だるま大臣の巨像がビルに張り付く。どう見ても怒っている。
道頓堀の惨状に怒り心頭なのだ。大魔神のように夜な夜な寝静まった
ミナミに現れ、よからぬ有象無象を踏み潰してもらいたい。
だるまは極楽商店街屈指の繁盛店だったが、この9月で撤退。
道頓堀浜側に今月、新店を出した。
報道のように3月で極楽商店街が閉店となる運び。
角座、中座もダメ、東映も閉館、くいだおれに継いで、ここも・・・。
大阪の顔といいながら無策すぎる。個々の店に任せた結果、
こんなことになった。無法地帯の駐輪もとっとと無くすべし。
そのだるまのプレオープンへ。
新しき店は気持ちがよろしい。
串カツの揚がり具合は変わらず。
一番上は紅生姜。これがなけりゃ大阪の串カツちゃう。
どて焼き。かなりシャバシャバなタイプ。ぶわっと一味をかける。
この夏、民主小沢一郎がボクの目の前で続けて2杯、たいらげた。
う~む、食の片寄りが今回の体の不調を招いたか・・・
何がなくとも屈強な体がないと一国の総理は務まりますまい。
願う近日復活。
二階の個室からは道頓堀が見下ろせる。
そもそもは川側が玄関口。船で到着した旦さんや御寮人さんは
芝居茶屋にあがり、一服してやおら向かいの芝居小屋へ向かった。
水辺がもっと賑やかになってほしい。
D社の観覧車はどっちゃでもいいが。
本当は「今井」さんや「たこ梅」さんたちと足並みを揃えて、大人の街だった道頓堀を取り戻す方に力を注いでもらいたいが、
現状を見るとそんなことも言ってられない。なんでもやってみなはれ。
「くいだおれ太郎が芸能界デビュー」など笑止千万、鼻白むニュースが
報道で流れる太平楽な大阪である。あっと言わせてやれだ。
ただただスクラップ&ビルドではなく、道頓堀に出るだけの哲学がいるのだろう。大阪をどうしたいかという精神的な統一感が必要な気がするのだが。
まあいいだろう。せいだい暴れたんなはれ。
このカオスの中から、新たな道頓堀が形成されるのを期待して。
道頓堀だるま 中央区道頓堀浜側 大だこの近く
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