野へ山へ

2004年~

引原ダム放流見学

2022年05月10日 | 日々

三久安山登山の帰途、引原ダム(音水湖)の放流を見学しました。


(ダム下の公園から)
初体験の当ダム放流は想像以上にダイナミックでした。
すごいしぶきが空中に舞って、衣服がびしょびしょに。


水平に噴き出す勢いが!!


下の滝つぼ?は透明緑色のゼリーの様で。


今度は虹も一緒に捉えて。


ムラサキケマンもしぶきを浴びて瑞々しいです。


右に左に行ったり来たりしてウロコ状の滝のベール?に見とれます・・・


落ち込みの最後部分と虹
いつまでも見ていたい、素晴らしい放流のドラマでしたが、
ダムを後に再び帰途に就きました。

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△三久安山

2022年05月10日 | 山行記

「北尾根」というルートで△三久安山(さんきゅうあんざん)(宍粟50名山)に登りました。

GPS軌跡(二度クリックで二回拡大されます。)


2022.5.5(木)
 △三久安山
行程:(往復)自宅=神戸三田IC=(中国道)=R29=国道521=通行止めゲートー藤無山登山口ー取付きー(北尾根)ー△三久安山
1/25000地形図:『戸倉峠』『音水湖』
メンバー:夫・自分


ゲートの手前に車を停めました。


藤無山の登山口標柱の前を通りました。


取付き地点から見晴らしの良い尾根に上がると、
目の前に三久安山が見えました。


雪に押圧された後の地面は、枯草がぺちゃんこで歩きやすかったです。


四等三角点
標高:982.51m
点名:『阿舎利』(あじゃり)


山肌の緑の濃淡がパッチワークの様。


北側の開けた場所からは、少しだけ雪が残った氷ノ山の雄姿が!


ブナが現れ始めた・・・と思うと、次々に巨樹が待っており、
わああ!と歓声を上げました。


斜面もブナの新緑で覆われ、「流浪の民」の歌の様です。


ああ、これが兵庫県下でも貴重な、広大なブナ林なのか・・・
と、ただただ感心します。


とは言え私の下手写真では表現出来ない、
百聞は一見に如かず。


太いブナがどーんどーんと存在感・・・
圧巻でした。


素晴らしい、のひと言です。


新緑を透かした光


リョウブの新芽


コミネカエデの翼果


支尾根も多いので、地図を見ながら進みました。


うろも必然的に大きい。


アップダウンを繰り返し、そろそろ・・・


山頂標柱の裏側から到着。


△三久安山 1123mに登頂。
三等三角点
標高:1123.13m
点名:『小原』(おばら)
☆過日、ガイドクラブ5班の担当山の整備、
1座目が三久安山で行われましたが、
私ごと、四十九日法要の為、欠席でした。m(__)m
今回、別ルートながら登頂し、僅かですが安堵しました。


開けた場所から、隣に△藤無山が。


ホオノキ(モクレン科)の新芽


いつまでも居たい山頂を辞し、往路を戻ります。


贅沢なブナ林をしっかり目に留めて。


今度は季節を変えて来てみたいです。


でも来年の新緑の頃もまた来ようと思います。


千町の山々も一望。


アンテナ群の山頂、△暁晴山も。


これがカラマツの幼木ですね。


ウリハダカエデの新葉も明るく瑞々しいです。


午後の陽差す道を戻ります。


崩落地を経てPへ。

(写した花など)

キランソウ(シソ科)


ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科)の穂先に新芽


オオカメノキ(レンプクソウ科)


ユキザサ(ユリ科)のつぼみ


ツクバネソウ(ユリ科)


チゴユリ(ユリ科)


ボタンネコノメソウ(ユキノシタ科)


フデリンドウ(リンドウ科)


ヒトリシズカ(センリョウ科)


ヤマルリソウ(ムラサキ科)

☆山の先輩Kさんより以前から推薦されていた三久安山の
「北尾根」を訪れてみました。
最高の季節、好天の下、身体いっぱいブナ新緑を浴び、
本当に良かったです。宍粟の山はまだまだ知らない場所が
多く、魅力に溢れていることを実感しました。

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今日はいやに小石が入る・・と思ったら、破れていました。
先日はコハゼが一つ取れていたし、底の金ピンもすっかり
丸くなって、そろそろ替え時です。

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