野へ山へ

2004年~

帰省

2015年10月07日 | 日々

所用で千葉へ帰省しました。
用事の合間に思い出の場所を少しだけ歩きました。




よく早朝散歩に来た第一公園は何年経っても変わらないです。
私、そして私の子供達もよく父に連れて来てもらって、登るところを見ててもらった、
ジャングルジム。



庭の柚子は取る人も無くたわわに実っていました。


緑の建物が無くなっていました。


帰省の折には必ずパンを買ったリヨンベールさん

 
たまにしか行かないのに、お店の方が覚えていて下さって、
「こちらでお召し上がりですね?」と。父もよく通ったお店でした。


結局、何だか解らなかった空き地のクレーター


用事も終り、片づけを終えた父のアトリエに夕陽が差し、
もう帰る時間・・・


☆ここ5年くらいの帰省は、常に何らかの心配事を伴っての帰省でした。
それでも、実家に着けば母の「お帰りなさい」にほっとし、
数泊、泊って用事を済ませ、再び母に玄関で見送られ、心残りと共に兵庫へ戻り・・・

街の様子はどんどん違う風景に変わって行きますが、
何と言っても一番寂しいのは実家にはもう誰も居ないことで、もう時は戻らないんだと、
今日、痛切に感じました。

幼い子ども達を連れて賑やかに帰省し、父母や兄が待っていてくれた
あの頃・・・華やかな時代は一瞬でした。
実家の歴史を振り返ると、切ない気持ちに切りは無いですが、
ひとつひとつ終っていくことを自分の中に納めて、いつか思い出に変われば・・・
と思います。

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