | Weblog
<ABC Classics>
ABC 476 5335 2枚組 \3380
アルカン:短調による12の練習曲Op.39(全曲)
ステファニー・マッカラム(ピアノ)
世紀のスーパー・ヴィルトゥオーソ、アムランの代名詞"アルカン"の「シンフォ
ニー」&「交響曲」を含む超難曲「短調による12の練習曲Op.39」の全曲にオー
ストラリアの女流ピアニスト、ステファニー・マッカラムが堂々の挑戦!
リスト、ウェーバー、ブーレーズ、クセナキス、現代オーストラリアの作曲家な
ど、様々な時代の作品を弾きこなしてきたマッカラム。難曲と対峙できるマッカ
ラムの技巧や音楽性、作品との駆け引きがアルカンの「Op.39」全曲録音という
大きなチャレンジを成功へと導いている。1999年、2004年、2005年の録音。

ABC 982 6976 2枚組 \3380
トランペット協奏曲集 ――
ラヴロック:トランペット協奏曲/トマジ:トランペット協奏曲/マイルズ:トラ
ンペット協奏曲/アルチュニアン:トランペット協奏曲/ベッリーニ:トランペッ
ト協奏曲変ホ長調/ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調/チマローザ(ベン
ジャミン編):オーボエ協奏曲(トランペット版)/フンメル:トランペット協奏曲
ホ長調/ウェーバー:オーボエ小協奏曲ハ長調(トランペット版)/アーバン:幻
想曲と変奏曲
ジェフリー・ペイン(トランペット)、
ジョン・ホプキンス(指揮)、ミヒャエル・ハラース(指揮)、
メルボルン交響楽団
ジェフリー・ペインは、ABCトレーニング・オーケストラ、シドニー響を経て、
1986年にメルボルン響の首席トランペット奏者に就任したオーストラリアを代
表するトランペット奏者の1人。
岩城宏之、オーケストラ・アンサンブル金沢との共演経験も持つペインの協奏
曲集は、トマジ、アルチュニアン、ハイドン、フンメルの王道から、トランペッ
トへのアレンジなど多種多彩。聴き応えも十分!1990年&1996年の録音。

ABC 476 5251 \2250
チューバ協奏曲集 ――
ヴォーン=ウィリアムズ:チューバ協奏曲へ短調/ラヴロック:チューバ協奏曲
/ワイルダー(ローゼンタール編):チューバ組曲第1番/ケニー:チューバ協奏曲
/ダニエルソン:協奏的組曲
ピーター・ウィッシュ=ウィルソン(チューバ)、
デイヴィッド・スタンホープ(指揮)、アデレード交響楽団
1978年からアデレード交響楽団の首席チューバ奏者として活躍しているタスマ
ニア島出身のチューバ奏者ピーター・ウィッシュ=ウィルソンによるチューバ
協奏曲集。
チューバ協奏曲の筆頭ヴォーン=ウィリアムズ、英国から豪州に移住したラヴ
ロック、ご当地アデレードの作曲家ケニーなど5曲の協奏曲をウィッシュ=ウィ
ルソンが熱演!広大な豪州の大地から響く低音の魅力に浸かってみてください。
2001年の録音。

ABC 472 224-2 \2250
ギターのためのソナタ&ファンタジー ――
パガニーニ(グリゴリアン編):カプリース イ短調Op.1-24/ジュリアーニ:大序
曲Op.61/ソル:モーツァルトの魔笛の《なんと美しい音》の主題による変奏曲
Op.9・、グランド・ソロOp.14/ジュリアーニ:ヘンデルの《調子の良い鍛冶屋》
の主題による変奏曲Op.107/ソル:アンクラージュマンOp.34*
スラヴァ・グリゴリアン(ギター)、レオナルド・グリゴリアン(ギター)*
ジョン・ウィリアムスの系譜を継ぐ逸材とも評されるカザフスタン生まれメルボ
ルン育ちのクラシック・ギタリスト、スラヴァ・グリゴリアンのソロ・アルバ
ム。クラシック・ギターには絶対に欠かせないジュリアーニとソル、そしてグ
リゴリアン自身のアレンジによるパガニーニは、偉大なる先人たちへのオマー
ジュとも言えるだろう。2001年&2002年の録音。

ABC 476 6405 3枚組 \4450
J・S・バッハ:6つのパルティータBWV.825-830
ニコラス・パール(チェンバロ)
1989年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールを制覇したオーストラリア生
まれのベテラン・チェンバリスト、ニコラス・パールのバッハ。
1985年のロンドン移住以降、数多くのコンサートやレコーディングで活躍し、
ギルドホール音楽院、メンデルスゾーン音楽演劇大学で教鞭を執ってきたニコ
ラス・パールの経験値は相当のもの。ここではその経験に裏打ちされたバッハ
を聴ける。2002年の録音。

ABC 476 228-0 \2250
ストーリーテラー ――
伝承曲:ストーリーテラー、ズァーラ、レー・ケダ、マカーム・オヴ・ザ・ナイ
ル/タワドロス:フェイミッシュド・フェイス/伝承曲:オリーヴ・ブランチ、
ハルシネイション・オン・ア・ストリング、ハワ・アル・ナハール、ハディド
門/タワドロス:ファラオの夢/伝承曲:楽園の鳥
ジョセフ・タワドロス(ウード)
1983年にエジプトのカイロで生まれオーストラリアへと渡ったアーティスト、
ジョセフ・タワドロスによるウード作品集。
西アジアの中近東諸国では"楽器の女王"と呼ばれるリュート属の楽器ウード。
素朴でありながらもアラブの香りの濃密に漂わせるウードの音色を堪能できる
本格的な録音である。2003年の録音。





<Audiomax>
903 1544-6(SACD-Hybrid) \2850
シューマン:チェロとピアノのための作品全集 ――
アダージョとアレグロOp.70/幻想小曲集Op.73/民謡風の5つの小品Op.102/
3つのロマンスOp.94/おとぎの絵本Op.113
クラウス・シュトルク(チェロ)、アヤ・イシハラ(ピアノ)
名門デトモルト音楽大学で学び、マイナルディとメッツマッハーにチェロを師
事した1928年生まれのドイツの老将クラウス・シュトルク。
決して急がず、また感傷的になりすぎずにゆったりとしたテンポで優しく歌わ
れる懐の深いシューマンは、幾多のステージを踏んできた大ベテランならでは。
シュトルクをそっと引き立てるピアノへの好感度も◎。

707 1541-2 3枚組 \4600
デルツ:作品全集Vol.1 ――
大管弦楽のための《ジャングルにて》Op.6/ピアノ四重奏曲Op.2/管弦楽のた
めの《Die Atmer der Lydia》Op.5/ピアノ協奏曲Op.9/アルバイトリーダー
Op.8/シーゲルOp.3/ピアノのための《シルス》Op.1/弦楽四重奏曲Op.7/
ピアノ独奏、ソプラノ、バス、合唱と管弦楽のための《イスタンブール》Op.14
クリストフ・デルツ(ピアノ)、
マティアス・バーメルト(指揮)、カジミエシュ・コルト(指揮)、
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団、他
スイスの近現代音楽の発展に寄与した音楽家クリストフ・デルツ(1950-1993)の
作品を網羅するシリーズの第1集。
作曲をシュトックハウゼンとフンパートから学んだデルツの作品は、オーケスト
ラで"ジャングル"の風景を表現したその名も「ジャングルにて」など興味深い
ものばかり。1979年-2000年の録音。

703 1545-2 \2300
太陽の歌 ――
ミヒャエル:太陽の歌Op.113/テペル:パストレラ/ドゥダ:太陽の歌Op.49a/
シュリー:Vom Abend zum Morgen Op.62/ブッフホルツ:歌曲集《太陽の歌》
/シュテフェンス:太陽の歌Op.81/シュニーヤー:太陽
トリオ・カントライアーノ〔ブリギッテ・クレイ(ソプラノ)、
エレ・グラウ(フルート)、ギュンター・フリードリッヒ(ピアノ)〕
時代や国、作風という垣根を超えて"鳥"をテーマとした作品集(703 1284-2)を
発表したソプラノ、フルート、ピアノという珍しい編成のアンサンブル、トリ
オ・カントライアーノの今回のテーマは"太陽"。





<Attacca>
ATTACCA 28118 \2300
シャリーノ:フルートのための作品集 ――
J・S・バッハのトッカータとフーガ ニ短調BWV.565(シャリーノによるフルート
編曲版)/Fauno che fischia a un merlo/D'un faune/La perfezione di un
spirito sottile
マリオ・カロリ(フルート)、エルネスティーネ・ストープ(ハープ)、
トモコ・ムカイヤマ(ピアノ)、フランソワーズ・クブラー(ソプラノ)、
クリスティアン・ディエルシュタイン(ベル)
パレルモに生まれた現代イタリアの奇才サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-)の
フルート作品集最大の目玉は、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」の無伴
奏フルート編曲版!
音楽史に輝き続ける大バッハの傑作に、シャリーノのテイストが加えられたフル
ート版「トッカータとフーガ ニ短調」。フルート関係者、シャリーノ・ファン
お見逃しなく!





<Phaedra>
DDD 92059 \2300
In Flanders' Fields Vol.59 - スウェルツ:オラトリオ《神聖なる魂の喜びよ》
アン・デ・ルネス(ソプラノ)、ヤン・カールス(テノール)、
エドモン・サヴニエ(指揮)、レマンス音楽院管弦楽団&合唱団
ルネサンス時代にはフランドル楽派が隆盛を誇ったベルギー・フランドル地方
で生まれた"現在"の音楽を発信する"In Flanders' Fields"。
第59集は、吹奏楽の作曲家として欧米、ここ日本でも人気を博しているピート
・スウェルツ(1960-)の壮大なオラトリオ。「マルコ受難曲」などスウェルツの
宗教作品は現代のフランドルの重要な作品として定評がある。





<Cobra Records>
COBRA 0024 \2300
ロシアン・ジェネレーション1 ――
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.11
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第1番ロ短調Op.50
G・プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第1番
ロイスダール弦楽四重奏曲
1996年に結成されたロイスダール弦楽四重奏曲は、オランダ史上最高の風景画
家と称されるヤーコプ・ファン・ロイスダール(1628/9-1682)の名を冠するオラ
ンダの弦楽四重奏団。
チャイコフスキー、プロコフィエフの名作と並び収録されたガブリエル・プロ
コフィエフ(1975-)の音楽が、若き弦楽四重奏団の存在感とリンクする。





<Cybele>
SACD 160.404(SACD-Hybrid) \2850
ロシア未来派のピアノ作品集Vol.1 ――
オブーホフ:祈り、2つの小品、転化、イコネ、クリエイション・デ・オル
ヴィシネグラツキー:2つの前奏曲、エチュード
プロトポポフ:ソナタ第2番Op.5
オブーホフ:Aimons-nous les uns les autres、La paix pour les reconcilies、
Le Temple est mesure、Adorons Christ
トーマス・ギュンター(ピアノ)
1910年代の荒れ狂う動乱のロシアで生まれ、前衛芸術を掲げた"ロシア未来派"
に属する音楽家たちが創造した"ピアノ作品"の再評価を目指す新シリーズ。
トーマス・ギュンター演奏によって、スターリンの登場による弾圧で歴史の闇
に葬られたオブーホフ、ヴィシネグラツキー、プロトポポフのピアノ作品が確
かに当時のロシア(旧ソ連)に存在していたということが証明される。
全曲世界初録音。

SACD 060.801(SACD-Hybrid) \2850
メデク:オルガン作品集 ――
全質変化のパッサカリア/オルガンのための4つのトーン《b-a-c-h》/バリー
ド・ルスティク・フルート/四季斎日/破れた翼/逆戻りしたパッサカリア
マルティン・シュメディング(オルガン)
ノーノ、シェルヘン、シュトックハウゼンの影響を受けたドイツ、イェナ出身
の作曲家ティロ・メデク(1940-2006)のオルガン作品集。伝統的な手法に則った
作品から、オルガンを電子音楽ように聴かせてしまう作品などメデクの世界は
広い。全曲世界初録音。





<Syrius>
SYR 141421 \2300
J・S・バッハ:オルガン作品集Vol.6 ――
前奏曲とフーガ イ短調BWV.543/コラール《主なる神、われらがもとにあれば》
BWV.258/幻想曲《主なる神、われらがもとにあれば》BWV.1128/さらば別れを
告げんBWV.735/コラール《イエスよ、わが喜び》/幻想曲《イエスよ、わが喜
び》/パストラーレ ヘ長調BWV.590/コラール《愛しきイエスよ、われらはこ
こに》BWV.730/コラール《愛しきイエスよ、われらはここに》BWV.731/
フーガ ト長調/コラール《われらキリストの徒》BWV.710/コラール《わが魂
は主をあがめ》BWV.733/コラール《主なる神よ、われら汝を讃えん》BWV.725
/トッカータとフーガ ヘ長調BWV.540
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
パリのドイツ・ルター派教会のオルガニストを務め、ジャン・アランやブクス
テフーデなど数多くのオルガン作品の録音を手がけてきたドイツ生まれの女流
オルガニスト、ヘルガ・シャウエルテ。
現在進行中のJ・S・バッハ・シリーズの第6集には、2008年4月15日に新発見さ
れた「BWV.1128」を収録。

SYR 141424 \2300
ボッシ:
アントレ・ポンティフィカーレOp.104-1、アヴェ・マリアOp.104-2、オッフェ
ルトリウムOp.104-3、あきらめOp.104-4、贖罪Op.104-5
レスピーギ:前奏曲イ短調、同ニ短調
カポッチ:アンダンテ
ボッシ:演奏会用小品ハ短調Op.130
ドメニコ・セヴェリン(オルガン)
サンテティエンヌ大聖堂のオルガニスト、ドメニコ・セヴェリンによるイタリ
アのオルガン作品シリーズ最新作。
オペラが不動の地位を築いていた19世紀-20世紀のイタリアで、教会のオルガン
のために作品を書き続けた作曲家たちの想いを、ジェノヴァ・インマコラータ
大聖堂のグランド・オルガンが運ぶ。





<BNL>
BNL 112875 \2300
ヘンデル:ヴァイオリンと通奏低音のための《6つのソナタ》 ――
ソナタ ニ短調HWV.359a/同ト長調HWV.358/同ト短調HWV.364/同ト短調HWV.368
/同ヘ長調HWV.370/同ホ長調HWV.373
フレデリク・ペラッシー(ヴァイオリン)、ヴァンサン・ワルニエ(オルガン)
16歳でレコーディング・デビューを果たしたメニューイン・スクールの超優等
生、フレデリク・ペラッシーのヘンデル・アルバム。
伴奏にオルガンを選んだヘンデルのソナタでの豊かで艶やかな音色はやはり神
童ペラッシー。1996年4月の録音。

BNL 112876 \2300
コントラバスのための作品集 ――
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
モルターリ:
ヴァイオリンとコントラバスのための《デュエット・コンチェルタンテ》
ゲンス:スケルツォ
ロッシーニ:チェロとコントラバスのための《二重奏曲》
フィビヒ:詩曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
シュペルガー:ヴィオラとコントラバスのための《ソナタ》
パガニーニ:変奏曲
ダニエル・マリイエ(コントラバス)、ロラン・ピドゥ(チェロ)、
フランソワーズ・グネリ(ヴィオラ)、パトリック・シェミア(ヴァイオリン)、
ガブリエラ・トルマ(ピアノ)
ダニエル・マリイエはパリ・オペラ座管のスーパー・ソリストとして同オーケ
ストラの低弦セクションを支えるフランスのコントラバス奏者。
マリイエのコントラバス、とにかく上手い!低弦楽器の底知れぬ魅力を教えて
くれる貴重な室内楽作品集である。1994年の録音。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 09-09 No.15 | トップ | 09-09 No.16-1 »

Weblog」カテゴリの最新記事