野へ山へ

2004年~

△氷ノ山 (戸倉峠ー県境尾根ー三ノ丸ー氷ノ山 往復)

2018年02月19日 | 山行記

△氷ノ山に登りました。


湖面が凍った音水湖
早朝、音水湖カヌークラブ駐車場から展望


戸倉トンネル駐車地


取り付きから冬道を上がり、ヘビ注意標識の場所 旧国道


檜(ヒノキ)巨樹のポイント


間違って林道へ下りてしまった地点
積雪がうねっていてすごい造形でした。


はるか遠くに、白く輝く三ノ丸の尾根が見えました。
見えてからがまだ遠い・・


この雪の下には猛藪があるとは思えない、ヒノキとブナ林の境目が県境。




緩やかな雪原で巨樹を見上げられるのも冬の特権。


ヨガの「ねじれのポーズ」


お尻を突き出している、ねじれの樹


冬桜がだんだん近づいて見えて来ました。


やっと稜線に乗りました。ここから写真が多いですが堪えて下さい。


冬桜に会えました。


ここまでのラッセルの疲れが吹き飛びます!


・・・・・


氷ノ山ブルー


後山方面、宍粟の山々を振り返り、感無量・・


氷ノ山Blue


左に三ノ丸休憩舎、真ん中奥に△氷ノ山山頂、右に△三ノ丸


三ノ丸避難小屋が目の高さに。


振り返ると、山スキーのシュプールが多く見られました。


△氷ノ山三ノ丸 
標柱は「三ノ」より下が雪中でした。


三ノ丸展望櫓
鳥取の海も容易に展望出来ました。


山頂を目指します。






樹氷や霧氷を撮っていたら、尾根を外してしまいました。
大きく張り出した雪庇を下から見上げます。
無雪期にはありえない状況です。深雪を漕いで軌道修正。


北山杉の森に古(いにしえ)の山スキーコース「1」
無雪期には、地上3mの木の上。
今日は私の肩の位置。積雪量が容易に推し量れます。


そろそろ小屋前の人影が確認できる距離。
この後、頂上直下でT科さん(単独)にばったり出会いました。
(今日は山スキーヤ―姿で颯爽としたT科さん、ヤマメ茶屋からの入山だそうです!)


△氷ノ山1509.8m
△一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)


頂上の雪はカリカリで、所々土が見えているのは吹き飛ばされたのでしょうか。


△鉢伏スキー場も鳥取方面も展望が良かったです。
少し休憩して、往路を戻ります。


同じ様な写真・・どうか堪えてください。


風雪の造形 クレーター


雪の造形 成長途中のモンスター


クレーターの中の避難小屋


避難小屋裏口(二階)
二階のドアを開けようとしましたが、取っ手が錆びて開きませんでした。


名残惜しいですが、冬桜にさようなら。


午後の陽が射す静かなブナ林


今日は1、3、42のプレートを見つけました。
最後は尾根を激下りして、無事下山。


2018.2.18(日)
 △氷ノ山
行程:(往復)神戸三田IC=中国自動車道=山崎IC=R29=戸倉トンネル手前P
   ー取り付きーヒノキ巨樹尾根ー林道(ミス)―県境尾根ー△三ノ丸ー△氷ノ山
1/25000地形図:『戸倉峠』『氷ノ山』
山と高原地図:『氷ノ山』
メンバー:夫・自分
☆去年の積雪時、八木さんやお仲間達と初めて辿った県境尾根のルートが素晴らしく、
今シーズンの適期を待っていました。
八木さんが「来年は自分達だけで来なよ、もう解るな?」
とおっしゃって下さったお言葉、今日、果たすことが出来ました。
今年も終日快晴で、冬桜が満開の氷ノ山ブルーは最高に美しかったです。

積雪の県境尾根は、この時季に訪れた人だけへのご褒美に思えます。
夏季には猛藪が人の侵入を拒み、ブナ林や自然林地帯は野生の姿へ戻ります。
厳冬期だけ、踏み入ることが許される山域は、後世まで残しておきたい
大切な場所だと思います。

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