野へ山へ

2004年~

西淡ー北淡ー洲本サイクリング(陸の港 西淡ー道の駅あわじー洲本)

2023年09月02日 | 日々

陸の港西淡から北淡を周り、洲本までサイクリングしました。

GPS軌跡(全体と拡大)
 

2023.8.27(日)
西淡ー北淡ー洲本サイクリング(陸の港 西淡ー道の駅あわじー洲本)🚴
行程:自宅=明石海峡大橋=南あわじ市サイクルステーション(陸の港 西淡)ー北淡ー洲本=(淡路交通バス)=陸の港 西淡=~~往路に同じ~~自宅
地図:淡路島サイクリングマップ
メンバー:夫・自分


南あわじ市サイクルステーション(陸の港 西淡)
今回もここに車をデポし、自転車を組み立てて出発。


南あわじ市は「淡路瓦」が有名です。
欄干のえびす様が出発を応援してくれている様に思えました。


鯛に噛まれる


一昨日までの山とは打って変わって好天!
海も透き通って海底まで見えました。


海岸沿いに走るので、以降、同じ様な風景写真ばかりです、
ご了承下さい。


どんどん北淡を目差します。遥かに見える陸地は明石?赤穂でしょうか。
暑さも相当だったので、水分休憩を何度も取りました。


明石海峡大橋が見えて来ました。やっと北の先端に来たと思うと、
元気が出ました。


道の駅あわじにてお昼休憩を取り、一路洲本を目差します。


いその楽園という公園に寄って休憩。


足となり、良く走ってくれた自転車に感謝。


日陰は少し涼しい風も吹き、ほっとしました。


エメラルドの海に見とれます・・・
海水浴場の海の家はすでに姿無く、秋の風情でした。


要所に解りやすい標識




洲本の街が見えて来ました。
洲本バスターミナル近くの駐輪場に自転車を停め、
淡路交通バスで、車をデポしている陸の港へ移動します。


南あわじ市サイクルステーション(陸の港 西淡)


洲本から繋げてくれたバスです。
便を調べておくと、繋げるのに有効であり、助かりました。

☆アワイチコースを三回に分けて完走しました。
盛夏のサイクリングは暑かったものの、
海岸線を走る風景は終始素晴らしく、
青い空と青い海が目に焼き付いています。
自転車で走ってこその景色にも多く出会え、
この夏の良い思い出になりました。

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三ノ峰ー別山(石徹白登山口ー三ノ峰ー別山 往復)

2023年09月02日 | 山行記

白山山系の山ノ峰ー別山を縦走しました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
一日目

二日目


2023.8.24(木)-25(金)
 石徹白登山口ー三ノ峰ー別山 往復
行程:
(一日目)
自宅=神戸三田IC=(中国自動車道)=(新名神自動車道)=(東海北陸自動車道)=(中部縦貫自動車道)=白鳥IC=石徹白登山口P
ーいとしろ大杉ー神鳩宮避難小屋(かんばたのみやひなんごや)ー銚子ヶ峰ー一ノ峰ー二ノ峰ー三ノ峰避難小屋 泊
(二日目)
三ノ峰避難小屋ー別山ー三ノ峰避難小屋ー~~往路に同じ~~石徹白登山口Pー~~往路に同じ~~自宅
地図:昭文社 山と高原地図『白山』
メンバー:夫・自分
☆兼ねてより辿ってみたかった、石徹白(いとしろ)道を歩き、別山を目差しました。
天候に恵まれない二日間でしたが、季節終盤の花々に間に合いました。
(植物の名前は図鑑を元に記しましたが、誤記など、指摘下されば幸いです。時系列で記録をしたい為、同じ植物が何度も出ますが、ご了承下さい。)


石徹白登山口Pに車を停め、東屋にある登山ポストへ登山届を投函。


白山・美濃禅定道「南縦走路」と書かれた登山口看板


まずは石段が続きました。


樹齢1800年!のいとしろ大杉


ハクサンボウフウ/白山防風(セリ科)


ヤマジノホトトギス/山路の杜鵑草(ユリ科)


ブナ原生林の中を進みます。


熊にかじられた道標
☆三ノ峰-別山間は熊が多く棲息している様です。


イワハゼ/岩黄櫨(ツツジ科)/別名 アカモノ
☆赤い実がたくさん成っていました。


神鳩宮避難小屋を通過


オオカメノキ/大亀の木(スイカヅラ科)


シラタマノキ/白玉の木(ツツジ科)別名 シロモノ
白い実に成っていました。


ミヤマアキノキリンソウ/深山秋の麒麟草(キク科)別名 コガネギク


ミヤマゼンコ/深山前葫(セリ科)


ヨツバヒヨドリ/四葉鵯(キク科)


母御石と言う名の大岩 1748m地点


霧で周囲は真っ白です。


ハクサンアザミ/白山薊(キク科)


銚子ヶ峰 1810.4m 到着


三等三角点
点名:『銚子峯』
標高:1810.39m


オヤマリンドウ/御山竜胆(リンドウ科)


ミヤマコゴメグサ/深山小米草(ゴマハグサ科)


サラシナショウマ/晒菜升麻(キンポウゲ科)


トモエシオガマ/巴塩竃(ゴマノハグサ科)


オヤマリンドウ?
濃い赤紫色のリンドウを見かけましたが、これも
オヤマリンドウと同じでしょうか・・・


シロバナハクサンフウロ/白花白山風露(フウロソウ科)??


オヤマボクチ/雄山火口(キク科)


オヤマボクチ 拡大


一ノ峰 1839m到着


ウメバチソウ/梅鉢草(ユキノシタ科)
☆群生していました。


オトギリソウ/弟切草(オトギリソウ科)の実?


花が終わった後、実になる途中の状態と思いますが、
何の植物か解りません・・
タカネシュロソウ/高嶺棕櫚草(シュロソウ(ユリ)科)
と思われます。(「白山*立山 花ガイド」に掲載あり)


ミヤマダイモンジソウ/深山大文字草(ユキノシタ科)


タカネマツムシソウ/高嶺松虫草(マツムシソウ科)
☆この花に会うと「この夏も高山に来れた・・」と実感する、
花です。


二ノ峰 1962.3m 登頂・・・福井県最高峰です!
☆三角点は、後方の濃密な薮の中で到達出来ません。
念のための記述です:
三等三角点
点名:『二ノ峯』
標高:1962.30m


空に夕焼けが広がり、お天気の兆し?と思いきや、
再び霧雨になりました。


三ノ峰避難小屋到着。
☆兼ねてより泊まってみたかった小屋でした。
夜はとても寒く、ダウンジャケットを着てダウンのシュラフにて爆睡。

25日(金)

残念ながら本日も朝から霧雨&風。
荷物を小屋にデポして、別山を目差しました。


避難小屋から三ノ峰までは腰くらいの笹薮を漕ぎました。


三ノ峰 2128m 登頂。


三ノ峰からはきれいに刈り払われておりました。
整備して下さってありがとうございます。大感謝です。


ゴマナ/胡麻菜(キク科)??


ヤマハハコ/山母子(キク科)


ゴゼンタチバナ/御前橘(ミズキ科)
☆今夏は白いお花の時季に訪れることが出来ませんでした。
既に赤い実になっていました。


イワショウブ/岩菖蒲(チシマゼキショウ科)


ミヤマコゴメグサ/深山小米草(ゴマハグサ科)


ガンコウラン/岩高蘭(ツツジ科)


カライトソウ/唐糸草(バラ科)
☆終盤ですね・・


ハクサンフウロ/白山風露(フウロソウ科)
☆「風露」の名の通り、霧に濡れ、風に揺れていました。


タテヤマウツボグサ/立山靭草(シソ科)


別山平
ガスで周囲の眺望は得られませんでした。


ウラジロナナカマド/裏白七竈(バラ科)or
タカネナナカマド/高嶺七竈(バラ科)??


ミヤマトウキ/深山当帰(セリ科)?


ハクサンフウロ/白山風露(フウロソウ科)
露に濡れている風情が、「風露」という名をしっくりさせます。


別山のピークが目前に・・


ミヤマホツツジ/深山穂躑躅(ツツジ科)
☆つつじは漢字ではなかなか書けない難しい字ですね・・
変換してくれればこそ、の難字です・・・


オヤマリンドウ?


シラタマノキ/白玉の木(ツツジ科)の実


ウラジロナナカマド/裏白七竈(バラ科)
☆実が上に向かって付いているので、これはウラジロの方でしょうか・・
竈・・・という漢字も実際に筆記したことはありません・・


マツムシソウに止まっているハチ


別山神社に到着


別山 2399m登頂!
2020年の9月に来て以来の登頂でした。
今日はガスで眺望無しです。


二等三角点
点名:『別山』(ベツサン)
標高:2399。31m


待てど霧は晴れず。往路を引き返します。


シナノオトギリ/信濃弟切(オトギリソウ科)


ヒョウモンエダシャクという蝶でしょうか??


ガンコウラン/岩高蘭(ツツジ科)
黒い実が成っていました。


晴れていれば素晴らしい眺望の笹尾根・・・残念至極です。


タテヤマウツボグサ/立山靭草(シソ科)
☆鮮やかな紫色が映えていました。


三ノ峰避難小屋に戻りました。
荷物をまとめて下山します。


ヤマハハコ/山母子(キク科)


足元に巨大なカタツムリが。
カネゴンを彷彿します。


タカネナデシコ/高嶺撫子(ナデシコ科)
ナデシコも早、終盤の趣です・・


カンチコウゾリナ/寒地髪剃菜(キク科)
☆『名は剛毛の生える茎をカミソリに見立てたもの(牧野)』
(図鑑 「白山花ガイド」より)


ミヤマキンポウゲ/深山金鳳花


ノリウツギ/糊空木(ユキノシタ科)
☆『名は樹皮から和紙を作るときに使う糊を採ったことによる。』
(図鑑「白山花ガイド」より)


ミヤマアキノキリンソウ/深山秋の麒麟草(キク科)


ツルリンドウ/蔓竜胆(リンドウ科)のつぼみ


クロバナヒキオコシ/黒花引き起こし(シソ科)
☆黒っぽい小さな花が付いていました。


近寄ってみると、濃い紫色の花でした。


ハクサンカメバヒキオコシの花と似ている感じでした。


オヤマリンドウの群落

再び銚子ヶ峰まで戻り、
水を飲んでいる時、水ポリ(水筒)の水に何かを発見!


水の中にヒルらしき者が。5mmほど。


ご丁寧に糞(フン)らしきモノを出しています。


昨日、沢で汲んだ水に入り込んでいた様です。
よく見ると、シーモンキー??の様な微生物?も
泳いでいました。
水ポリの水を見ずに二日間、飲んでいたとは。
雨後の沢の水は濾して飲むべきでした・・・


茎に大きな毛虫が付いている?と寄ってみると、
寄生バチにやられた毛虫の亡骸でした。
繭からはすっかり蜂が巣立った跡でした。
過去に森で見た時の記録


やっと青空が。


青空の下で眺める御母石


ミズキ/水木(ミズキ科)の実


ヨツバヒヨドリ/四葉鵯(キク科)


銚子ヶ峰?の稜線を振り返ると、今になって青空が・・


岩の上に大きな黄色いナメクジが居ました。
目が黒くて、なかなか可愛い配色です。


陽が差すブナ林


これは?・・と寄ると、ヤマジノホトトギスの花が閉じた状態でした。
夕方近くになると早い店じまいの様です。


下山する頃晴れて来る、と。


無事に下山。


駐車場に着くと、アスファルトの中から
ゲンノショウコ/現の証拠(フウロソウ科)が果敢に
咲いていました。


ゲンノショウコも可愛い花ですね・・・

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ひと夏に一度は訪れたいと思っている白山山系、
遅まきながら訪れました。
今年は花の開花が例年より早いと聞いた通り。
山は既に秋の風情でした。
ふと記録を振り返ると、3年前の9月後半はまだ
多くの花が咲いていた様です。

(調べに使用したガイドブック)

☆白山山系に特化した二冊、そして高山植物のポケット図鑑も
大変ありがたい一冊です。

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